閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水草の紹介、今日の1株はホテイアオイ。冬の琵琶湖岸漂着植物シリーズですが、琵琶湖博物館近辺にも多数棲息しています。琵琶湖では沖へ2~3mの範囲で高密度の群生。止水域では冬でも、枯れた株水面を覆い水環境が心配ですね。
<データ>
名前:
ホテイアオイ
分布:
滋賀県全域
体長:
葉長で100㎜程度
生息:
琵琶湖、池沼・河川の泥質底の緩流域や止水域
特徴:
漢字で「布袋葵」と書く明治中期に渡来した多年草。葉柄が膨れて浮き袋の様になったところが、布袋様のお腹に例えられてこの名前がついた様ですね。花期は8~10月頃で、直径約3cmの淡い紫色の花を咲かせます。水中に根を下ろすと同時にランナーを伸ばして、新しい株を作り爆発的に繁殖します。最近では自然界で繁殖して、水流を妨げたり、水中への光を遮断する害草とされています(船の走行を妨げることもある)。滋賀県の一部の内湖では、ワタカを放流して駆除しているところも見られます。
参考・引用文献
私見:
本来ならば、ボタンウキクサと共に特定外来生物に指定されるべきですが、栽培者が多いためか指定されていませんね。
採取:
浮かんでいる株をタモ網で掬う。(害草とされているので、他地域に放流しないで下さい)出来れば、持ち帰り以外でも、数株掬い上げて駆除する。
飼育:
容器に水を入れ、浮かべる。栽培は室内水槽よりも野外の光が強いところが向いています。低光量、低温に弱いようで、冬場は霜に注意する。(光量不足で枯らしたことがあります。)
動画:
画像:
葉の葉柄の膨らみ。スポンジ状になっていまして、空気が入っています。
08.10.31追加画像、琵琶湖内で咲くホテイアオイの花。
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:
ホテイアオイ
分布:
滋賀県全域
体長:
葉長で100㎜程度
生息:
琵琶湖、池沼・河川の泥質底の緩流域や止水域
特徴:
漢字で「布袋葵」と書く明治中期に渡来した多年草。葉柄が膨れて浮き袋の様になったところが、布袋様のお腹に例えられてこの名前がついた様ですね。花期は8~10月頃で、直径約3cmの淡い紫色の花を咲かせます。水中に根を下ろすと同時にランナーを伸ばして、新しい株を作り爆発的に繁殖します。最近では自然界で繁殖して、水流を妨げたり、水中への光を遮断する害草とされています(船の走行を妨げることもある)。滋賀県の一部の内湖では、ワタカを放流して駆除しているところも見られます。
参考・引用文献
私見:
本来ならば、ボタンウキクサと共に特定外来生物に指定されるべきですが、栽培者が多いためか指定されていませんね。
採取:
浮かんでいる株をタモ網で掬う。(害草とされているので、他地域に放流しないで下さい)出来れば、持ち帰り以外でも、数株掬い上げて駆除する。
飼育:
容器に水を入れ、浮かべる。栽培は室内水槽よりも野外の光が強いところが向いています。低光量、低温に弱いようで、冬場は霜に注意する。(光量不足で枯らしたことがあります。)
動画:
画像:
葉の葉柄の膨らみ。スポンジ状になっていまして、空気が入っています。
08.10.31追加画像、琵琶湖内で咲くホテイアオイの花。
よろしければこちらにもお越し下さい。
エビの飼育にも役立ってくれますね。
一部の水位域では、表面を覆うホテイアオイで日光が遮られ、水温が下がったり、在来水草が枯れてしまったりしているみたいですね。
増え過ぎて困るというのが、自然界での悩みでしょうか。