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KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★木婚式をワシントンD.Cで✨

2025年04月27日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Happy wedding 5th anniversary ✨






2020年、コロナ禍のロックダウン中に
入籍してあっという間に5年が経ち

木婚式をワシントンD.C近くにある
いとこのMichael (マイケル)のおウチで
いとこのSteve(スティーブ)夫妻も来て
ファミリーたちにお祝いしてもらいました💖


















マイケルの妻、Mako(マッコ)の
ジョージア(グルジア)🇬🇪おうちごはん







作りたての手打ちパスタ










それから
マイケルとリオのイタリアン












(↑プラントベースミートを使った
ミートボールとソーセージ
すべてベジタリアンで作ってくれました。)



スティーブの妻Lynn(リン)のバラと
ピスタチオとココナッツのムースの
美味しいこと❣️






特に生地から作った「カチャプーリ」✨







ジョージア料理屋さんで以前食べてから
ずっともう一度食べてみたいと
思っていたものが、まさかここで
実現するとは思いもかけず。

チーズはジョージアンチーズが手に入らないために、自分たちで手作りしたのだそう。





モッツァレラとフェタチーズ、ミルク、
塩などを混ぜて近い味にして、
発酵させた生地に乗せてボート型にまとめて













オーブンで焼き、さらに卵を乗せて混ぜ
軽くまたオーブンで焼いた
ジョージア(グルジア)の代表料理のひとつ。
(地域によって円形だったりフタ付きだったり形が違うのだとか)






みんなでワイワイとおしゃべりしながら、
久々におなかがはち切れそうになるまで
食べました😂✨





















****************

5年前、入籍の申請をして書類を持って
あとはマンハッタンのシティホールで
数人の立ち会い人のもと
役所で籍を入れる、あのドラマに出てくる
ワンシーンになる予定だったのに
直後にロックダウン。

街はすべてシャッターをおろし
ゴーストタウンのようになったニューヨーク。
私たちはカントリーハウスに避難したものの、書類の期限が迫る中
どうして良いのかまったくわからず
途方に暮れていた。未曾有の事態だから
たぶん有効期限は伸ばしてくれるだろうと
思いつつ、どうなるかわからない。



もしもう一度最初からやり直し、となると
外国人の私とはけっこう手間がかかる。
日本からいろいろ書類を
取り寄せていたからだ。
それも有効期限が切れてしまう。

私の5年間の学生ビザの有効期限も
迫っていたから、そんなに
先延ばしにはしたくない。

すると当時のNY知事が一時的に
Zoom 婚を認める、とニュースで発表。
詳細は追って、というのに一向に
情報が上がってこない。問い合わせても
まったく返信もこない。
なにしろどこもやっていない状況だったから。

あちこちに電話やメールをしたりして
手を尽くした。あと数日に迫って
あきらめかけたところ

マリアがほんのわずかな情報をつかんで、
決行しましょう!と背中を押してくれた。

そして日本とニューヨーク、フィンランドの
家族たちだけでわずか40分間のZoom 婚となった。

今でも忘れられない思い出。

あれから5年。

昨日のことのようなのに
さまざまな出来事があった。

マリアはもうここにはいない
私は大病をしてまだ経過観察中
息子は結婚して孫もできたし
還暦を迎えて

なんと激動の時間だったのだろう。

それでもこうして無事に木婚式を
迎えられたのは感慨深い。
いつもいつも大切に寄り添ってくれる
夫のLeoと、温かく見守ってくれる
家族たちと、友人たち、皆さまのおかげ。

シニア婚の私たち。






この先もお互いに支え合いながら
楽しく人生を歩んでいきたいです。

銀婚式を目指そう!というLeo。

あと20年。最近、孫ちゃんの成人式を
見たいな、と思っていたので
ちょうどあと20年。

それを目標に、健康第一。
心穏やかに、ハッピーに
日々を暮らしていきたいです♪

いつも優しく温かく見守ってくださる
皆さまにも心から感謝申し上げます。

この先もどうぞよろしくお願いいたします💖✨






#newyork#ニューヨーク便り

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★今年の桜はニューヨークで

2025年04月12日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
今年はニューヨークで桜🌸✨






近所にあるNew York Botanical Garden (ニューヨークボタニカルガーデン)には
このところ天気の良い日にはお散歩がてら
次々と咲いていく花を見に出かけている。













時間があるとお弁当を作ってボタニカルガーデンで食べるのも楽しみのひとつ。






広大な敷地のガーデンを四季折々の樹々や
花々を楽しみ、園内を流れる ブロンクスリバーのせせらぎの音に耳を傾け






リスやチップモンク(シマリス)
カラフルな野鳥たち(ロビンという腹部が茶色い鳥、先日は青いブルージェイ、昨日は真っ赤なカーディナルがウチの窓の外に!)



↑ロビン




↑う〜ん、見えるかな?
左側のベージュのビルの壁近くに
赤いカーディナル
すぐ後には真っ黒いリスも来てた



都会だけど身近にはたくさんの豊かな自然。

先週はメキシコオーキッド(蘭)の
イベントをしている温室のある建物に
行ったら無料で種を配っていたので

ミックスレタスとルッコラ、ブロッコリー
の3種をいただきさっそく
コミュニティガーデンの小さな畑を耕して種を植えた。

ちょくちょく畑に行っては発芽を
まだかまだかと待ちわびている日々。

ボタニカルガーデンのCherry Collection (チェリーコレクション)には
‘Akebono‘アケボノと書かれた
Yoshino Cherry 吉野桜が満開。














さまざまな桜がコレクションのように
集められていて枝垂れ桜もこれからだし
八重桜までしばらくの間桜を満喫できそう。






今週末はお弁当を作って
お花見にまた来よう。

それから今年初めて知った
マグノリアフィールドには真っ白な
コブシやハクモクレン






紫モクレンや













ピンク色のモクレン









真紅のモクレンなど見たことのなかった
マグノリアたちが息をのむほど
圧巻なボリュームで咲き誇っていた。








今年は春の花たちの移りゆくさまを
たっぷり楽しんでいる。

去年の秋の紅葉もそうだった。

まるで時間がゆっくり流れているような。

忙しかったり
気持ちに余裕がなかったり
体調が悪いと
季節の変化や美しさを心から深く
喜び感動することはできないのだと
つくづくそう思う。

きっと自分の中での時間が今、
ゆっくり流れているに違いない。

時間に追われることもなく
何かやらなければいけないことが
山盛り待っていることもなく
体の不調に悩まされたり不安に
とらわれることもない、この瞬間は

なんと有り難しことだろう。

さまざまな人生の紆余曲折を経たから
たどり着いた現在地、なのだとしたら
年を重ねていくのは悪くない。

こだわりを手放し、肩の力を抜いて
とらわれることなく

ひとつひとつ目の前にある時間を
愛おしんで生きていく。

どんどんシンプルになっていきたい

そう思いながら、日々の料理作りや
裁縫や、ジェルプリントの創作も
心から楽しみ
1人でヨガやエクササイズを
して体を動かしたり

小さな畑にも胸踊らせて。

ささやかな喜びは私の内側で
少しずつ、少しずつ。


確かな足音で大きくなっている。

#newyork#newyorkslowlife#cherryblossom#桜

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★還暦バースディをマンハッタンで♪

2025年03月17日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
記念すべき還暦60歳の
バースディパーティを大好きな 
エンパイアステイトビルが見える
イタリアンレストランでNYの家族と一緒に✨










Willa (ウィラ)とJacques (ジャック)からは
かわいメッセージカードと
私の似顔絵のプレゼント💖










国も人種もそれぞれに持つ背景も
歴史も違う人々とともにこうして
還暦を迎えてパッピーバースディを
歌ってもらい、美味しいものを一緒に
いただき











エンパイアステイトビルの光を
見上げる人生の不思議さ✨







「還暦」とは十二支が一巡して
もとの暦に戻り、もう一度生まれ変わって
出直すという意味なのだそうで、

昔は60歳の誕生日に赤いちゃんちゃんこや
帽子を着て“長寿のお祝い”をしていたけれど
ここ最近はまだまだ皆さん若くて元気。

子どもの頃は還暦といえば
すっかり年をとった“老人”のイメージ。
でも時代はこんなにも移り変わるものかと思ってしまう。

それでも、やはりこの年を迎える
ことができたのは本当に感慨深く
ひとつの大切な人生の通過点のような
気がしている。多くの諸先輩たちは
60過ぎてからが楽しい!と口を揃えて
おっしゃる通り、“肩のチカラの抜け感”を
感じる。ついに私もそっちにいけるのだと
思うとなんだかすごく嬉しくて
これからの時間にワクワクしてしまう。






まだまだ人生の“冒険の旅”は終わらない。



まだまだ素敵な風景を見て感動して
まだまだ自分の手で何かを創り出す
まだまだたくさんの人々と素晴らしい時間を過ごす








人生をひと巡りして、今日からまた新しい時を刻む。

そんな気持ち新たに✨

そして、すべてのご縁のある皆さまにも
心から感謝と愛を込めて

ありがとう❤️❤️❤️









#newyork #60thbirthday#還暦

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★2度目の秋を日本で♪

2024年11月29日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
今日は風が強いからもしかしたら
富士山が見えるかもしれない

そんな気がして玄関のドアを開けた

空は黄金色に染まり樹々も黄金色
遠くに霞む富士の山







朝は太陽輝く水平線の向こう側に
九十九里浜の海岸






日本に戻ってきて約1週間ほど

納豆に生卵、そして土鍋で炊いたごはんが
シンプルに美味しすぎる。

昨日は秋刀魚に大根おろし
今日はぬか漬けのキュウリが嬉しくて。

空港に向かう途中のマンハッタンの摩天楼







機内から見たアラスカの
アンカレッジ付近の山々










地球は毎日呼吸するように動き続けて
常に変化し続けて同じ風景には
2度と出会えない

けれど、ほとんど終わりかけていた
晩秋のNYから

日本はまだ秋が始まったばかりの樹々の色








今年はもう一度、
秋色の紅葉を楽しめそう

家の中でカタカタとミシンをかける
静かな時間






手作りのオムツ買えシートは 
あっという間にできるだろう、と
思っていたのに
意外なほど手間がかかってしまった





 
防水性の布とダブルガーゼを使った
リバーシブル   




お家用と、お出かけ用ポーチには
ポケットをつけてちょっとした小物類も入る 




買った方が安くて早いよね、と思いつつ
それでも世界でたった一つ、
愛をいっぱい込めて作る

新たな命を待ちわびながら✨

#japan #newyork

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★ジョニーとジョンのイタリアンおウチごはん♪

2024年11月19日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Johnnyジョニーとジョニーのお父さん
John Pizzarelli(ジョン・ピッツァレリ)
の作るイタリアンおウチごはんで、

「The second annual Festa di Santa Maria 」
(サンタマリアのセカンド アニュアル フェスタ)

ジョニーのアパートメントに集まり1日中、
美味しいワインをあけて、パスタを作り








フットボールを観戦して盛り上がり
みんなでにぎやかに楽しく過ごす

マリアの一周忌。








去年の突然のあの日のことを語り合い
楽しい思い出に笑う。

先日のマウーシャも、私たちまだ悲しみを
どこかにかかえているからこれからも
こうして集まっていこうね、と言っていた。

その言葉通り今はもうこの世にはいない
マリアを中心にどれほど人々の絆が
強くなっていることだろう。

命はかくもはかなく、けれどその存在は
こんなにも大きく人と人を
結びつけることができるなんて。

それは彼女が果てしないほどの深くて
広い愛の人だったからこそ。

そんな素敵な人と、素敵な人たちと
出会えて本当によかった。






↑ジョニーのパパ、ジョンは有名なギタリスト。
いちいち日本語に翻訳して
料理の説明をしてくれています♪


🇮🇹国旗をつけたオリジナルの
イタリアンシェフの衣装をまとって
ジョニー親子が作るパスタの数々の
美味しいこと💖
とにかくハーブをふんだんに使う。








マッシュルームのペンネには
フレッシュのタイムとセージとパセリ








ゴートチーズのToretelloniトルテリーニには
オレンジの皮とFennel Pollen(フェンネルの花粉)










それぞれに水牛のバターが使われている。

ルッコラのペスト(ペースト)には
サザエのシッポのような形の
“デスビオ”という名のパスタを。
ソースがよくからむのだという。








ベシャメルソースから手作りの
ラザニアもレストラン越えの美味しさ。










ジョンの手作りニョッキに
セージバターのソースも絶品✨








Leo もお父さんもおじいちゃんも、
ここのファミリーは男性たちが
料理上手のパスタ名人。

今まで知らなかった奥深い
パスタの世界を教えてくれる。






私は再びキャロットケーキを朝から焼いた。






誰もが「Wow!キャロットケーキ!
I love carrot cake!!!」と口を揃えるほど
大人気の定番ケーキは私の得意料理の
一つになりそう。これもまたシナモン、
ナツメグ、すりおろしたショウガが
たっぷり入りスパイスがしっかり
効いていて、こっちの味という感じ。

帰ってきたらまた会おうね、という言葉を 
さよならの代わりにハグをして手を振って。

明日の今頃は空の旅へ。

たくさんの愛にあふれた
ニューヨークでの時間。

あちこちにクリスマスのイルミネーションが
輝き始めた街を名残り惜しく歩く。








人生は何があるかわからないから
いつだって一期一会の気分。

またここに帰って来られますように、と
願いながらスーツケースに荷物を詰めこみ
次の日本での時間の準備を始めている。

#newyork #manhattan #イタリアンおウチごはん#ニューヨーク暮らし

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★マウーシャのブラジルおウチごはん♪

2024年11月18日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
  マンハッタンにあるMaucha マウーシャと
Dudukaドゥドゥカのアパートメントで
「ブラジルおウチごはん」パーティ♪

 「サウージ!」とみんなで乾杯。

ブラジル人が作るブラジル家庭料理💖✨








ブラジリアンレストランでこれまで何回か
食べたことはあるけれど、やっぱり
何かが違う。ここの人たちが「Sushi 」は
食べたことあるけれど「Kaoru の作る
Sushiはぜんぜん違う!」といつも
驚いてくれるように。

日本人の私たちにとっては可もなく不可もない
普通の家庭で作る巻き寿司に
え?そんなに?とビックリするほど
喜んでくれる。

お互いに食べたことのない料理をいただき
新しい発見にココロ踊らせる。

さまざまな国の人のおウチにおじゃまして
手作りごはんをいただくのが私はなにより好きだ。

ブラジルはじめ南米や中南米の
カリビアン料理にはブラックビーンズを
ごはんと一緒に食べるスタイルが多いが
その国によってブラックビーンズの作り方が違うそう。

昨夜から長い時間煮込んだ
ブラジルスタイルのブラックビーンズ
パラっとしたライスにカラードグリーンの炒めもの。


そして初めて食べたのが
「Farofaファロッファ」

ユッカ(キャッサバ)の粉を使った粉料理で
玉ねぎ、ガーリックにバナナを茶色くなるまで
炒めてユッカの粉を混ぜてさらに
フライパンで炙るように炒めたものというより
“煎ったもの”という表現の方が
近いかもしれない。
水分を加えないので粉のままだけれど
少し香ばしく、ときおりバナナの甘みが
口に広がる。









それらをオレンジのスライスと一緒に
食べる。









イメージしやすい身近な料理に例えると、ごはんと甘くない黒い豆ソースと少し
粗めのきな粉と青菜のガーリック炒めを
冬みかんと一緒に食べる。
そんな感じだろうか。

それがなんともいえない美味しさ♪



愛がいっぱい詰まっている
おウチごはんはレストランでは
味わうことのできない心に沁みゆく
深さがある。








私はオーガニックにんじんをたっぷり
使ってスパイスの効いた甘さ控えめの
「キャロットケーキ」をデザートに。

マリアが残してくれた
思い出のケーキ型を使って。










数日前は畑で採れたトマトとバジルで
サラダを作り、













シュリンプのコーングリットにも初挑戦。
コーングリットはアメリカ南部の料理。








沸騰したお湯で5分ほど煮てフタをして
少し蒸らすだけ。こんなに簡単に
できるなんて。シュリンプはOLD BAY
(オールドベイ)というシーフード用の
シーズニングスパイスとガーリックを
オリーブオイルで焼いたものをのせる。
家で作ってもお店とおんなじ味になった。
コーングリットはお粥のように柔らかく
消化もいいので日本に帰っても作りたい一品。



先日は友人、Aaronアーロンの演奏する
ショーを観るためにブロードウェイへ。
やっぱり本場のブロードウェイショーは
いつどんな作品を観ても迫力があって
鳥肌が立つほど感動してしまう。












そして夜のきらめくタイムズスクエア、 エンパイアステイトビルと地下鉄の白い煙り。









時間があったらテニスやピックルボールで
体を動かしたり、ヨガで心身を整えたり。

楽しかったニューヨーク暮らしも
あとわずか。
来週にはまた日本へ。

行ったり来たり、あちこち旅をして。
今はもう仕事に追われることのない
暮らしだけれど、気の向くままに
手を動かしてジェルプリントで絵を
描いたりミシンかけしたり、畑を楽しんだり。

元気なうちに行けるところは
どこにだって行きたいし
やりたいことはできる限り
チャレンジしてみたい。

人生はいつだって後には戻れない。
常に新しいフェーズに入り
時に昔を懐かしみながらも
今にしっかり向き合って。

未来のことなんかわからなくても
それでも明るく輝く明日を信じて
流れに身をゆだねて。

#newyork #manhattan #ニューヨーク暮らし#ブラジルのおウチごはん

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★旅の最後はフィラデルフィア

2024年11月08日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
メキシコから旅の最終日は
フィラデルフィア。

前日の夜のショーの仕事を終えて
翌日は帰るだけなので、どこに行こうか。








フィラデルフィアは3、4回目だけれど
ここは好きな街のひとつ。

中心地は近代的なビルも多いが歴史のある
大きい建物もあちらこちらにあり
道もすっきり広くて綺麗な街並み。












おなじみの映画「ロッキー」の有名な
トレーニングする階段のある
フィラデルフィア美術館の前を車で
通りかかった時、なにやら舞台が見えた。
道路に柵があってイベントが行われる様子。
なんだろう?コンサート?マラソン?と
言いながらホテルの部屋に入ると
大きな窓の正面からその場所を眺めることができた。






旗に書かれている文字には
大統領候補の名前が。
選挙の前日、どうやらここで最終演説が
行われるらしい。調べると、レディガガも歌うのだそうだ。夕方になるとものすごい
数の人たちが列をなして並んでいた。

さぁ、今日はどこに行く?

ホテルに置いてある周辺地図に小さく
書いてあった「Market 」の文字を
Leoが見つけて、ここに行ってみよう!と
チェックアウトを済ませて歩きで向かう。
どんなマーケットなのかもわからないまま
お散歩しながら気ままに街歩き。


フィラデルフィア市庁舎はヨーロッパを思わせる石造りの巨大ともいえる建物で彫刻があちこちに施されて本当に美しい。














暑い日差しのメキシコとテキサスから
気温はグッと下がっても、天気も良く
気持ちのいい秋の日。あちこちの写真を
撮りながら、

Reading Terminal Market 
(レディング ターミナル マーケット)に到着。







130年前に始まったという 
古い駅舎を利用した市場で
ローカルフードや各国のレストラン、
生鮮食品、雑貨屋からローカルハチミツ
ナッツやスパイスのお店など
バラエティ豊かなショップが立ち並ぶ。












↑上段にはクリームに包まれたアップルパイ、下段にはチョコレートケーキで包まれたパンプキンのスゴすぎるケーキ😂


見ているだけでも楽しくて
ワクワクしてしまう。

買ったものをその場で食べることのできる
スペースがあるので、それぞれ
食べたいものを選んでテーブルへ。






私はニューオリンズ のザリガニとエビの「Etouffeeエトフェ」を。
スパイスの効いたトマト味の煮込み料理で
ライスの上にかけていただく。








前日のショーのレストランではCatfish (ナマズ)のフライを食べたので
2日続けてニューオリンズ 料理となった。






フードコートでお隣に座った親子さんは
地元に住んでいて良くここに来るのだという。
1日いても飽きないほどいろんなお店が
あるのよ。あのお店ではアリゲーター
(ワニ)もあっておススメよ、と
教えてくれた。まさにザリガニを
食べていあの店だ。ニューオリンズ は
美味しいものがたくさんでもう一度行きたい場所。

Leoはブロッコリーロブとチーズの
イタリアンローストビーフサンドイッチを。
ここは男性ばかりが並び、長蛇の列だった。









ひと口だけ味見したがここは
大人気の理由がわかるほどの味。

ローカルハチミツ屋さんのリップと
モロッコ雑貨店の革製のスリッパ





そしてバルサミコとオイル専門店では
ホームメイドの「ピーチバルサミコ」に
「グリーンアップルのホワイトバルサミコ」を
おみやげに。今晩さっそくこれで
ドレッシングを作る予定。








ニューヨークから車でも
確か電車やバスでも2時間ほど。

フィラデルフィアは何度来ても楽しい
おススメスポットのひとつ♪






#newyork#philadelphia#ニューヨーク旅便り

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★メキシコ 国境の町、レイノサで

2024年11月04日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
リハーサルの間にReynosa(レイノサ)の
行きたいところどこにでも
連れて行ってくれるとスタッフの方が言う。

特に見るところって何にもないんだよ、
ここは。観光名所もおもしろそうな場所も
ないらしい。

けれど、

迷わずリクエストした行き先は
「ローカルな市場!」もしなければ
スーパーマーケットでも!

そこで暮らす人々の息づかいを感じる
市場やファーマーズマーケットや
日本なら“道の駅”や産直市場、
単なる日常づかいのスーパーマーケットや
コンビニでさえも旅にはかかせない。

若い2人が連れて行ってくれたのは
1882年にスタートしたという古くて
ローカル感満載の市場。






メキシコらしい刺繍の衣装や生活雑貨が
軒を連ねる。いきなりテンションが
爆上がりしてアドレナリンが出そうなほど
ドストライク✨











なにしろここは国境の町。
物騒な地域もあるしツーリストらしき
人たちをついぞ見ることもなかった。
さすがに地元の人の案内なしでは
ネットにも情報がとにかく少なくて
どこにも行けそうにない場所。
効率的に短い時間でポイントを押さえながら
歴史やさまざまな説明をしてくれる。

「どこから来たの?」と聞かれて
「Japan 」と答えると2人とも声を揃えて
「Wow!!! 今1番行きたい場所なんだよ!
欧米じゃなくて日本に行ってみたい!
(アニメの)“ワンピース”が大好きなんだ。
そして安全なんでしょう?安心して
歩けるなんて本当にいいよね」という。






これはテキーラを入れる壺、
これはワカモレを作るためのもの
(石臼)、これはトルティーヤを温める
ためのフライパン。

このベビー用の衣装は教会で洗練を
受けるためのものでボクもまだ持ってるよ。

タコスは南メキシコと北メキシコでは
ぜんぜん違うんだ、あっちはホンモノじゃない。
北メキシコが本場なんだ!ほら見て!
あのお店は週に3回は行くかなぁ。
すっごく美味しいんだよ。なんなら
毎日タコスは食べるよ、とタコスについて熱く語る2人。

市場やレイノサの中心地を歩きながら
あれこれ教えてくれる。

そして広場には「死者の日」
El Dia de los muertos
(エル ディア ディ ロス ムェルトス)のデコレーション。






「リメンバーミー」にも登場する
「靴磨き屋さん」がテントの下で
ズラっと軒を連ねているのを見て
なんだか嬉しくなってしまう。








別れ際に少しばかりのお礼にと財布から
お札を取り出すと、No,no,no,no!
ボクたちはここのイベント会社の
スタッフだから、これもみんなボクたちの
仕事なんだよ、と言って受け取ってくれない。
前日の空港からディナーからホスピタリティがものすごくて、きめ細やかな
心遣いに感激しきり。

翌朝は夜から始まるコンサート前に
みんなで集合して、再びその市場へ行き
ショッピング。今度は私が案内役。

そして昨日気になっていた
ストリートフードをあれこれチャレンジ。

揚げたてチュロスにはコンデンスミルクをかけて。










カリッカリのクリスピー。砂糖もそんなに
かかっていないので、カリっとしっとり
コンデンスミルクとのコンビネーションが絶妙✨

焼きトウモロコシにはライムを絞り、
赤いペッパーと塩にチーズを。
トッピングがいろいろあってその場で
いろんな味を注文できる。










カラフルなドリンクたち。“ハマカ”と呼ぶ
真っ赤なハイビスカスティ。
こういうストリートの水はちょっぴり
警戒してしまうが、メキシコでは
そういえば水でおなかをこわしたから
注意した方がいい、という話を聞いたことがない。






それから「死者の日」の期間、年に5日間
しか販売されないというガイコツを
モチーフにしたパンも。
オレンジ風味がして思ったよりふわふわで
日本のパンにほどなく近くて好きな味。



↑上に乗っているのがガイコツモチーフらしい。お店によってガイコツのカタチはいろいろ。砂糖なしもあり。


メキシコ料理はニューヨークに来てから
その魅力を知った。たくさんのメキシカン
がいるから美味しいメキシカンフードが
食べられる。日本に戻ったら無性に
恋しくなる味になってしまったほど。

それがやっぱり、本場はさらにどれもこれも
美味しくて、前回の2年前は体調が悪くて
心から味わうことができず
いつかリベンジに!と思っていた。

思いもかけずまた来ることができて、
メキシコのごはんを食べられるなんて
感慨深い。しかも痛い所も辛いところもなく
ちゃんと歩ける、ぜんぶ美味しく感じられる。
それだけでなんとありがたいことか。
しみじみとあの時を振り返りながら
喜びと感謝にひたる。

スターバックスの「メキシカンホットチョコレート」は
シナモンやスパイスが効いていて新鮮なテイスト。






ホテルの朝食ブュッフェも品数は
少ないものの定番の朝ごはん「チラキレ」
が想像以上にハマってしまう。
鉄のカバーを開けると、温かい
ブラックビーンズに三角形のチップス
そこにスクランブルエッグとソース
サワークリームをのせてチップスを
パリパリといただく。














アボカドのワカモレやチーズののった
トルティーヤチップスの「ナチョス」に
似ているのだが、また少し違う。
どっちも好きな料理となった。

帰路に着く前、
残ったペソ(メキシコのお金)はどうする?
両替する?使い切る?

またメキシコにごはん食べに来たいから取っておこう!

と財布に戻した。

噂によるとニューメキシコもかなり良いらしい。
すぐに戻ってくることを願いつつ

Requintetrio(ヘキンチェトリオ)の
コンサートも最後は全員
スタンディングオベーションの大喝采を
浴びて本当に素敵なショーだった。












時間が押して夜の「死者の日」には結局
行けずに残念。それでも昼間に1人で
お祭りのようににぎやかな墓地に行き
たくさん写真を撮ってきたから
この旅の目的もひとまずコンプリート✨
(危険地帯といえど、この日のお墓は
ファミリーであふれ安全地帯なのでしばし1人旅)





↑墓地の前はさながらお祭り。
花屋や屋台がズラリと並び楽しい♪


↑メキシコの陶器屋さん
↑鍋でパンケーキのようなものを焼いていた




↑モクモクと煙をあげるバーベキュー
良い匂いがあたりにたちこめる




↑死者の日のパンを売っている屋台


↑砂糖きびジュース用の砂糖きびが華麗に積まれている


会場からそのまま国境へと向かい
再び陸路で国境越えはいつにもまして
ドキドキしてしまう。なにしろここ、
ドキュメンタリーで見たことある
ヤバい場所。それでも拍子抜けするほどに
あっさりスムーズに通過。

ホッとして空港前のホテルでひと眠りして
朝4時起きでただいまフィラデルフィアに
向かう飛行機の中。

今夜はフィラデルフィアで
別の演奏の仕事があるそうで、
ダラスから乗り継ぎの飛行機に乗るためにダッシュ。予定時刻に到着したのに
機外に出るのに時間がかかったからだ。

ミュージシャンは楽器持って
あちこちこんなふうに移動して
いつも間に合うかハラハラなんだよ。と苦笑い。

いつだってアドベンチャーの旅

美しい空や自然の風景に心から感動し
訪れた場所の歴史や風習、文化を知る旅

ここ最近ではそこで暮らすさまざまな
国の人たちと出会い、絆と愛を深めていく
旅になっている。

人生という旅路の中でキラッと輝き
時にピリッとエッセンスが効いて忘れられない
思い出がひとつ、またひとつを増えていく。

いつかこの世を去る時にそれらの記憶はきっと魂のどこかに刻まれているのだろう、と思う。

#newyork#mexico#お仕事くっつき旅

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★陸路でメキシコへ♪

2024年11月01日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
大好きなRequintetrio(ヘキンチェトリオ)の皆さんの
お仕事くっつき旅でメキシコ🇲🇽へ✨









ハロウィンの日の早朝に出発し、
フィラデルフィアの空港まで車で行き
ダラスからさらに飛行機を乗り継ぎ
サウステキサスの
McAllen (マッカラン)空港まで。








なんだかんだでここに来るまで13時間。

先日のマサチューセッツは
晩秋の風景だったのに、
テキサスに降り立つとヤシの木と
トロピカルな風と大きな夕陽。








全身のチカラがホッと抜けていく。

メンバーのみなさんとはここで合流し
イベントの主催者の方が迎えに来てくれて陸路でメキシコ入り。










リオグランデ川を渡るともうそこは
ガラリと雰囲気が変わり
まったく別の言葉や風景が広がっていた。








国境近くはどこもそうだけど、
治安があまり良くないから
1人でウロウロしない方がいいから
どこか行く時は誰か案内の人をつけるね、
と言ってくれた。

1人旅気分を味わって知らない場所を
散策する時間も楽しみのひとつだけれど
今回は安全第一。
みなさんと一緒に過ごすことにしよう♪






今夜のニューヨークは
盛り上がったんだろうなぁ、
こちらは静かなハロウィンの夜。

それでも、なんと✨

明日はメキシコ最大のお祭り

El Dia de los muertos
エル ディア ディ ロス ムェルトス



↑マッカラン空港にあった
祭壇のディスプレイ


映画「リメンバーミー」でも知られている「死者の日」✨

いわゆる日本のお盆のようなお祭りで
亡くなった家族の霊をこちらに迎え入れ
家族団らんを明るく楽しく過ごす日で、
お墓にごちそうを持って飾りつけをして
マリアッチの演奏があったり
とにかくにぎやかなのだとか。

飛行機の中でもう一度復習のために
「リメンバーミー」を観て、もう心は
ワクワクときめいている。
明日の夜はどこかに
連れて行ってくれるのだそう。

ディナーはやっぱりローカルなごはんが
食べたいとリクエスト。
連れて行ってもらったレストランは
高級な雰囲気の素敵なお店。
ここは本当にメキシコ料理?と思ってしまうほど。

まず頼んだドリンクは
「キューカンバーのマルガリータ」






キュウリのマルガリータにはハーブの
セージとドライライムのスライス。
グラスのふちにはほんのりシュガーの入った
チリライムがついていて、これ、
オシャレでしかも抜群な味〜❣️

カクテルじゃなくてもソーダにセージと
キュウリとライムでまたウチで試してみたい一品✨

数々の本場メキシカンはどれも美味しい、
やはり地元の人に連れて来てもらう
食事はサイコーにイイ♪








デザートに注文してくれたのは、
青い綿菓子を雲に見立てた
クラウドチーズケーキと






コーンケーキ。






とうもろこしのカタチをしたケーキは
コーンミールが入っているのだろうか、
しっとりとして少しカラメル風味。



これはぜひレシピとトウモロコシの
ケーキ型をゲットしたいところ。

今回は短いメキシコの旅。

それでも思いっきり楽しもう❤️✨

#newyork #mexico #お仕事くっつき旅

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★ジャックオランタンに火を灯して

2024年10月29日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
先日Warwick (ウォーウィック)の
ファーマーズマーケットで買った
パンプキンでジャックオランタン作り🎃✨








↑下絵よりかわいくできてる!




私もやっぱり作りたくなって
エビスカボチャをくり抜き
小さなジャックオランタンを。



中味はパンプキンスープに。





少しの水とコンソメキューブを少し、塩少々。

柔らかくなったら
フードプロフェッサーにかけて鍋に戻し
ミルクを入れただけ。
なのに驚くほど濃厚でカボチャの
優しい甘さが体に染み入るほど美味しい。

この間スーパーで買った全体の色が
白っぽくて、こっちでよく見る品種の
パンプキンでスープを作った時は
味がイマイチ。タマネギと
瓶入りチキンコンソメはチキンの味が
強くなってしまいカボチャの味が
あまりしなくて何スープか
まるでわからなくなってしまったので

今回はシンプルに素材を生かしたいと
レシピにあったバターも小麦粉も使わず。
結果、大成功!なにより農場直産で
もともとの味が良かったからにほかならない。

くり抜いた種は洗って乾かし
これからオーブンで焼いてあとは
皮ごとポリポリと食べる。




これは子どもの頃からいつもマムが
作ってくれていた懐かしの味なのだそう。

なにしろ、ここはハロウィンの本場。

飾りつけも盛り上がり方も長い歴史があり
大人から子どもまでみんなで
心から楽しんでいる様子が
街のここそこで感じとることができる。

いよいよ2日後となったハロウィンの夜を
今年もニューヨークで過ごすことができず
残念すぎるけれど


それでもロウソクを灯して
ウチの前のガーデンで
ジャックオランタンを楽しんだ。








ファームの今年最後のフレッシュな
トウモロコシはビックリするほど甘くて
最後のひと口を名残り惜しみながらほおばった。

ローカルコーンは夏の最高の味覚✨と
思えるほどに毎年のお楽しみ。
また来年が待ち遠しい。






(これで1本50¢(75円くらい)って
日本だったらこのクオリティなら
200 〜300円レベルなのに
とにかくトウモロコシが甘くてジューシー、しかも安い♪)

リンゴはアップルパイやコンポートに。

シャキッとした蜜入りリンゴには
ほど遠いけれど、それでも香りが
とにかく良くてリンゴらしい風味が
口いっぱいに広がる美味しさ。

先週の土曜日はライブのお仕事にくっついて
マサチューセッツまでドライブ。

北に行くほど紅葉は終わり、ところどころ
冬の始まりを思わせる風景が広がっていた。











今年は日々移りゆく樹々の色を
たっぷり心ゆくまで堪能した秋だった。
いつもよりも秋が長かったのかもしれない。










秋晴れが続き、色づく木の葉や
その間から見上げる青い空を見上げるだけで
こんなにも心が豊かになれる。
日常ではいろんな作業で
つい下を向きがちなことに気がついた。






やっぱり上を向いて歩いていこう。

空を見上げて季節を感じながら
自然のリズムに合わせて深呼吸しよう。

そうすれば心も晴れやかになっていく。

 たった今完成!
オーブンに10〜15分。塩をかけただけで
ローストテッドパンプキンシードの
出来上がり✨

皮ごとホントに美味しくて
ヤバい、止まらない❤️





#newyork#halloween#ジャックオランタン作り

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★紅葉のNYでりんご狩り

2024年10月23日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
このところ秋晴れの暖かなNY。

色鮮やかで心踊るこの季節。

先週は少し冷えてアパーメントの暖房が入ったと思ったら、ここ数日は
汗ばむほどの気温が続いている。

紅葉が見たくて近所の公園や
ボタニカルガーデンにお弁当を持って
お散歩に行っていたけれど今年は
例年よりも色づきが遅いらしく、もう少し。

Leo の仕事前や合間、短い時間
足を伸ばしては
来週まで待った方がいいかな?
週明けどうだろう?あさってくらい?と
まるで桜の開花のカウントダウンを
待つような気分で樹々の色の移りゆくさまを眺めていた。








↑ボタニカルガーデン




↑ベアマウンテン






↑ヨンカース ハドソン川沿いの公園

今日は夜からライブの仕事があるというので
朝食後すぐに支度を整えてドライブの準備。

もうそろそろニューヨーク郊外の
アップステイトは見頃のピークを迎えるはず。

今朝目が覚めて、ふと思い出した。
8年ほど前の来たばかりの頃に
ルームメイトたちと行ったアップルピッキング。

あの時は日曜日だったしクイーンズから行ったから長く時間がかかったけど
ここからならそんなに遠くないはず。

もうすっかり寒かったし紅葉も終わっていたけれど
今日なら綺麗な眺めが楽しめるかもしれない。

平日でもオープンしているところを調べて

突然のりんご狩りへ。

1時間ちょっとでWarwick
 (ウォーウィック)という
アップルピッキングできるりんご農場が
たくさん集まる場所に到着。












$25でリンゴ用の袋を買い
そこに好きなだけめいっぱい詰め込む。
もぎたてリンゴはその場で食べ放題。
そんなにたくさん食べられるものでもないから
できるだけ小粒サイズを選んで
カブリと丸かじりしながら次の木を探す。











15種類あるというのだが標識がないので
Leoの好きだという
Macintosh(マッキントッシュ)も
私の好きなFuji (富士)も
まったく見分けがつかず
手当たり次第詰め込むことに。

それでも鈴なりの赤くてかわいいリンゴを見つけて
そっと手にする時の嬉しさ。








別のファーマーズマーケットのお店にあった

Last of the season  
Home grown と書かれた

ここの農場産、今年最後の
フレッシュコーンもたんまりと買い込んで





お向かいさんのカルロスんちと
駐車場を借りているお隣のジャナッタの
お家へ新鮮なとうもろこしとリンゴをおすそ分け。

あ!たった今、トントン、とドアノックの音。

カルロスから「畑で採れたトマトと 
グリーンペッパー(ピーマン)だよ」と
お返しに。こんなご近所さん付き合いも
いつだって嬉しくなってしまう。

産みたて卵も発見!
「Blue and Brown eggs 」と名前の通り
青い卵と濃い茶色の卵🪺の組み合わせ。








久々の卵かけご飯のためにこれから
炊飯器のスイッチを入れて今夜は
「卵かけご飯」にしよう。
明日は「釜玉うどん」が食べたい。

それから農場のパンプキンも。
私は小さなパンプキンを3つ。
秋色のアレンジメント用にと
Kabocha とあるたぶん日本で言うところの
“えびすかぼちゃ”は天ぷらと煮物用に。






リオは大きなパンプキンを。
ジャックオランタン🎃を作りたいのだそう。












まもなくハロウィンを迎えるココは
どこもカボチャだらけ。










美しい紅葉のドライブウェイと、
秋の味覚にハロウィンのデコレーション。













まもなく私の1番好きなニューヨークが
1番華やぐホリディシーズンが始まる。






#newyork#upstatenewyork# applepicking

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★一周忌のかわりに“人生のお祝い会”

2024年09月30日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
1週間ほど前にNYに無事到着♪

そして、
おとといの土曜日は
マンハッタンのミッドタウンで

「Maria Traversa Celebration of Life」

〜マリア トラヴェルサの人生をお祝いする会〜

が華やかになごやかに。






日本だったら“一周忌”とか“故人を偲ぶ会”とか、
“お別れ会”などのタイトルが
つきそうなところを

“人生のお祝い”なんて

なんて素敵な発想だろう、と思ってしまう。
これはこちらではよくある会の
ネーミングなのだそう。

去年の11月、突然この世を旅立ってから、
お通夜もお葬式もいっさいなかったけれど
彼女の誕生日に合わせてLeo とジョニーが
企画し、全米各地だけでなく 
各国に広がるマリアの友人
ファミリーがこの日に集まって
“お祝い”をした。






マリアがここにいなくなっても
彼女が見せてくれた

〜みんなを愛し、みんなのご縁を繋ぎ、
困っている人に手を差し伸べ
悩んでいる人を励まし、すべての人を
ファミリーにしていく〜

そんな素晴らしい生き方を私たちも
これからも引きついでいきましょう

いうスピーチに心打たれ、
マリアらしい楽しいエピソードを
聞くたび何度も笑い、そして涙してしまう。

マリアが残してくれたもの
教えてくれたこと
繋いでくれた人々はなんと 
大きくて広いことか。

あらためてここに集った人たちと
言葉を交わすたびに胸が熱くなる。






イタリアから初めてニューヨークに来た
いとこのTiziana (ティツィアナ)は

「(今回)マリアに連れてきてもらったんだわ。
何度もNYに来て、ってずっと
言われていたのに。なんでもっと早く
来なかったんだろう」と会場で
思わず涙ぐんでいた。






Leoはベースで音楽を。





私はテーブルのお花を。











先日のウェディングのように
今度はメモリアルを彩る。

どちらも人生の門出を手作りで
お祝いすることの喜びを感じながら。






翌日の日曜日はダイアンの素敵な
アパーメントでマリアの誕生日を
お祝いする「ベーグルランチ」会を
マンハッタンのアッパーイーストサイドで。






ベーグルはよくマリアのアパーメントで
日曜日のお昼にマムとも一緒に食べた
私にとってニューヨークらしい
ランチスタイル。








テーブルには白い百合。










テーブルデコレーションがオシャレすぎて
絵になる。そして綺麗に箱に収められた
古い写真を見ながら思い出話に花が咲く。






NYはこのところずっとぐずついたお天気。

そしてようやく今朝は朝陽が
きらめき始め、青空が広がってきた。

私のココロもまた穏やかに晴れ渡って
ゆっくりと時間が流れていく。






#newyork #manhattan #memorial

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★晴れの日、再び♪

2024年09月09日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
東京 表参道でのウェディングパーティー✨

両家の親族と大勢の友人たちに見守られて
本当に本当に素敵な式でした💖✨










2人が作った手作りのカードやメニュー、飾り付けやビデオ。会場の進行や演出の素晴らしくて♪

何度も何度も泣けました






生まれたあの日からずっと大切に
愛いっぱいに育ててきたけれど
忙しすぎて寂しい思いも
させたのではないか、母として
ちゃんとできたのだろうか。

という気持ちも、今日、この日。
たくさんの皆さまに温かく見守られ
素敵なパートナーに出会い
その絆を育んでいるタツローの姿を見て
肩の荷がようやくすべて降りた気がしました。








Leo は演奏を、私はお色直しの
鮮やかな色のブーケとブートニア
カウンターのお花、お父さんたちの
ブートニアを作りました。















お色直しのブーケは姪っ子のAiちゃんに💖✨






みんなみんな幸せになってほしい✨

マリアが生前合わせたがっていたジョニーとタツローのツーショットも感慨深く。






ジョニーもついに清水ファミリーに仲間入りして、悲しい別れもあるけれどこうしてどんどん新しいメンバーの家族が増えていくのってなんてステキなこと。






両親の大役もはたして、ホッとしています。

これからもずっとずっと応援しているよ❣️

素敵な1日をありがとう💖

#japan#wedding#家族の時間

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★マサチューセッツのケープコッドへ♪

2024年08月19日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Leo のお仕事にくっつき旅、
今回はニューヨークから北東に車で
約4時間半。マサチューセッツ州の
Cape Codケープコッドに来ています♪

そして旅の新作、リメイク服は数年前に
Eve ちゃんにもらったガーゼ生地の
巻きスカートをチュニックに💖








ブローチを外せばジレにもなるし、
長袖と重ねれば長いこと着られる優れもの。






なかなか着こなせなくて
そのままにしてあって何度か手放そうかと
迷いつつ、肌触りがとても良い二枚重ねで
色も素敵だからいつかワンピースにするか
キュロットにするかと考えながら
良い案が思い浮かばず手付かずに。

でも前回のシャワーカーテンワンピースの
波に乗り、ついに✨

今度は薄手の生地で手縫い部分も多く
けっこう時間がかかってしまったけれど
なかなかの仕上がり♪






たっぷりとふんわりとして、しかも
アシンメトリー。巻きスカートの紐部分に
布切れを三角に縫い綿を詰めて
アクセントにしたり。






ケープコッドはボストンの東、美しい岬。
さっそく海でひと泳ぎ。








ここで2泊して
お仕事はフェリーで島に渡るのだとか。

ディナーは海の近くなら
やっぱりシーフード✨








スチームクラム(蒸し貝)は
シャバシャバとスープで砂を落としてから
バターソースにディップして。
ココナッツシュリンプフライの付け合わせは
スイートポテトフライにコールスロー。





濃厚なクラムチャウダー と
ロブスターのビスク。






どれも美味しくて、テラスで
食べるシーフードは夏の味✨








ニューヨークもそうだけど、
ここでも先日のポツダムでも
クーラーはほとんど使わず扇風機で充分、
朝晩は涼しくてほどよい湿度
快適な気候は昔の子どもの頃の
日本の夏を思い出す。






空は晴れているけれど、薄い雲がかかって
いるようだな、と思っていたら
宿泊先のオーナーさんが
「最近はカナダからの山火事の煙が
くるのよ」と言っていた。

どこも気候変動や自然災害などの動きが
常にあって以前と同じをもはや期待も
予測もできない今日この頃。

それでもこうしていつものように
夏を楽しめる、それだけでなんと
ありがたいことか、毎年巡りくる季節を
心から満喫していきたい。

年を重ねるごとにそんな思いが
強くなっていくようである。






#newyork #massachusetts #capecod #ニューヨーク旅の時間

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★イギリス経由アメリカの朝ごはん

2024年08月16日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
今回もロビンが朝食に作ってくれた
「Pop over ポップオーバー」

また食べたい、とずっと思っていた。
そんな気持ちを察していたのか
何も言わなくてもちゃんと作ってくれた。






イギリス系のロビンは子どもの頃から
お母さんが作ってくれていたのだという。
年季の入った使い込んだ様子の鉄製の型は
マフィン型ともまた違う。

オシャレでカワイイ形。






たっぷりのバターを鉄製のフライパンで
溶かし、粉や卵を混ぜ合わせたボウルに
最後にゆっくり加えて生地を作る。

そして、アボカドオイルを少し、
それぞれの型に流し込んだあと
生地を注いでオーブンへ。

良い香りが部屋中に立ち込めていく。
焼き上がるまでコーヒー片手におしゃべり。
森の中の静かなサンルームからの眺めも
やっぱり素敵で心が穏やかになっていくひと時。






そして、ポップオーバーが出来上がる。

あー!上が弾けなかった!
ポップオーバーだから上が割れないと
いけないんだよ、でも味は大丈夫と思うよ。と
少し残念そうなロビン。

型から出してバスケットに入れると
冷めないように布でそっとくるみテーブルへ。





甘くないので、バターやジャムのほかに
ビーフなどの肉を詰めることもあるのだという。

お皿に取って手で半分に割ると中は空洞。






外側はカリッとしていて
シュークリームの皮のようである。

だからこの中に甘いカスタードクリームを
添えるとデザートにもなるし、
ハムやチーズなどを入れると
おかずパンのようにもなる優れもの。
しかも焼きたての香ばしさ
内側しっとりの美味しさったら。

調べてみるとこのポップオーバーは
17世紀頃からイギリスで作られてきた
ヨークシャー・プディングがアメリカで
独自の進化を遂げた
「アメリカ発祥」のものなのだとか。

これは絶対私も作れるようになってみたい。
さっそく型を買いに行くつもり♪
こんな重厚な作りの型は
あまりないと思うけれど
ステンレス製などのポップオーバー型は
見かけたことあるから
きっとすぐ手に入るはず。

最終日、帰る前にもう一度PaulとLisa の
お家に行きランチをごちそうになり
ボートには雨が降ってきたので乗らずに
少し早めに帰路に着くことに。










おみやげにロビンから近所の
メープルファームのメープルシロップを。
このあたりはメープルシロップが
どこでも採れるよ、という。
リサからはローカル生ハニーを。






どちらもあの日の夕陽ように、今
わが家のキッチンで黄金色に
きらめいている。

紅葉の時にまた来て!と
言ってくれるリサ。

それはそれは美しいのだそう。
まるでキャンディのようなのよ、という。
その時の気候によってもちろん
色の違いはあるのだそうだけれど
例年10月の半ば頃がピークなのだとか。

キャンディ色の紅葉を見にまた来たい!

できれば次はカナダにも足を伸ばしたい。
地図を見るとニューヨークに帰るより
ぜんぜん近い川向こう。
オタワかモントリオールか。

次の旅に向けていつだって
準備万端に体調整えて心弾ませて❤️

夜遅くにマンハッタンに到着。
バンダレイの家の前でお別れのハグをした。

This is my family! という言葉に
胸がグッと熱くなった。

また「ファミリー」と言ってくれた。

どんどん大切な家族が増えていって
嬉しいね、と彼を送り届けた後
ブロンクスのアパーメントに向かう道で
Leo とそう喜びあった。

バンダレイのその言葉にまだ心が温かく、
PaulとLisa とRobin のおもてなしに
感謝して。

次の再会を心待ちにしながら。






#newyork #ニューヨークの旅

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