ばら in my がーでん  

ばらといつまでも

チャーリーブラウンという名のばら

2009-05-29 16:46:29 | ばら
 
 
 今年の新顔で、ミニばらです。微妙な色の変化をつけながら
咲き進むのがいいと思っています。これを3本、そしてこの枝代わり
という「チャーリーアンバー」を3本植え込みました。
 最近何本か同じものを植えるのがマイブームです

 
 今日の散歩道の溝にあふれるように咲いていたのでつい
一枚。名前は「ムラサキカタバミ」。ウイキペディアによると
江戸時代末期に観賞用として導入された南アメリカ産の植物で、
土の中の鱗茎で殖えるので、取り除くことが困難な雑草とありました。
でも土留めの役にもたつのだそうです。


       

シュートの話

2009-05-25 17:40:45 | ばら
春のシーズンはかなり盛りが過ぎてきました。



 
我が家では最後から二番目に遅咲きの「ブルグンド81」です。
1981年ドイツ生まれ。コンテスト向きの代表格みたいな花。
....こういうばらは、最近あまり流行らないようですが....

 背が高く丈夫で強いことこの上なし、今一株で17本の花を咲かせています。

 手前の黄色はつるばらのグラハムトーマスです。




     
     シュートがどんどん出る季節です。といってもあまり
  出ない種類もあるので、ストレスのたまる季節でもあります。

  新しいシュート(勢いのよい新芽)が出ないものは世代交替できず
 一本独鈷になってしまいます。

      
           

 「レディラック」というHTですが、完全に一本独鈷で、新しい
シュートが何年も出ていません。でも太くて割とよく花を咲かせて
いたのですが、今年途中から出ていた花枝が大した風も無いのに
付け根からもげてしまいました。それも3本もです。

 ばらの木の老化とはこういうことなのかと知りました。

 

 ほかにもそういったものが何本かあり、冬の剪定時期に
超強剪定(日本ばら会の上沼氏曰く・げんこつ剪定)しま
したら、新しい芽が伸びてきました。

 ここまで強剪定すると駄目になってしまうかもしれないと実は
とても心配でした。(もちろん切る場所は接木をしてある部分の
上部です。)

            
           「デンティベス」 ピンク一重

         
             
           「テラミス」  HT        

 木を丈夫に育てるために蕾は付いても摘み取って春には咲か
せませんでした。

 
 そうそう、花が終わったらお礼肥えを忘れずに。

  

種からミニミニばらが咲いた

2009-05-21 15:15:02 | ばら
 
 昨年秋に蒔いた「スターチャイルド」(ミニ)の発芽第1号に
花が咲きました。
 まだ身長6センチなのに立派です。健気というしかありません。
 
「私はばらなんだからなんとしても花を咲かせなくては・・・・」と
思っているみたいです。


 下の写真は2月に切り接ぎをしたけれど失敗したと思っていた
株から芽が出てきました。(シュネヴィッチェン)
あきらめずにそのままにしておいてよかった。

 その奥の白い植木鉢は同じ日に切り接ぎをして早々と芽を出した
「ヘレントローベル」です。もうこんなに大きくなっています。

    

宴の後

2009-05-17 21:18:31 | ばら
 
 二日前にはわが世の春を歌ったばらたちが、この雨で打ちひしがれた
姿になってしまいました。「フレグラント・アプリコット」

     
 花付きがよくて花弁数が多く、しかし枝が柔らかいという
性質のばらは雨の重みに耐えられずこうなってしまいます。

 まあ、こんなことはよくあるので、めげずに明日早く起きて
手入れにいそしみましょう。

 あらしの後はかならず、消毒が必要です。開花期を避けていたので
定期消毒が大分遅れています。どうしても明朝病害対策をしなければ。



 そこで、ふと気がついたのですが、毎年蕾がやっと出始めた
4月ごろにやってくる憎たらしい虫が今年は見かけなかったことです。

 ちょうどお米に付くコクゾウムシにそっくりなやつで
「クロケシツブチョッキリ」通称“バラゾウムシ”

 胡麻粒くらいの大きさですばしこく、危険を感じると
すぐ下の落ちてしまうので写真を撮ることができません。

 若い蕾の軸に穴を開けてしおれさせてしまいます。  

 でもまた何時やってくるかわかりません。

 同じく蕾に産卵して駄目にするオオタバコガの幼虫も
今日見つけました。これも早期対策が必要です。
オルトランが効きます。

 

今シーズン 今日が真っ盛り

2009-05-16 16:20:20 | ばら
 
 庭中ばらだらけになってしまいました。超遅咲きの「ザ・フェアリ」を
残して全部開花しました。

 シュネヴィッチェンもかわいい。
 



 下が今日開花した「アンドレ・ル・ノートル」2001年仏メイヤンさんの花
 “アンティークタッチ”ってどんなかな、と思って一昨年購入しました。
 昨年末鉢から地植えにおろしたら、すばらしい勢いで咲き出しました。

      
 その葉っぱがあまりに美しいのでびっくり。一点のシミも
ちじれもなくツヤツヤとしていて、作り物かと思えるほど!
ムシさん齧るな。 
     




 ところで今年もお客さんは山椒の木に来ていました。

 

 

今日のばら と 新案特許?

2009-05-13 21:33:27 | ばら
 夜中にかなり降ったみたいで雨露がいっぱいついていました。

 「ホットココア」といいます。 FL   スタンダード仕立て
 変わった色をしています。はじめはブラインドが多発しましたが、
 3年目の今年はよく咲きました。
 直立するので、ちょっとスタンダードには不向きなんですが
 頂き物なので・・・・。 
 


 「アルテス75」 HT
 とても丈夫で作りやすいです。

 


  「ホワイト・ウイングス」  一重
 まるでハンカチのようですね。木はあまり強くないけれど今年は
 元気に枝を出してくれました。

 


 これはなんでしょう?

 

 ばら作りの先輩のS女史から頂きました。ご自分で考案されたもの。
ばら作りは名人で、何でも親切に教えてくださる方です。 

 これは見よう見まねで私が作ったので、不細工ですが
90センチの農竹に焼き鳥の串を5本針金でくっつけています。

 散った花びらや落ち葉を突き刺して掃除するのにとても
便利です。いつもきれいにしておかないと病原菌のたまり場
になりますから。

今日のばら と うどん粉病

2009-05-11 23:33:05 | ばら

 
 「グラハム・トーマス」 1983年 英国生まれ
 これもイングリッシュローズ名花中の名花
 文句の言えない明るく安定したその色、強香、おまけに
 四季咲きで丈夫。安心感のある花です。

 万一枯れた場合に備えて3本ほど挿し木をしました。
 少し伸び始めています。




 3日ほど雨が続いた時は、うどん粉病が全盛でもうお手上げ
という感じでしたが、昨日からさわやかな天気になり、ちょっと
勢いが弱まりました。

 昨日ばらの会で買ってきたスプレー式の殺菌・殺虫剤
で見つけ次第散布することにします。10日ごとの定期消毒では
間に合わないときに使用します。
 

今日のばら と 春の鑑賞会

2009-05-10 16:55:05 | ばら
 ミニばらの「チャーリーブラウン」です。
チャーリーアンバーの枝変わりだそうで、3本ずつミニばら
コーナーに植えました。
   
 茶色が濃い色からだんだんうすく変化して行きます。
写真の奥のほうに写っているのが「チャーリーアンバー」で
なるほどよく似ていますが、木の大きさが若干違います。

チャーリーブラウンのほうが小さいので、もう1本買えばよかった
と少し後悔。



 

 昨日と今日の二日間、隣町で開かれた市民ばらの会の春の
鑑賞会です。

 昨日ご紹介した「ガーデンパーティ」を持って参加しましたが、
意外なことを指摘されてびっくりしました。


 それは肥料三大要素のうち「カリが多すぎる」ということです。
そのために花びらに切れ込みが入り、葉に皺がよるのだそうです。


ばらには多肥を好むものと、寡肥を好むものがあり、ガーデン
パーティは後者。なかなか難しい女王さまです。


 地植えだから肥料成分の多寡を調節するのは困難だけれど
今後気をつけましょう。

今日のばら と 種まきのばらその後

2009-05-09 21:09:02 | ばら
 三日も続いた雨が上がりました。

 
     

 「ガーデンパーティ」HT です。私が一番好きな花。
 形といい、ほんのり紅をさした花弁の反り返り具合といい、
 気品のあるクリーム色といい、なんとも言えません。
 樹勢は強く太いシュートをよく出します。
 わりと早咲きです。

  あまり気に入ったのであとからもう1本追加して買い
 ましたが、それはまるで別人のごとき顔だったので
 気に入らず、昨年末抜いてしまいました。

  同じ名前のばらだといっても必ずしも 同じではないということ
 を悟りました。だから気に入ったばらがあれば芽接ぎをして同じ
 DNA を持った木を残さないと駄目なんですね。





     
 「ゴールドメダル」HT 春も秋も同じ濃黄色の花を咲かせます。
 香りはとてもいい。今年はなぜかご機嫌が悪く花数が少ないようです。




 種を蒔いたミニばら「スターチャイルド」がこんなになりました。
左は今年春3月11日に蒔いたもの、 右は昨年秋10月10日に蒔いたもの。

 どちらかといえば春に蒔いたほうが発芽率がよいように思えます。
 (寒さに合わないと発芽しないので、冬中冷蔵庫の中に入れておき
 ました。)

 大きさはどちらもあまり変わらないのに、よく見てください、
 秋に蒔いたほうは健気にももう蕾をつけています!
 ためしに咲かせて見ようと思っています。

 

今日のばら  と 芽接ぎその後

2009-05-06 20:31:32 | ばら
今朝雨が降っていました。しかしすぐ朝日がさし始めました。
水滴のついたばらを写す好機です。

 「ブライダル ピンク」 FL 名花です。うどん粉病に少々弱い
 けれど今シーズンは今のところ大丈夫です。


 「ペルニール・ポールセン」 FL とても花付きよく、香り強く
 その上丈夫でシュートを次々出してくれます。



  スズランが可愛く咲いていたのでこれも一枚。ホタルカズラの
 青が引き立て役です。

   




 昨日ですが大仕事?をしました。

 芽接ぎで成功した苗木の植え替え作業です。

 成功したのはスタンダード仕立てのシュネヴィッチェン(FL)と
 ヘレントローベル(HT)...だけ...です。

      

  もう根がはみ出していましたから5号鉢から8号鉢に植え替えました。

  芽が2本伸びて来ていますが風でもぎ取られないか、はらはら
 していましたので、教えてもらった漏斗状にしたワイヤーを取り付け
 ました。不器用でお目にかけられるような代物ではありませんが・・・

      



 「ヘレントローベル」HT もこんなに芽が伸びています。
 もう蕾をつけていたのですがもちろんこれは摘み取りました。
      

 これも根がびっしり巻いていましたので、根鉢を崩さないように
 一回り大きな鉢に植え替えました。
      

がーでん開園

2009-05-04 22:25:49 | ばら
 あっちでもこっちでも咲き始めました。昨年より3日ほど
早い開花です。

     
   
 「ピースメーカー」というヒロシマの平和のばらです。(H.T.)


 
 
 「そとおり姫」(H.T.)です。その名のように純白の美しい花です。
今朝の開花ですが、昼ごろもう一度見に行くとコガネムシが4匹も
入り込んで食い荒らしていました。白や薄い色の花は虫に好かれます。
(濃赤色の花にはほとんど来ません。)

  対策を施しておくべきでした。うっかりしていてごめんなさい!
 あわててキッチンの水切りゴミネットをかぶせました。もちろん
 4匹のコガネムシは「フミツブース(踏み潰す)の刑」に処しました。



 
 「カートルセゾン」というつるばらです。今年は去年よりよく
花をつけています。

 房になって咲く花は真ん中の主蕾を先に取ると言いましたが、
 つるばら は沢山すぎて取りきれません。その結果このように
 主蕾だけが早く咲いてしまって周りから押しつぶされそうに
 なっています。
 

今年の様子 少し変では

2009-05-02 15:57:46 | ばら
 GWといえども何処へ出かけることも無く草取りなどを
しております。

 今年少し変だなと思うのは、下の二枚の写真のように一番花が
埋もれたように低いところで咲いているのがあるのです。

そして写真ではよくわかりませんが葉がとても大きいものがある
ということです。
 
 
 イングリッド・バーグマン(H.T)

 
  マチルダ(FL)

 2月の夏日になるほど温かかったり、4月末に寒の戻りがあったり
したせいかな、と思っていますがどうでしょうか。

 ばらたちも対応に苦慮している様子です。