ばら in my がーでん  

ばらといつまでも

秋雨前線

2008-09-30 21:00:17 | ばら
 
      雨を宿す「ロブロイ」 FL.


 この季節、虫達も寒さに向かって子孫を残すことに全力を

上げるのでしょう、ちょっと手入れを怠ると 大事な大事な蕾に

卵を産み付けて孵化し、食い荒らすいやーなやつがやってきます。

温暖化と共にだんだん勢力を伸ばしこの辺りのばらにも被害をもたらす

ようになった「オオタバコガ」の幼虫です。

数年前、定期消毒が3日ほど遅れたことがあり、蕾の約4割がだめに

なってしまいました。

 今日も雨の予報、あと2・3日は雨らしいので困りましたが

今朝5時半ごろに起きてみると降っていなかったので、枝葉に

いっぱい宿っている雨露を払い落としてから消毒を強行しました。

 午後3時ごろから本格的な降り。

 秋のばらは気を使います。

 





急に冷え込んできました

2008-09-28 11:24:09 | ばら
 この夏はあまりにも暑い日が長く続いたので“寒い”ってどんな感覚だった

か忘れるくらいでしたが、今朝は室内で22℃、カーデガンが必要でした。

 

 そうなるとばらが咲くかどうか心配になってきます。ほとんどの株がまだ

こんな状態。

      

 これは剪定を半分くらいに抑えた「ペルニール・ポールセン」。今咲いて
 いるのは夏花の部類でしょうか




 それはそうと、期待のイチジクはほとんど口に入りませんでした。

少し赤くなったかと思うと翌朝はきれいに無くなっているのです。

野鳥またはカラスの仕業なんでしょうね。ここニュータウンの建設時に

丸裸にされた大地に50年ほど経って緑が戻り、野鳥も増えたからでしょう。


 

 でも秋になりいろんな実が熟し食べ物が豊富になったからか、我が家の

イチジクまでやってこなくなったみたいです。


挿し木で根付いたバラが花をつけた

2008-09-25 11:16:58 | ばら
 

 近くに住む画家の友達から頂いたばらの枝を3月に挿し木して育てたのが

花開きました。名前は「クリスマスカクタス」と聞きましたが Webでは

そういう名前のバラは出てないので、市場に流通していない花かもしれないし、

もしかして間違っているのかもしれない。亡くなられたご主人の友人である、

ばら研究家が下さったものだと聞いています。

 アイボリーの優しい色合いがその杯状平咲きの形とマッチしてとても

愛らしい。香りが特によく、これを作出した人はきっと香りを強く意識して

交配を重ねてたんじゃないでしょうか。

  

 とても満足しています。



リニューアルの楽しみと痛み

2008-09-17 22:22:14 | ばら
 
 パティオ系のイタミ93

 パティオ系6本 (ピンク、朱、黄など)を全部新しいのに取り替えようと

考えています。この子は残念ながら今季限り

 その跡をすっきり2色(アンバーと琥珀)にまとめてみたい。


 
 これは大事なシュネヴィッチェン(白雪姫)

 芽接ぎが出来るようになればこの芽を使って、スタンダード仕立て

にしてみたい。

 台木育成中です。

シュネヴィッチェン(白雪姫)が香っています

2008-09-14 14:32:58 | ばら
 

 秋の剪定をしなかったので一足早く咲き香っています。フロリバンダ

(房咲き種)は剪定しなくてもOKですね。まだうどん粉病もつかず

きれいです。

 

 オールドローズ系のトウルーズ ロートレック(有名な画家の名前)

も剪定なしで、黄色が冴えてきました。

 
 開きすぎると中のシベ(花びらになりきれなかった雄しべでしょうか)が

こんな具合です。



 
 つるのラベンダードリームも旺盛に枝を伸ばし、その先に

全部花をつけます。秋にはちょっとお行儀悪い風情でもありますが

他に先駆けて目立つ存在です。

 でも今年は今まで経験したことのない病害虫に出会いました。

“オンシツコナジラミ”という思いがけないお客さんに見舞われて

びっくりしました。名前からして温室にしか湧かない虫か

と思っていましたがどうして。葉っぱがちょうどハダニにやられた

ような様子になり、よく見たら裏にピヨンピヨンする小さな虫がいました。

ほとんど全部のばらに広がりました。殺虫剤を3日おきくらいに3回かけて

退治しましたが、その後で青い花を咲かせるハーブの草むらに大量に

いるのを発見、全部刈り取りました。



 又、梅雨時に株元に「白絹病」を疑われる症状を見せたこともありましたが、

翌日にはケロリとしていて異常なく過ごしています、一体あれはなんだった

のでしょう。

 まあやれやれ、今のところは順調です。

ご心配くださった方には御礼申し上げます。
 


芽接ぎの勉強

2008-09-08 19:54:34 | ばら
 去る4月16日に伊丹ローズガーデンへ行って寺西菊雄さんにお会い

したことはお伝えしましたが、そのとき秋に芽接ぎの仕方を教えてあげる

と仰ってくださったのであつかましく今日お邪魔しました。

 

 これは世界的ブリーダーの寺西菊雄さんの手ですよ。



 下の写真は、今日練習用にと持って行ったノバラの台木です。

6月ごろ本を見ながら試しに自分で芽接ぎをやってみたけれど失敗だと

思いこんでいましたが、「これ着いていますよ、緑色をしていて

生きている。」と寺西さんに言われたものです。

 
    思いがけず成功していた芽接ぎ

    

 上部に繁っている枝葉をだんだんに切除していくと芽が動き出す

そうです。これは嬉しい!!



    
 

 共同経営者の弟さんもお元気。でも最近の値上げブームがここにも

押し寄せていて、化成肥料なんか5割も上がっているとか。

バラ専用土をいっぱい買っちゃいました。

 帰りにHTの苗木をサービスで一鉢下さいました。もう植える場所無いと

いっているのに・・・・。

秋の剪定 うまくいきますように

2008-09-04 15:38:09 | ばら
 天気予報どおり9月にはいると残暑がぶり返しています。

30度を超す日が続きます。

 ぼつぼつ剪定を始めました。『素人さんは鋏を持たせるとすぐ

伐りたがる』と業者さんにいわれたことがありますが、伐るのって

楽しいんです。

 



 秋の剪定は伐る時期を間違えると早く咲きすぎて貧弱な「夏ばら」

しか咲かなかったり、遅すぎると開花する前に冬が来てしまって

豪華な秋の花が見られなかったりします。

 種類によって早咲き、遅咲きがありますから毎年日記を付けて

伐ってから何日で咲くか、それを調べて剪定します。といっても

お天気が相手のことですからそこはいい加減というか、エイヤで

なんです。例によって地球温暖化の影響で伐る時期がだんだん

遅くなっています。

 9月2日、代表的な遅咲きのブルグンド81から剪定を始めました。

けさも数本、10日ころに終える予定にしています。



写真のばらは「トウールーズ・ロートレック」、オールドローズに

属するので私にはちょっと勝手が分からず、現在盛んにふっくらした

蕾をあげ始めたので、そのまま伐らずにいくことにしました。