凡人クライマー

可能性を信じて

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Medical Cyclist~ロードバイクのトレーニング、機材、食事、応急手当・落車対応、レース・イベントを語るブログ~

新潟県自転車競技選手権ロードレース

2019-05-26 19:40:51 | レース



新潟県自転車競技選手権ロードレースに出場しました。結果はDNF。

メンタル的に最後まで出場するか迷いましたが、出て良かったです。
スタートラインに立てただけで充分。
それに序盤に一仕事出来てもう満足です。

更に一緒に逃げたチームメイトが優勝してこの上ないレースでした。

この県選があるからと思ってこの2週間ほど練習を最低限頑張りましたが、これにて自転車競技は少し休憩しようと思います。

母の死を乗り越えて強くなる、とかはもうしばらく先の話になりそうです。

これからも家族助け合って生きて行こうと思います。

ありがとうございました。





スタート〜逃げ。千切れるまで。


千切れてから集団。DNFまで。

第53回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-1

2019-04-27 23:00:47 | レース


リザルト
17位/79人(完走44人)
+00:15





以下、レースレポート


今シーズンの実業団初戦。
群馬で勝つイメージはなかなか湧かないが、目標は優勝。
JCRCで感じた調子の良さは、実業団ではいかほどか。

作戦としては、出来れば中盤以降に少数で抜け出した上でのスプリントに持ち込みたい。

今シーズンは田崎さんもE2なので、上手く協調できれば。
というか田崎さんとレースで走る機会はそう多くないので、色々と盗みたい。





割と前目でスタート。

左から田崎さんがスルーっと上がって行く。
後ろに着いて同じく先頭付近へ。
群馬の序盤は荒れる場合があるので、まずは上がらねば。

さっそく飛び出す選手がいるが、なかなか逃げが決まらないまま序盤をこなす。

3周目のスプリントポイントで田崎さんが掛けたけど獲れなかった模様。。笑



気温が低く雪も降り始め、かなり寒い。

集団前方に位置取ってローテを回す選手は限られていて、周りを見渡すといつも同じジャージ。

JCRCで一緒に逃げたサンクスサイクルラボの石橋さんも居て、先週と同じく積極的に引いたりしていた。



その後2〜3人の逃げが出来て、やや落ち着いた雰囲気に。
しかしもう中盤。あまり逃し過ぎるのも良くないだろう。



7周目の心臓破りを過ぎたあと、モトバイクからニュートラルの指示が入る。
フェミニンのゴールと被るからとのこと。
そして、既に逃げは捕まえていたような気がしたがモトバイクから『10秒差ね!数えたから!』と伝えられる。

新たな逃げが出来ていたのか、さっきの逃げがまだ続いていたのか、それとも逃げはもういないのか、少し集団も混乱した様子。



ニュートラル中に雪も強くなって普通に吹雪。

ホームストレートでフェミニンのゴールを見送り、さていつニュートラルが解除されるかなと待つが、ヘアピンコーナーを二つ抜けてもまだ解除されない。

リフト坂あたりでようやくニュートラルが解除されたようだが、離れた位置で信号を赤から青にされて良く見えなかった。

そしてモトバイクが来たと思ったら『逃げと30秒差』と。
なぬー!?さっき10秒差って言ったやん。
と言うかそもそもやっぱり逃げがいたのか?と混乱する集団。

ほどなく心臓破りへ。
もう次が最終周。心臓破りはあと2回。
ペースアップを図り先頭でこなす。

そしてホームストレートへ戻ると、あと2周と。
ニュートラルの周回は含まれなかったようだ。
これでまた集団が混乱。あと1周?2周?なんて声が周りから聞こえる。

そうこうしてる間に逃げと35秒差に。
差が広がったが、集団にとって残り2周になったのはむしろ好都合。
協調して追うしかない。

回りましょうと声を掛けてローテを促すが、前述の通り回る選手が限られていて上手く回らない。。

しかも雪の影響で路面がウェットになり、下りやコーナーのスピードが上がらない。
先頭でヘアピンコーナーを抜けると後ろと距離が空く事がしばしば。

こうなったら次の心臓破りで少数で抜け出して、追える選手だけで追った方が良い。
9割ほどで心臓破りを先頭でこなし、ピークからも踏みやめないようにする。

が、結局集団は少しスリムになる程度。
ダメだ。。。

そしてラスト1周。
どうせ逃げ切られたら表彰台も無いんだしと思って引く。

心臓破りも先頭でペースアップを図るが、抜け出すようなスピードは無く集団スプリントへ。

そこからはほぼ先頭付近に位置取ったが、逃げ切りが確定して適当になってしまい、スプリントは集団の発射台となり埋もれた。



またしょうもない結果に。。。

ニュートラルの事やら集団のローテやら、色々と言いたい事はあるけど、結局勝たなければ実力不足でしかない。

逃げ切った3人が強かった。
その逃げに乗れなかった事も実力のうち。


レースのデータ。


やはりJCRCの方が少人数の逃げでしっかり回したから負荷は高かった。
今日は不完全燃焼だった。。。

まぁ、言い訳しないで強くならねば。

調子は上向きだし去年までより感触も良いので、またコツコツと地道に頑張ります。

参加された皆さん、お疲れ様でした。
応援の方々、運営スタッフの皆さん、ありがとうございました。

写真各所から頂きました。
またよろしくお願いします。


JCRC第2戦in群馬CSC

2019-04-21 23:11:35 | レース

リザルト
エンデューロ:2位/62人(+0.05)
SA:10位/11人(+06:49)






03:30 起床
04:00 出発
06:50 群馬CSC着
07:15 試走2周
08:30 エンデューロスタート
10:30 エンデューロゴール
12:00 表彰式
12:45 SAスタート
14:30 SAゴール
15:00 群馬CSC発
17:15 帰宅



以下、レースレポート


今年の初戦は2年ぶりのJCRC。

うっかり手が滑ってしまい、エンデューロとSAにダブルエントリー。

まずはエンデューロ。



目標は優勝。

要チェックな選手は、
フィンズのKNTさんとイケメンとあべきゅん。
JPTライダーのバンくん。
そして他にも必ず強い人がいる。

そんな中で自分が勝つには、、、やはり小集団のスプリントか。

エンデューロは人数が多いうえ、脚力差があるため序盤から勝ち逃げが決まる可能性がある。

よって上記の選手のうち2人が入りそうな逃げに乗って、逃げ切りを狙う作戦。

もし後半まで逃げが出来なくても、上記の選手は勝負所で必ず残るだろうからそこで遅れないように。

そんな事を考えてスタート。



直後から1〜2名が抜け出したりするけど容認。
ほどなく吸収。

集団も落ち着かない感じで上げ下げがあるが、決定的な動きは見られない。

3周目だかの心臓破りでイケメンが軽々と登って行き、ちょいと追従。もう1人来て3人で抜け出す。
すると集団と距離が空き、イケメンが下りで踏み始める。

3人じゃちょっと少ないのと、まだ後ろにKNTさんやバンくんが居るので逃げ切れないと判断。
イケメンに『ちょっとこのまま行く気はないです』と伝える。

やはり、ほどなく集団に吸収される。

次の周、逃げもおらず集団がやや緩んだようなタイミング。
リフト坂でバンくんが掛ける。
KNTさんも着いて行ったのでこれには乗る。

そのまま心臓破りでも踏む。
イケメンも来た。これは勝ち逃げの予感。
6人の逃げが形成。
メンバーはKNTさん、イケメン、バンくん、Racing CUBEの高木さん、サンクスサイクルラボの石橋さん、自分。

KNTさんの声掛けで逃げのローテーションが回る。
登りはペースで、下りと平坦で踏む。
登り返し前に先頭交代して後ろを発射させる。
そんな感じでなかなか良いペース。

つーか、KNTさんが元気だ。
明らかに調子良さそう。

バンくんも冷静に集団とのタイム差を把握してペースを作る。
落ち着き方は段違い。

自分はと言うと久しぶりのレース強度に40〜50分経過時で早くも腰痛が。。。

主に高強度のダンシングでかなりキツい。
ストレッチを入れながら騙し騙し走る。

逃げ始めて3〜4周したあたりで、気が付くとイケメンが居なくなっていた。
登りは一番軽そうだったのでメカトラか?
(後で聞いたら背筋が終わったとのこと。やはりレース強度でのダンシングがキツかったそうだ。そこは自分も課題。)

90分ほどが経過した周回、残り3周くらいかと言うところ。
バンくんがボトルの水を捨てた。こりゃ、来るぞ。

予想通り心臓破りでバンくんの強烈なアタック。
分かっていて反応しても距離が空く。このダンシングだよ。。。
どうにか登り切りには緩んでくれてセーフ。
石橋さんが千切れて4人に。



KNTさんは平坦と下りは速いけど登りが少し余裕無くなってきたか。
高木さんは登りに余裕がありそう。スプリントはどうだろ。
バンくんはまだいつでもアタックするぞな雰囲気で一番余裕ありそう。
自分は登りもう1発か2発ならまだかろうじて行けそうな感じ。スプリントは最後になってみなきゃ分からん。



次の周、リフト坂などでは大きな動きが無く、バンくんがペースを作る。

水を飲むタイミングで1回ローテを飛ばして、ちょうど息が整ったタイミングで心臓破りへ。
ここで自分がペースアップ。出来ればKNTさんか高木さんが千切れてくれたら良いなと。

んが、誰も千切れず登り切りで緩める。
(バンくんから後で聞いたら、踏み切られていたらヤバかったと。KNTさんもキツそうだったし、もう少し踏めば良かったか。まぁ、そこまでの余裕も無かったんだけど。)

次の周、バイクからラスト1周と伝えられる。
さてどうするか。。
KNTさんが『スプリントにさせてくれ』と言い始める。笑
心臓破りで掛かると遅れるって気持ちの表れだ。

まぁ、自分も心臓破りで抜け出す余裕は無いし、このメンバーでのスプリントなら勝機はあると思ったし、良いかと。
それでも心臓破りの展開次第ではKNTさんだけ置いて行けたら良いなと思ってたけど。

途中に大きな動きは無く、心臓破りへ。
高木さんがアタック。
結構なペースで登って行ったけど、単独なら3人で追い付けるかと思って無理に追わず。
バンくんもそんな感じ。KNTさんの話を受け入れたようだ。笑

バックストレートで高木さんが垂れ気味で、これは追い付くと確信。
ちょいと回ったけどその後はバンくんに引いて貰う。
隊列はバンくん、自分、KNTさん。

最終コーナーで高木さんを吸収して、そのままバンくんを先頭にホームストレートへ。
絶対KNTさんが来るぞ。。。右側から来た!



しっかり反応した(つもり)で後ろに着き、ギアを掛けてスプリントへ。
しかし路面の凹凸が酷くてタイヤとチェーンが暴れ、ギアが少しガチャガチャとモタつく。



それでも良いから踏め!
届け、届け、届け、、、!





届、、、かねぇーーーーー。。。





ああー、、、birthday winが。。。


後ろのイケメンとMoeがシュール。笑



こう言うチャンスで勝ち切れないあたり、ホント自分は持ってない男よのう。いやマジで。。。

まぁ、KNTさんすげー嬉しそうだったし、結婚祝いってことで。
一番元気に動き回ってたしな〜。
おめでとうございました🎉

自分もこう言う走りを続けていければ、いずれ表彰台の真ん中に立てるんじゃないかな。

エンデューロのデータ。
GPSの感度が悪いため、実際は78km Av37.48kph。


2時間でNP271wは過去最高の強度。やっぱレースは凄いな。
体重は増えてるけど、その分モアパワー化出来てきている模様。
今はしっかりモアパワー化して、その後絞れば良い。

KNTさんのデータ。


体重は自分より重いのにすげーエコノミーだな。。。
やっぱり走り方が上手い。

スプリントも勝てるかと思ったけど甘かった。
最後詰めてたけど、タイミングやギアの選択などなど、KNTさんの方が上手だった。




さて、休憩してからSA。



目標は今度こそ優勝。と、行きたいところだけど、完走目標。
脚攣りそうだったし、勝負に絡むのは厳しそう。



思ってたよりは脚が動いて、2周目までは集団に残れた。
が、3周目のリフト坂でバンくんがアタックして千切れる。

後は千切れた3人で回して何とか完走を目指す。



残り3周くらいから回すのも厳しくなって付き位置に。
すんません。。。

Moeが集団とのタイム差を教えてくれて、このまま行けば完走は出来そうと思えたのが良かった。
ありがたし。

結局、先頭と6分49秒差で完走。



※他のクラスは既におらず、最終完走者だったのと誕生日おめでとうコールに応えての手放しゴールでした。
本来ならゴール時の手放し(片手でも)は警告若しくは罰則の対象です。



バンくんはSAでも最終周まで先頭集団に残って7位。
やっぱスゲーな。。。
そして身長差も凄い。笑

2レース一緒に走って良い経験&練習が出来ました。
ありがとうございました。

SAのデータ。
実際は60km Av34.87kph。


頑張った。


新潟勢、と言うかフィンズ勢と。
応援や写真等ありがとうございました!お疲れ様でした!


レース後はサクッと準備して帰路へ。
自分はさすがに疲労困憊でMoeがほとんど運転してくれた。ありがたし。







夜はMoeの手料理とシャンパンで乾杯。
どれも美味くてご飯と酒が進む進む。

シャンパンも軽々2人で空けてしまった。。。
ダイエット?明日からね。

良き日でした。ありがとう!



試走、レース合計
160km
TSS:377.5

ツールドおきなわ市民210km

2018-11-11 23:03:00 | レース

リザルト
181位
6:07:37.325(+51:33.534)
Ave:153w NP:190w






04:00 起床、朝食など
06:30 移動、軽くアップ
07:27 スタート


以下、レースレポート


目標は50位以内。あわよくば30位以内程度。

10月は2200kmほど走り、200km以上のライドも行った。

内1回は250kmソロで走り、そこそこなペースで走れたことから、今年の乗り込みでかなりベースが出来たという実感はあった。
4〜10月で13000kmほど。

特に『食べれば回復する力』は抜群に伸びたので、沖縄でも補給をしっかり摂れば千切れた後もしっかり走り切れるだろうと思っていた。
(結果的にはそのしっかり摂ったつもりの補給が悪かったようだが。。。後述)

ただし、強度が全く足りていない事は10月のJBCF南魚沼とジャパンカップオープンで痛感していたため、勝負所の登りでは生き残れない。
その後の粘りが大事だと考えていた。

具体的には2回目の普久川までは何とか集団に残り、高江以降は千切れた後に粘って走れたらというところ。


©Makoto.AYANO/cyclowired.jp

昨年の100kmU39で7位だったお陰か、運良くシード権を頂いた。
更に田崎さん、KNTさん、バンくんとプロトン内でも名のある選手と一緒にいたお陰で前方に並ばせて頂いた。

07:27にスタート。

序盤は落車を避けるため、KNTさんの後ろや田崎さんの後ろに付いてポジションを下げないように走る。





それでも見える範囲で3回は落車が起きた。
怖すぎる。

1回目の普久川まではとにかく神経を尖らせて落車だけはしないように集中。

割と近くでの落車もあったが運良く巻き込まれずに行けた。

そして普久川。
後で周りの選手に聞くと『ゆっくり』だったというペース。

けど自分には充分に辛い強度だった。
stravaでは約18分20秒Ave245wほどで確かにw数は高くないが、勾配の変化=強度の上げ下げがありそれが辛い。
やはりインターバルの弱さを実感した。

ただ、千切れるほどでは無く集団でクリア。



下りは若干挙動の怪しい選手もいて安全マージンを取って下る。
が、2回目の普久川後にこの位置だと高江前に中切れで終わるなと悟る。

そこから奥に向かうまでは平和。
ここでしっかり補給を取る。

奥の登りでは森本さんがペースを作り、これまた楽ではない強度で少しずつダメージを負う。

この辺で若干の足攣り前兆が見られ、意識的に水分やジェルを取るようにした。

普久川までの海岸線は集団中ほど。
このあたりから体に異変を感じ始める。

気持ち悪い。。。
補給がうまくエネルギーにならず内臓にダメージを与えているような感覚。

奥までで補給を摂り過ぎたか?

前方では田崎さん、バンくん、キャンが固まって先頭交代をしていたが、全く上がれず、回復を祈りながら走る。

そしていよいよ2回目の普久川。

入りこそゆっくりだったが、やはり体は回復せずに徐々に集団最後尾へ。

更にいつの間にか前輪がパンクしており、ニュートラルからのホイール交換の際に集団からドロップ。
(いつからパンクしていたかは不明。パンクというより原因不明の空気抜けか。)

その後はもう体が動かなくなり、地獄の60km単独走となる。

足攣りで遅れたキャンにも抜かれ、集団で走る雑賀さんに『一緒に行きましょう』と言われても付いて行けず。

もう辛過ぎて他人のペースで走ることが出来なかった。

それでも周りを見渡すと、同じように脚が売り切れても諦めずに走る選手達の姿があった。

あぁ、みんなそれぞれのゴールを目指しているんだな。

左手にはあまりにも綺麗な海。

沖縄はとても美しく、そして残酷な場所だった。





とっくに限界を迎えた体を突き動かしたのは仲間の存在。
そして不甲斐ない自分を許せない悔しさに尽きる。

酒が入ったら悔しさが込み上げて来て、久しぶりに本気で泣いてしまった。

覚えてる限りでは中学時代の部活以来。

30歳になっても泣けるほど熱中できるものがあるのは幸せだ。

来年また沖縄に帰って来て、今度こそ納得のいく走りをしたい。






○補給食の反省

前述していた補給の失敗。
それは、おそらく高カロリーかつ濃厚なマグオン入りボトルを序盤から大量に摂り過ぎたこと。
相対的な水分不足。
補給食の内訳は
マグオンジェル(120kcal)×5×2ボトル
スポーツようかん(120kcal)×6
ガッツギアジェル(200kcal)×2
約2400kcal

これは話したら田崎さんとKNTさんに『そりゃ気持ち悪くなるわ』と。

ニセコでも似たような補給食で、後半は気持ち悪くて何も口に入れられない状態になった。
が、それは単純に運動強度に耐え切れず疲れ過ぎてそうなったものと思っていた。

それもあるだろうけど、今回はあまりにも酷かったので、今後は補給食も要改善。

田崎さん曰く『レースで初物はダメ。いつも通りが一番』とのこと。

ちなみに普段は固形のバーに普通のジェル、ボトルにはジャコラ。
ようかんも実は甘ったるくてあまり好きではない。

ならなぜそんな補給食に、、、と思うかもしれないが、高強度なレースでは高カロリーなものを摂らなければいけないと考えていたから。

色々試して自分に合った補給の摂り方を見つけたい。





自分はやっぱり凡人だ。

現状と課題をしっかり把握して一つ一つ改善していくしかない。

この悔しさをバネに、また挑戦していこうと思います。

やれば出来る。きっと。


ジャパンカップオープンレース2018

2018-10-20 23:17:55 | レース


リザルト
DNF(6/7周回)






以下、レースレポート。

目標は最低限完走。出来れば30番代くらいが現実的か。

しかし今年の出場メンバーはヤバいと巷で話題になっており、かなり厳しいレースになりそう。

とりあえず完走だけはしたいところ。

スタート時の位置取りが大事との事なので早めに並んで前目にいたけど、前に行きたい人たちでごっちゃごっちゃしてダメ。

何か普通に割り込んで来るのはどうなの?

まぁそれは置いといて、いざスタート。

古賀志の登りをとにかく前目でこなさないと、下りと平坦で中切れが起こる。

なのでガンガンと前に上がりたいところだけど、人がいっぱいで前が詰まって上がれない。

それでも強い人、上手い人は間を縫って脚使ってでも上がって行く。

自分は前に上がり切れずに集団中ほどよりは前かなくらいで登頂。



下りは問題なし。むしろ追い抜いて行きたいが古賀志では難しい。

下り切ると先頭は遥か彼方。しかも中切れ祭りと。
やっぱりそうなるか。。。

何とか回して大きな集団になるけど、負債を抱えたまま2周目の登りへ。

少し集団はスリム化したけど、先頭のペースが速く縦に伸びる。

ここでも上がれず、集団のケツにギリギリ付いて登頂。



何とか生き長らえたか、と思ったが。。。

下り後の平坦でまた中切れ祭り。

自分で埋める脚もなく、一度集団に置いて行かれると数名で回してももう追い付かない。

ここで集団からドロップ。。。もうかよ。。。

気持ちが切れそうになるが、DNFと完走じゃ雲泥の差なので周りの数名と完走を目指して回す。





5周目までは数名が入れ替わる形で回すが、6周目に入る前に後ろから大きな集団が来て飲み込まれる。

が、この集団は上手く回っていない模様。

ハヤサカの木村さんが
『登りはペースで下りと平坦で回さないと意味ないよ!』
と言ってまとめようとするが上手く行かない。

登りに入ってペースを上げる選手がいると『おいおい若いの、オッサンをいじめないでくれ〜』なんて声が聞こえる。

あぁ、この集団は死に集団だな。完走出来ない。
と判断して古賀志はペースアップ。

すると2〜3名が来て
『あの集団はダメですね、この数名で行きましょう』
と同じく集団を見限って同調してくれた。

案の定、下り切った後も集団は来ない。

ここで先頭とは約8分差、7周目にさえ入れば完走は出来ると思って必死に回す。

が、無情にもフィニッシュ地点で足切り、DNFと相成りました。




反省

登りを前目でこなす登坂力の無さ、それが招く下りと平坦での中切れ、そこで抱える負債、また登りで上がれない。
という蟻地獄的なスパイラルで死亡。
位置取りや上手さがあれば違うのでは、という話もあると思うが、やはり強い人はどんな状況でも前に上がって行く。
結局は自分の力不足、それに限る。

南魚沼でも痛感した圧倒的なパワー不足。

やっぱりvo2maxの領域が弱いのかな。

集団から千切れた後の古賀志の登りは、完走した集団と変わらないかむしろ速いペースで登れていた。

持久力も付いて来てる。

そこから考えると、やっぱり絶対値を上げる事が必要。
それと、インターバル的に辛い中でも自分のmaxに近い力を何度も出す能力。

いつも同じような反省だけど、今年の乗り込みでベースが出来てきた分、いよいよ本格的に取り組む時期なのかなと。

ある意味伸び代があって楽しみでもある。

インターバルもそうだけど、短い登りでTTするとか自分の全力を出す練習も必要だろうな。

あまり悲観せずに沖縄までもう少し頑張ろう。





栗原夫妻や若杉さん等はもちろん、沿道から応援してくれた方々もたくさんいてありがとうございました。

そしてバタバタと一泊させて頂いた大野さん、まさかの前輪が使えない事態に予備ホイールを貸してくれたバンくんも本当にありがとうございました。

バンくんは32位、大野さんも58位で無事完走。

自分だけDNFで不甲斐ない。

来年もジャパンカップオープンは出たい!

こういうところから這い上がるのも自転車の醍醐味だと思う。

頑張ってこ。

写真は色んなところから頂きました。
ありがとうございました。

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