自らを奮い立たせる動機が、外からということがあります。
たとえば、上司と部下の関係で、
「上司に怒られたくないからやる」となれば、
行動が主体(能動)的であっても、行動する動機が上司ですので
納得感のないまま、やりがいを感じないまま、行動することになります。
これでは続きません。いい成果も出ないでしょう。
本来の再現性もそこにはなく、負の再現性だけが残ります。
それでも、行動しているだけに、何かを掴むきっかけになるので、
外発的動機で受動的よりもまだいいです。
しかし、できるならば、内発的動機づけで主体的であったほうがいい、
自分にとっても周りにとっても。
どうしたら、内発的動機づけで主体的になれるのか?ですが、
まず、主体的な人とは
「自分の頭で物事を考え行動する人」とします。
これを踏まえると、最初は外発的動機づけであっても
自分の頭で考え行動することを続けていくと、
どこかで内発的動機づけになってくるのではないでしょうか。
最初は、「上司に怒らないように」行動するが、
行動しているうちに(自分の頭で考え行動する)、
やる気が出てきた、もっとこうしようと思う
となると思います。
刺激をどこから求めるか、の前に、
主体的であるかどうか、ここを押さえた方がよさそうです。
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