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サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

イギリスだより   What is this ?

2017年02月22日 | 
これはなんでしょうか?

名前が"stress sheep"
オックスフォード大学、ジーザスカレッジの由緒正しい羊なのです。
カレッジの中でカレンダーやマグなどとともに売られていました。ストレスボールのようなもので握るととってもソフト。



連れがこのカレッジの卒業生ということで中に入れてもらいました。クリスマスの一週間前でしたが大学はすでに休暇。学生が生活している場所はまさにハリーポッターをイメージしてもらえばよいかと思います。教会や長いダイニングルーム、ドミトリー、、ジーザスカレッジの創立者はウェールズ人ということなのですがエリザベス女王の肖像のほうがはるかに大きい。
横の写真はダイニングテーブルでの一人用のセットです。休暇中のため4人分の用意がセットされていました。

 

着物、ハムレット、スカル、、、その③ オフィーリア

2016年07月02日 | 
図らずもイギリスのEU離脱問題で背景やこれからどうなるかについて関心の多い方多いと思います。EUの理念と現実の諸問題とのギャップ、イギリス人の不満指数が一定数を超えてしまったことなど、複雑な要因が少しづつテレビや新聞を通してわかってきましたが交渉も簡単にはいかないことと思います。長い期間、国際間のリスク問題を扱ってきたイギリス人からこういう状況は初めてではなく、ヘンリー八世のイギリスチューダー朝にも似たことがあったという話を聞きました。

さて先月、後から触れるということで一言書いてないことがありました。三輪さんの”シェイクスピアの戯曲で使われている言葉が面白い、英語がわかるともっと面白い。”というお話が面白かったのです。

*" To be, or not to be"について

「生きるべきか、死ぬべきか。」という訳があまりにも有名ですが、彼女は別の訳もいろいろ紹介してくれました。その中ですとんと納得できたのが「現状維持か否か。」目からうろこが落ちました。

*オフィーリアについて

ハムレットに拒絶され、父も殺され、気がふれたオフィーリアは花輪を作り小川で溺死してしまいます。その時の花というのが、 buttercup(キンポウゲ)、nettle(イラクサ)、daisy(ひなぎく)、、、キンポウゲは毒性のある植物、イラクサはとげがあり、このような草で花輪を作ったら手は傷で血だらけになってしまうことでしょう。
原文ではハムレットの母、ガートルードは彼女のことをcreatureと呼んでいます。単なる生き物という意味ではなく元々は、怖い不気味な生き物という意味だったそうです。

などなど、今までのイメージと異なることを教えてもらいました。

*上のミレイの絵をモチーフにした広告記事を宝島社が一月に出したのをご存知ですか?樹木希林さんがオフィーリアになっているのです。お正月、知人に教えてもらい感動しました。この広告は大変話題になりなんと広告賞もとったということです。ご興味のある方はぜひ下の記事をご覧ください。宝島社のセンスに脱帽です。

Withnewsより
http://withnews.jp/article/f0160227001qq000000000000000W00o0601qq000013059A





バラ ふたたび登場

2016年05月10日 | 
日曜日は母の日でした。恐ろしいことに昨年とおととしプレゼントしたことをいつの間にか逆に勘違いしてしてしまいました。終わったことなのでいいのですがちょっと情けない。母の記憶の方が正しかったのです。これは喜ばしいことでもあります。
さてこのバラの花束は娘から私へのプレゼント。お花屋さんで用途に合わせ花を選びながら花束を作ってもらうひと時というのはとても幸せなひと時です。ありがとうと言ったら娘もお花屋さんでとても楽しかったということ。

さてもう一つの小さなバラの花束。

これは先日私のNYの親戚が渋谷(元ジャンジャンがあったところ)で演奏会をした時に渡したバラです。濃いピンクと薄いピンクの花びらが面白いと思いました。彼女はとても個性の強い人で意見をしっかり持った女性。考えが私と違うことが多いのですがそこがまた私にとっては刺激的なのです。ただこんなことがありました。お能の話をしているときにDonald Keeneのことを言うと彼女が彼はもう亡くなったというのです。彼らが教えている大学も同じですしあまりにも断定的にいうのです。でもこれは調べればわかることなのでのちほどチェックしたらやはり生存しています。よかった!私の尊敬するキーン先生。もしものことがあったら日本中で大ニュースです。彼女に伝えるとメールがすぐきました。
"I stand corrected. I apologize." 間違いを認めるわ, ごめんなさい。
さっぱりしているところがまたいいかな。
 

今年のバラ・・・How therapeutic !!

2016年05月07日 | 
ゴールデンウィークはいかがだったでしょうか?

出かけるもよし、家にいるのもよし、いつものことながら遠出はせず比較的地元で過ごしました。結果、コンサートやオペラ4回、お客様2回、お呼ばれ2回,食事会3回と結局楽しくもぎゅうぎゅう詰めのGWになりました。しかしながら庭の手入れと家の片づけには理想の天候が続きましたので私としてはこちらも珍しく欲張り働いたGWだったのではないか思います。

ガーデニング
植物とはこちらの気持ちに応えてくれるものですね。昨年はバラの花があまりにも小さかったので今年は冬から剪定や肥料など多少手入れをしました。するとちゃんと咲いてくれるではありませんか!
 
知人がバラや自然などの切手をカテゴリー別に整理しているときに"therapeutic" (helping you to relax, リラックス効果のある、治癒力のある)という言葉を使っていました。私の場合はまさにガーデニングはこの言葉に当てはまります。読書や映画なども好きなことなのですがこの時は頭や心が絶えず動いているのですが植物に接しているときは心が無心になっている感じがします。同じ好きなことでも全然違います。(女性の場合は運動とガーデニングが頭の健康維持によいということでした。ちょっと不思議)


Wagtail とは? 桜と鶺鴒(せきれい)

2016年04月14日 | 
今年のお花見はいかがでしたか?
私はあまり遠くへは行かず電車や車で行ける範囲のところで楽しみました。
あっという間に4月の2週間が過ぎてしまいました。

この写真はニケ領用水で散り始めた桜を見ていたら鶺鴒がいたのでかわいくて撮ったものです。写真好きの外国の友人に桜の写真を送ったところ、"wagtail"だといって返事が返ってきました。犬が尻尾を振るのを"The dog wags its tail."といいますが、なるほど、この鳥は尾を上下に振るのでこの名前がついたということでした。ストレートな意味ですね。それに比べて鶺鴒の漢字のなんと難しいことでしょう。