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サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

アメリカ 11月  大統領選が終わって

2016年11月20日 | 海外から
所用のためニューヨークとボストンに行っていた娘が帰ってきました。
お土産はチーズと雑誌二冊。
一つは"The Economist"もちろんTrump氏の特集です。


上の風刺画はジグソーパズルのピースと平和のピースをかけています。
下はトランプが" Give your new boss a kiss." とあいさつを促していますが自由の女神が"This is going to be a long four years for all of us."と心の中でつぶやいています。ニューヨークの大学では学生たちが選挙結果に大変動揺しているので一部授業が休講になったクラスもあったと娘から聞きました。


二冊目の雑誌は"The Cooking" のホリデイ特集号です。日本の街ははもういきなりクリスマスデコレーションになってしまっていますがあちらはThanks Giving(感謝祭)です。11月の第四木曜日、今年は24日です。家族が集まりますので家の主は腕をふるってディナーの用意です。一冊まるまるアペタイザー、メインの肉料理、サイドディッシュ、スープやサラダ、デザートまで組まれていました。試してみたいレシピがたくさんありました。みなさんにはメインのターキーとそれを切り分けてお皿に並べたものをご紹介しますね。

 

Happy Easter !

2016年03月27日 | 海外から
今日はEaster Sunday でした。
街がグリーンに染まるSt. Patrick's Dayに続いて復活祭。春そのものの祭日です。昔の私のNYの生け花の先生はこの時期になると花の値段が上がるとよくこぼしていました。特に白い百合の花(鉄砲百合)はEaster lily と呼ばれアレンジに欠かせない大切な花でした。



あちらの知り合いからHappy Easterのe-cardが送られてきました。野兎がラッパ水仙いっぱいの野原を駆け巡り、羊さんたちの奥に牧歌的なコテージやお城が広がるという短い動画が目を楽しませてくれます。e-cardは気軽に送れてとてもいいアイデアだと思います。音楽もBGMとして聞こえてくるのですが親切なことにフルバージョンがアップロードできるようになっているのです。モーツアルトの亡くなる数か月前に作曲されたレクイエム"Ave Verum Corpus"という厳かな曲でした。どこかできたことがあるというメロディです。やはり復活祭は宗教的行事なのですね。娘のほうはエッグハントやホットクロスバン(パン)などの楽しくおいしい思い出がたくさん残っているようです。

Kasagi ~3.11~

2016年03月08日 | 海外から
間もなくあの震災から五年を迎えます。外国の友人からある写真と記事が送られてきました。写真を見てもKasagiと言われてもなんのことか私はわかりませんでしたが、"nice American Embassy story" といわれ目を通しました。とても感動的な話でした。(アメリカ大使館から出ている記事でした)

Nearly five years have passed since the Tohoku region of Japan was hit by a massive earthquake and tsunami. Although the disaster brought great hardship and pain to innumerable people, it also produced many stories that demonstrate the depth of the human connection. These include the story of two kasagi (wooden crossbeams on torii gates that mark the entrance to Shinto shrines) that were returned to Japan last October. Behind the return of the kasagi lies a compelling account of the powerful support given to the victims of the disaster by scores of people who were not directly affected.
(東日本大震災から間もなく5年。この未曾有の災害で多くの人々がさまざまな困難や悲しみを経験する一方、震災からは人間味あふれるドラマも生まれた。昨年10月に日本に戻ってきた2基の笠木(神社などの鳥居の上部に据えられる横木)もそのひとつだ。笠木返還の裏には、震災の被害を受けていない多くの人たちが、被災者をどれだけ思いやっているかがひしひしと感じられる物語があった。)

実はこの漂流物は2013年3月22日アメリカのオレゴン州に漂着したのです。
it must have been something that “had real meaning to the people of Japan.” 日本の人たちにとって大切なものに違いないと思ったそうです。
現地の人たちの努力と熱意によってこれが青森県の八戸の厳島神社の鳥居の笠木であることが分かったのです。

そして長い時を経て昨年の10月についに日本に帰国しました。

今年の4月に厳島神社に戻るということです。

A Happy New Year !! 春節  つづき

2016年02月16日 | 海外から
前回の" What is this object ?" クイズの答えでした。
そうです、pillow でした。実際に高貴な人が休む折に使用されていたのでしょうか?髪型を崩さないようにするためには高さのある枕が必要だったことと思いますが、1000年以上も前にこれだけ装飾的なものを作る技には" my hat off !" (脱帽!寝るときですから当然ですね!)
ついでに他の美しい枕の写真もどうぞ。





~上海博物館所蔵~
嬉しいことに写真OKでした。

A Happy New Year !! 春節

2016年02月13日 | 海外から
おめでたいことは何度あってもいいですね。
春節直前の上海に行ってきました。
あちらの派手で華やかな飾り付けの写真です。
 

赤や黄色、金色が街中にあふれていました。生粋の上海人の友人にこの地の新旧、普段の市井の人の行くところからお忍びで行くところまで見せてもらいました。残念ながら空気の汚染問題があるので今年からはお正月の風物詩となっている爆竹は禁止となったようです。
新しいそして超高層ビルの立ち並ぶ上海もよかったのですが古い町並み、古い建物などに魅かれました。
特に数百年から千年以上も前の焼き物や美術工芸品を見るといかに素晴らしい技術があったのか感心してしまいます。
最後になりましたが、一番上のものはなんでしょうか?
ヒント:道具です。現代の我々も毎日使います。答えは明日!