滋賀県に生息する水草の紹介、今日の1株はオオカナダモ。冬の琵琶湖東部の漂着植物紹介シリーズです。琵琶湖で大発生のオオカナダモですが、漂着物としては少量でした。(殆どがまだ元気に繁殖しているからかもしれません)
<データ>
名前:
オオカナダモ
分布:
滋賀県全域(山側を除く)
体長:
葉長15mm~30mmくらい 茎は1mを超えることもある
生息:
湖沼・溜池や河川の富栄養化したところ。(水質の悪い所)
特徴:
漢字で「大加奈陀藻」と書く外来種の水草。葉は笹葉型の4輪生で、在来種のクロモと似ています。葉の色は淡緑色~濃緑色。花期は春~夏で、直径1cm程度の白い花を咲かせます。繁殖力はきわめて強い水草で、破片があれば殖えるようですね。量販店などでは、アナカリス・金魚藻の名前で売られているのを目にします。日本各地だけでなく世界各地で帰化している。類似種にクロモやコカナダモがいます(違いはクロモを参照)。
参考・引用文献
私見:
南米原産なのに何故か”カナダ”の名が付きますね~、何故?
採取:
適度な長さで茎を切り取る。繁殖力が強い為、採取したものは放流しない!
育成:
水槽に砂を敷き、茎を埋め込む。埋め込まなくて育てることは出来ますが、埋め込むと一定方向に伸びやすいので管理がし易い。成長が早いため、伸び過ぎた場合は茎の下側を切り落とし、上側を埋め直す。丈夫で水質変化、低光量に強く飼育しやすい
動画:
画像:
07.09.18追加画像。アナカリスの花
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:
オオカナダモ
分布:
滋賀県全域(山側を除く)
体長:
葉長15mm~30mmくらい 茎は1mを超えることもある
生息:
湖沼・溜池や河川の富栄養化したところ。(水質の悪い所)
特徴:
漢字で「大加奈陀藻」と書く外来種の水草。葉は笹葉型の4輪生で、在来種のクロモと似ています。葉の色は淡緑色~濃緑色。花期は春~夏で、直径1cm程度の白い花を咲かせます。繁殖力はきわめて強い水草で、破片があれば殖えるようですね。量販店などでは、アナカリス・金魚藻の名前で売られているのを目にします。日本各地だけでなく世界各地で帰化している。類似種にクロモやコカナダモがいます(違いはクロモを参照)。
参考・引用文献
私見:
南米原産なのに何故か”カナダ”の名が付きますね~、何故?
採取:
適度な長さで茎を切り取る。繁殖力が強い為、採取したものは放流しない!
育成:
水槽に砂を敷き、茎を埋め込む。埋め込まなくて育てることは出来ますが、埋め込むと一定方向に伸びやすいので管理がし易い。成長が早いため、伸び過ぎた場合は茎の下側を切り落とし、上側を埋め直す。丈夫で水質変化、低光量に強く飼育しやすい
動画:
画像:
07.09.18追加画像。アナカリスの花
よろしければこちらにもお越し下さい。
逆にクロモをアナカリスと思う人が増えているようですね。
個人的には重宝する水草でいいのですが、
琵琶湖などの貴重な日本産水草が生息している場所では
対策が必要ですね。
外来生物法の指定を逃れているのが、もはや繁殖し過ぎて、駆除が困難な為。
というのが情けない気がします。
この記事を読んだ方に少しでもこの現状に気が付いてもらえれば良いですよね。(^。^)
>個人的には重宝する水草でいいのですが
同感です。水槽のレイアウトやコケの発生を抑制するために使えますし、琵琶湖内でもエビや小魚のシェルターになってるのでガサガサのポイントになりますしね。
しかし、繁殖力がありすぎて、駆除が困難(不可能?)になっていることが問題ですね。更に、他の種類の外来水草も定着しているようなので、これから先が心配です。
今年は小川の水が少なくて、水流を止める程、アナカリスが繁茂していました。魚がアナカリスに打ち上げられていましたよ。
救助してから魚道を確保する為、抜きまくって帰りました。
アナカリス駆除ご苦労様です。タモ網で引上げてもキリがないくらい繁殖していますよね。確かに小さい水路では水流が阻害されて、ゴミ溜りになっているケースを見かけます。
皆さん、アナカリスは購入しないで川から抜きましょう。