中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

孤独な高齢者

2013-08-23 07:28:43 | 身辺雑記

 1人暮らしの高齢の男性のうち、2週間、人と会話することが全くないか1度しかない人が6人に1人に上ることが、国の研究暑の調査で分かり、1人暮らしの高齢男性が社会から孤立しがちな実態が明らかになったというニュースを見ました。

 国立社会保障・人口問題研究所は、去年7月、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県を除く、全国の1人暮らしをする65歳以上の男女およそ900人を対象に、生活の実態や地域とのつながりなどについてアンケート調査を行いましたが、この中で、ふだん電話も含めてどの程度人と会話しているか聞いたところ、男性の場合、「毎日」が50%、「2,3日に1回」が18%、「4日から7日に1回」が15%、「2週間に1回以下」が17%だったそうです。一方、女性の場合、「2週間に1回以下」と答えた人は4%で、男性は4倍以上に上っており、1人暮らしの高齢男性が社会から孤立しがちな実態が明らかになりました。

 この結果について国立社会保障・人口問題研究所では 「男性が定年後に孤立気味なのは想像していたが、数字の大きさに驚いた。病院などの施設から在宅へという流れが進み、認知症については早期発見が重要だとされるなかで、ほとんど話さない人がいるのは深刻な問題だ」と言っています。

 私の場合は、現役時代に比べてもちろん会話は減っていますし、特に妻がいなくなってからはその傾向は強くなりました。しかし今でも毎日のように誰かと会話しています。このところ木曜日を除いて毎日整骨院に行って治療していて、そこでは院のスタッフを含めて治療に来ている人たちとよく話をします。整骨院の休みの木曜日は生協の共同購入の日で、近所の人たちと話をします。それでも時々寂しくなって家族や中国の友人に電話します。そんなことですから、2週間に1回以下しか人と話をしないなどとは信じられないほどです。

 整骨院にはもちろん治療のために行くのですが社交のためとも言えます。人と話すことは高齢者には必要ですし、一日中黙っていることなど苦痛以外の何ものでもありません。

 

 


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