部下を教育する時、二流のリーダーは、部下に教えようとします。
どんなに教えても、本人がヤル気を持たない限り、通り抜けてしまいます。
人間が一番学べるのは、気づく瞬間です。
一流のリーダーは、どうすれば部下が気づくかを考えます。
これには、根気よく待つ、という忍耐力が必要です。
部下には失敗もさせなければなりません。
気づいた時、初めて教えることができます。
教えようとする姿勢と、気づかせる姿勢は、まったく逆です。
教えてばかりいると、部下は気づかなくなります。
正解を自分で見つける努力をしなくなります。
今は、ゆっくり盗めと言っていられないスピード時代です。
でも、急いで教えることは、相手のためにはなりません。
一つのことを教えたら、最大一つのことしか学べません。
気づかせることができれば、部下は吸収しようとします。
一つ気づくことで、100個学ぶことができるのです。
「人を動かせる人の50の小さな習慣」中谷彰宏 著
人が最も成長する瞬間って何かにハッと気付く時だと思います。
外からの力(言われる)よりも、内からの力(自らが気付く)のパワーの方が絶大だと感じます。
意識のアンテナを張って、そういう機会を増やしていく、センサーの感度を上げていく事が大事ですね。
やはり大事なのは自分なんだと思います。
感受性とは、外部からの刺激によって反応を誘発される受動的能力。
感性とは、受動的でなく、積極的に感じ取る力。
自分が生きて行くために必要な情報を自ら感じ取ろうとする感性の働きが、
「求感性」(ぐかんせい)である。 (芳村思風先生の一語一絵より)