そして時の最果てへ・・・

日々の雑感や趣味の歴史についてつらつらと書き並べるブログ

もはやフォローできなくなっている古典

2010-03-24 23:01:10 | 雑感
表現の世界はしばしば古典を知らないと理解できないことがあります。

「天の原 ふりさけみれば 春日なる・・・」とか「国境の長いトンネルを抜けると・・・」で原典がわからないと小説を読むのがツライですし、「坊ちゃんスタジアム」だとか、ヘタすると日常生活に支障をきたすものまであります。

ビートルズだとかモネだとかシェイクスピアを知らないとロックや近代美術、舞台芸術の深みを理解できない(と思います)し、スタン・ハンセンとか長嶋茂雄、マラドーナなんかは確実に知ってないとマズイ。

そんなのがインターネットを中心としたサブカルチャーにも広がっています。

「厨房」とか「池沼」とか、単純な言葉ならいいんですが、「ゆっくりしていってね!!!」とか「Nice boat」などは最早何がナンだか理解できません。

そんな中、ワタシが長年不思議に思っていた疑問が解決しました。



遠いよ!初音ミクと長ネギ!!

しかし、あのアニメに歌を乗っけようと思った人がスゴイ。こんなもん、マイケルソン・モーリーの(エーテル風測定)実験から、「普遍なのは時空じゃなくて光速度の方なんじゃない?」と言ったオッサンぐらい突飛な発想ですよ。

でも初期に初音ミクが歌ったのがスオミ語のスキャットという、歌詞が明確に聞き取れないものだったから流行したんじゃないですかね。やったことないですけど、VOCALOID(ボイスシンセサイザー)で自然に聴ける歌を作る「調教」と呼ばれる作業は、かなりの熟練を要する難しい作業だと聞きます。VOCALOID黎明期にピッタリだったのでは。

ついでなので元ネタも貼っておきます。





やっつっつぁっぱり りっぱりらんらん
て(っ)きたり りんらん てぃちたんどぅら
りぺたびだんら るっぱてぃるぴらん
これかん こっかや きりがんぐ
ぁらっつぁっつぁーや りびだびりんらば
りつたんでぃんらん でんらんど
わば りっぱった ぱりっぱりっ
ばりびりびりびりすって でんらんど
やば りんらん すてんらん でいあろー
わらば るぶるぶるぶるぶ どぅぃえぶー
わっでぃ(づ)だ りんらん すでんらん どばだか
だかだが どぅどぅ でいあどー