サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

New Year's resolution 失敗の理由

2013年01月31日 | その他

アメリカ人の半分の人がNew Year's resolutionを新年に誓うそうですが
88%の人は失敗してしまうという記事を読みました。
なぜせっかく立てた決意が崩れてしまうのでしょうか?
"When you set new year's resolution, an enormous amount of will power is required.
Your brain simply can't handle."
大きな目標を掲げるのは気分のよいものですがトレーニングなしに重いバーベルを持ち上げるようなものだと書いてありました。
私としては心当たりがありますし大変納得しました。will powerと筋力のない私の心身!
その割に望みは大きい。下手をするとresolutionを考えただけで終わってしまっている年もありました。

さて解決法です。

① Pick only one resolution. Let go of everything else.
② Take a baby steps. Make it a tiny and simplest task.
③ Tell others or write it down.
④ Focus on the carrot not the stick.ごほうびを用意

このアドバイスを参考に今年はあまり欲張らずにtime manegementをしようと思います。

New Year's resolution 2013

2013年01月27日 | その他

2013年がスタートして間もなくひと月。
今年は時間の使い方を意識してみようと思います。
あれもやらなくてはこれもやりたいし・・と時間があっという間に過ぎていきます。

今年一本目の映画"Iranian Cook Book"の中で女性が「昼食を作ったと思ったら次は夕食の準備、
休む時間は一時間ぐらいしかない。」と語っていました。
これは遠い国の話なのでしょうか?家にいると時間があっという間に過ぎます。

Mary Westmacottの小説では完璧な主婦を自認しているイギリス人の女主人公の姿と生き方が
目に浮かぶように描かれていました。家の切り盛りをしながら
地域の理事や名誉職をこなし、客を家に招き、ガーデニングにも励む。ホッとできるのは夕食前の15分。
"I'm a very busy woman in a small way."
それなりに自分は結構忙しいのだということを簡単な英語ですとんと表現していました。
(この小説はまた別の時にご紹介します。)

国は違っても時代は違っても女性というのは忙しいのだ、私だけではない。
もやもやとした気持ちをここひと月持ち続けていました。
そしておととい、ふと空いた時間に手に取った本"Finding Time"(Paula Peisner Coxe)が
前書きのところで引用した文に私はとても納得しました。
”仕事や持ち物や会わなければならない人が多すぎるのである。
やりがいがある仕事や面白い人や貴重な持ち物が多すぎる。
なぜならつまらないことではなくて、貴重なことも我々の生活の邪魔をするからである。
~海からの贈り物 リンドバーグ夫人~”
やらなくてはならないことに追われてストレスを感じるのならわかるのですが
やりたいことやおもしろいことが日々の生活の邪魔をしているということなのです。
本や映画だけをとってもあれも観たい、これも読みたい。
現在「下町ロケット」をわくわくしながら読んでいますが次の私の課題図書が決まりました。
"Wisdom from Gift from the Sea" Anne Morrow Lindberg
またひとつやりたいことが増えてしまいました。




My Snowman

2013年01月26日 | その他
2週間前に降った雪で作ったsnowman
雪かきのつもりが途中から雪遊びに・・バルコニーの雪をわきに寄せながら久しぶりに雪だるまを
作りました。頭はお茶の葉、目とボタンはお茶の実で。毎年冬に花が咲きます。

ドキュメンタリー映画 Iranian Cookbook

2013年01月08日 | 映画
2013年巳年がスタートしました
今年も宜しくお願いいたします。

冬休みは映画を二本観ました。まずミュージカル映画"Les Miserables"。
ダイナミックな撮影と出演者の歌のうまさと迫真の演技、
舞台だけで表せないロケ地を使った作り・・
しかしながらある種の違和感を感じました。この作品は子供時代にまず本で読んで、
大人になってミュージカルを観てというように自分なりの世界観が出来上がっているせいでしょうか。
それでも『I dreamed a dream~夢破れて~』を聞くとぐっときてしまうのですが。


次の映画はイランのドキュメンタリーフィルム"Iranian Cookbook"
タイトルを見るとイラン料理が習えるような雰囲気なのですが決して料理の映画ではありません。
また”キッチンにはいつだって笑いと涙というスパイスがあった・・”というように日本では紹介
されていますが本題は??
監督(男性)の周りの女性たち7人(妻、妹、母親、義理の母、友人)がそれぞれの台所で
料理を作っている姿が延々と描かれています。シルワーニ監督は何を描きたかったのか、私の疑問は
その一点でした。徐々に後半になるにつれて本当のテーマが顔をのぞかせてきます。
"Though proper recipes are lacking, helmer Mohammed Shirvani ("Navel") offers enough food for thought in his docu "Iranian Cookbook,"
(ちゃんとした料理のレシピはこの映画にはでてこないが
考える糧を監督は我々に提供している)と書いている海外の評を読み大変納得しています。
一つだけいえることはイラン料理というのは大変時間と手間がかかるのです。
家事から解放されたいお正月に見るのはあまりお勧めできませんが,
映画を観た方と是非ああでもないこうでもないとおしゃべりしたい一本です。
ご覧になった方は声をかけてくださいね~。

Produced, directed, written by Mohammed Shirvani.
With: Mohammed Shirvani.