KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★アメリカンごはんとイタリアンごはん

2020年09月14日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
アメリカンごはんの「ホットドック」は 
庭のグリルで。  
ジャーマンデリで作っている
ドイツ風のソーセージをパリッと焼いて。








付け合わせは、ザワークラウト、
ポテトサラダと甘いビーンズ。
それからポテトチップス。

これぞアメリカンを代表するスタイル。






ここに来て、グリルしない日が
48時間もあるなんて、耐えられないよ。

BBQ担当のリオが言う。






なにか表で焼くものない?と
毎日でも使いたくてウズウズしている。

夏の名残の陽射しの中、
パラソルを広げてパティオでランチ♪



そして、日曜日のイタリアンごはんは
ジョニー担当。







朝からハーベストフェストに行き、
帰ってからフットボール、バスケットボール、
全米オープンの男子決勝戦とテレビ観戦が忙しく、
時間が押したので生パスタはまた次回のお楽しみに。

熱狂的にスポーツを観るのが
老いも若きもアメリカン男子たちの
ライフワーク。

コロナで延期になっていたり
一時中断されていたのが
次々と開催されて、ここにベースボールと
アイスホッケーが加わり 

このところダンゴ状態で
ゲームが行われるので、毎日忙しい。

こんなコトは今まで一度もなかったんだよ。

いつもなら時期をずらしてシーズンが
始まるからのんびり観られたのに…と
ぶつぶつ言いながら、待ちに待った試合が
ようやく再開されて嬉しそう。

一瞬でも見逃したくないから、
チャンネルを変えるのにも忙しそうだ。

男子たちはテレビの前に座って夢中。

日曜日の夜のディナーは、
最初からこれを作ると言っていた通り

トラディショナルなボロニェーゼ。






牛ひき肉と仔牛肉を使い、スープストックもビーフを。

それからセロリやタマネギ、キャロットの
みじん切りをじっくりと煮込むこと数時間。

もちろんテレビを観ながら。
最後にミルクを入れて柔らかな味に
仕上げるのがポイントなんだそう。

それから、ペンネ。

このペンネはイタリア産で
この地域で作られたものしか
このマークは与えられないんだ!と
熱く語るジョニー。

ワインもChianti (キャンティ?…
でもイタリア語ではなんか違う発音だった、チアンテみたいな?)と

呼ばれるのはこの産地のだけなんだよ、とこだわりを教えてくれる。






そのひとつひとつの物語がもうすでに、
美味しさに加わっていく。

グランマが使っていたという
淡く優しい黄色のポッテリとした大皿に たっぷりと盛られたボロニェーゼのペンネ。

テーブルにはこれだけ。






あれこれと華やかに最初に並べていく
日本の食卓とは正反対なシンプルさ。

ひと口食べただけで、予想をはるかに超越した味に
思わず絶叫してしまった。

見た目からは、そして写真からは
想像できないおいしさで驚いた。






ミートソースとはまったくの別物。
トマト味のソースではない。

ビーフストックを使って煮込んでいるから
スープがほんのり、でも
スープパスタともまったく違う。

そして、ペンネがモチモチ♪

中にミートが入り込み
これまた絶妙なコンビネーション。

また思わず言っちゃった。
そのへんのイタリアンレストランにはもう行けない〜、と。

そのあと、サラダ、コーヒーゼリーと続くサンデーディナー。

あぁ、みんなで日本に行くのが 
楽しみだよ。と言うリオ。

イタリアンごはんも、
ウチの家族に作ってもらいたい!

もちろん。ジョニーに作ってもらおう!

3人とも本当に料理上手だけれど、
一番手となる代表選手はジョニーになるらしい。

なら、ウチの代表選手には料理の腕前が
ピカイチな妹Midori を出すよ〜

スポーツのような日伊米の料理“対決”ならぬ 

インターナショナル“友好”料理パーティが

いつか実現する日を心待ちにして♪

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