ばら in my がーでん  

ばらといつまでも

今は辛いシーズンです。

2009-06-29 10:54:40 | ばら
 二番花がちらほら咲いています。遠目にはきれいですが、近づいてみると
花弁の先が茶色になり、とてもアップに耐える様子ではありません。

 犯人はこれです。
 

 1.5ミリくらいの小さな虫で花の中を這い回っています。蕊のあたりを
触るとあわててたくさん出てきます。花弁や葉の液を吸って茶色に変色
させてしまいます。

 防除法はオルトラン粒剤を地表に撒いたり、蕾にビニール袋をかけて
進入を防ぐとよいそうですが、私はそこまでやりません。

 樹の力が夏の暑さに耐え、秋に向けて充実するようにと、花は早めに
花首のところで切り捨てるようにしています。葉っぱは大事ですから、
一枚でも残すつもりで・・・・。といっても繁りだして込み合ってきた枝は
風通しの良いように思い切って切り捨てます。そこの兼ね合いがコツかな。




 雑草にはどうしても負けますから、いろんな手段で見苦しくないように
気をつけています。

 プレートを敷き詰めたり、
     

 カーブのところはグランドカバーになるような草花を植えたりしています。

 

 最近は使用しませんが、3年ほど前に使用した除草剤がまだ残っていました。
この除草剤はうすめて如雨露で撒くのですが、薬液がかかった植物だけが
枯れます。大切な植木にはかからないように気をつければ雑草だけを枯らす
ことができます。

     

    
     


 出来るだけ薬は使いたくありませんが、うちのご近所も高齢化が著しく
植木も草も伸び放題というお宅があちこちにありますので、より安全なものを
適宜使用することで、緑と仲良く共生したいものです。

私製のスタンダードが咲きました

2009-06-22 10:13:29 | ばら
 今朝未明、雷とともに雨が降り出しました。

 
 去る2月に豊中市民ばらの会で指導を受けて作った
スタンダード仕立ての「シュネヴィッチェン」が
たくさん蕾をつけて今朝咲きました。

 

 なんだか自分のお腹を痛めて生んだ子どものような可愛さが
あります。

 
 
 これも切り接ぎをした「ヘレントローベル」です。初年度は花を
出来るだけ咲かさないように、すぐ伐ってグラスに飾りました。



 

 種から蒔いた「ニゲラ」が咲き出しました。私がこの花を植物園で見たのは
わりと最近だったのですが、実は江戸時代から来日しているんだそうです。

 花言葉は「未来」「夢で逢いましょう」・・・・いかにもそんな感じ。

 プランター二つに10本定植しましたが、どうもほとんどが白で、
青が1本だけみたいです。ピンクもあれば嬉しいな。

種を採取してまた来年挑戦しましよう。

雨が降らない  アジサイの挿し木

2009-06-21 18:36:36 | ばら
 梅雨入りをしたのはもう10日も前なのに、ここの辺りは雨が
降りません。今日の予報は雨のはずでしたが蒸し暑いばかりです。

 そこでちょっと目の覚めるようなアジサイをお目にかけます。
 

 

 近くの府営アパートの緑地に毎年こんな色のアジサイが咲きます。
アパートに住んでいた花咲爺さんの丹精こめた花々の一つです。
 数年前に亡くなられたそうで、跡を次いでお世話をしている方に
お願いして幾枝か頂いてきました。

  

        

 アジサイは挿し木が簡単だからつくとは思いますが、あんな色に
咲いてくれるでしょうか。


 ばらが一寸お休み中に庭を彩ってくれるのでアジサイはとても
嬉しい存在です。 

種からのミニばら 違う色が咲いた

2009-06-12 21:23:31 | ばら
 種から生えた「スターチャイルド」、やっぱり違う色が咲きました。


 本来は朱色の花ですが、今日咲いたのはピンクでした。

こういうことってあるのですね。挿し木や接ぎ木で増やしたものは
クローンですから、親と全く同じものが出来ますが、受粉して出来た
子どもは親とそっくりにはならないのですね。あらためて感心。

ほかにもまだ蕾を持っているのがあるから何色が咲くか興味津津です。


 

入梅時の手入れ

2009-06-10 13:26:40 | ばら
   「チャーリーアンバー」 やや大きめのミニばらです。
  先回ご紹介した「チャーリーブラウン」の枝変わりだそうで
  よく似た感じで、黄色っぽい花です。





例年より少し遅れて梅雨入り、しっとりと湿気に覆われています。

  

 昨日、定期消毒を2日ほど繰り上げて実施して正解でした。
うどん粉病は湿気が大好きですから放っておけば花首や柔らかい新芽
などから取り付き、真っ白にしてしまいます。我が園ではもっとも
厄介な病気です。

 昨日は、オルトラン(殺虫剤)とサンヨール(うどん粉病・黒点病)
展着剤(新グラミン)、それに木酢を加えたものを撒布しました。

 黒点病はばらの木を枯らしてしまう恐ろしい病気ですが、定期消毒
をきちんとしているせいか我が家ではほとんど発生しません。

 今朝ミニばらの一鉢にハダニが発生しているのを見つけました。
「花便り」という葉がとても細かいばらですから広がると退治する
のが厄介になります。すぐオサダン1000倍液を葉裏から撒布しました。

 「ダニ」ってしつこいから嫌われますが、薬の耐性がつきやすい事も
嫌われる原因です。


 梅雨時は挿し木の好シーズンです。ミニやフロリバンダ系は特に
挿し木が簡単です。清潔な肥料分の無い土に挿しておけばたいていは
成功します。

育ち行くもの

2009-06-04 14:58:43 | ばら
 我が家で一番遅い「ザ・フェアリー」が花園のラストを飾っています。
雨が降ると重さで押しつぶされそうになるので少し繁らせすぎたかな
というのが反省です。

 




 自分で芽接ぎをしたスタンダード仕立てのシュネヴィッチェンが
こんなに大きくなりました。

 風が強く吹くともぎ取られるおそれがあるのでとても気を使います。
風が出そうなときは風の当たらないところに避難させます。 
     

         5月6日(ひと月前)の様子。
         




 トルコキキョウの発芽状況です。私は原則として種から育てること
にしていますので、種袋を買ってきて蒔いたのですが、なかなか
大きくなりません。

 4月13日に蒔いたのにちっとも発芽しないので30日にもう一度蒔きました。
もう駄目かと思っていたら5月10日ごろやっと芽らしいものが動き出し、
今日6月4日にまだこの状態。

 WEBで調べたら、やはり悩んでいる人が多いらしく、それに対する
回答は「トルコキキョウは種から育てるのが難しいので苗を買って
きたほうがいいでしょう。」ということだったのでがっくり。

 うすい水肥を下から吸わせています。なんとか大きくしてあの
優雅な花を咲かせて見たい。