【ビジネスで成功するマインドセット】伴走型メンターの随想

事業家・個人事業家に送る、ビジネスで仕事で大にしたいことをテーマに書きます。

できることに目を向ける

2019-06-30 08:27:11 | 日記
ドラッカーが、

「経営管理者が学ぶことのできない資質、

 習得することができず、

 もともともっていなければならない資質がある。

 才能ではなく真摯さである」

と。
 
では、「真摯」とは、何か?と辞書を引いてみると

まじめで熱心なこと。また、そのさま。

とあります。
 
ただまじめで熱心であれば、よいのかというと、そうではなく

そのまじめで熱心の矛先はどこか?が大事だと考えます。
 
そこで、ドラッカーは更にこう言っています。

「人のできないことに気づいても、

 できることには目を向けないような人間は、

 やがて組織の精神を低下させてしまう」
 
判断する、決断するのはトップの役目ですが、

その判断、決断に至るものは、

これまでの知見、経験でしか出来ないのも事実です。

ですから、自分だけのこれまでの知見、経験だけを

頼りにしての判断、決断は

どこかで危うさを生む可能性があります。
 
できることに目を向けて、

できることを積極的に行う自分であり、

同じようにする人(の声)を積極的に必要とする、

これも、ビジネスにおけるまじめで熱心さ、ともいえると思います。

誠実、真摯、謙虚、

文字で書くことは簡単ですが、

それを実践し継続する、

しかも、自分がそれを行っていればいいというものではないだけに、

意識していく必要があるものです。

それでも、誠実か、真摯か、謙虚かどうか自分ではわからないものです。
 








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