庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

施政方針演説

2007-01-21 12:20:05 | Weblog
26日から始まる通常国会での安部総理の「施政方針演説」の骨子が決定した。方針演説で総理は教育再生を最重要・重点課題とするらしい。生徒達の学力向上に向け「ゆとり教育」の見直し、教育委員会の抜本改革を提言するという。
また、社保庁の廃止・解体等を進めるという。
外交問題では北朝鮮問題にも積極的に取り組むという。
安部総理が提言している「美しい国、日本」の実現を図りたいという意識なのだろう。美しい国、日本で思い出すことは、経団連・御手洗会長の提言する「希望の国、日本」いわゆる御手洗ビジョンと表現も内容も似ているということである。
安部総理は「格差是正」にも取り組むというが、安部総理の「美しい国、日本」も御手洗会長の「希望の国、日本」も格差は拡大することはあっても、格差是正となることはないだろう。一部の経営者のみ『わが世の春』を享受し、われわれ一般国民は、相変わらず苦しい生活が続くだろう。
この状況を打破するためにも、今夏の参議院選挙は重要であると思う。