ばら in my がーでん  

ばらといつまでも

やや秋の気配

2009-08-23 10:58:16 | ばら
 当地ではこの夏、湿度の少ない日が多く割としのぎやすいような気がします。

 下は「マチルダ」(FL)ですが本当によく咲くばらで、いくら暑くても
満開状態です。さすがに愛らしさを表現するピンク色はほとんど無く
(この写真に写っている部分だけ)あとは真っ白になってしまいますが。
 



 今年の新顔「一葉」です。この春、勢いよく新芽を出してきたとたん、
うどん粉病まみれになり、

 “こんなにうどん粉病に弱いばらは初めて!!"

と大いに憤ったのですが、季節が変わるとうどん粉はどこへやら、
黒点病には強いらしく、青みがかったほのかに黄色の可憐な花を次々
咲かせています。

 こんな可愛らしさを見せられるとつい情にほだされて、やはり抜くのは
やめてこのまま育てようと思ってしまいます。
 




 もう八月も終わりに近づき、秋の剪定の日が近づいています。
私は大体9月3日から10日位の間に、咲く順番の遅いほうから
始めます。


 その前段階として毎日見回って少しずつはさみを入れています。

 いま、こんなに屋根より高く見えるくらい伸びているバラも
あります。
それを一気に剪定するとばらもバランスを崩すので、この延びす
ぎた部分をある程度伐って置きます。

 また込み入っている辺りは絶えずはさみを入れて風通しに気をつけます。
    

 
 ことしは山椒の木に「アゲハチョウ」も来ましたが幼虫を5匹ほど確認
だけでした。

ところがプランターに植えたパセリに「黄アゲハ」の幼虫が何匹か
育っていました。なんとか蛹になり羽化するところを見たいと思いましたが
うまく行きませんでした。いつの間にかどこか目に付かないところに行って
蛹になっているらしい。

 
 裏の物置の向こうに「ヤブガラシ」が生えています。ここに
「アオスジアゲハ」がよく来ます。

今気をつける手入れ

2009-08-09 16:19:19 | ばら
 梅雨が明けて物凄い暑さがやってきました。頑張って乗り切りましょう。
ブログも虫や病気の話ばかりでは書くほうも気が引けてついつい
更新が遅れます。

 
 今年新入りの「チャーリーアンバー」(ミニばら)に黒点病が
出ました。黒点病はこの季節によく発生します。

 早く見つけることが第一、見つけたらすぐ葉柄ごと切除、下に病葉が
落ちていたらそれもきれいに取り除くこと。

 そして、すぐ薬を散布します。サプロールとかサンヨールとか
ばらの黒点病(黒星病とも言う)に効く薬を葉の裏からかけます。
ハンドスプレー式の薬液を買っておくとすぐ使えて便利です。

 だいたい黒点病は地上に近いところから発生します。(うどん粉病は
反対に上部のやわらかい新芽から発生します。)

 雨が降ると地上に落ちている菌が跳ね返るらしく、雨の後は特に
要注意です。


 
 カミキリムシの幼虫が早くも侵入したらしく糞が排出されているのを
見つけました。

 その穴を見つけるのがなかなか難しいのですが、先の尖ったもので
探し当て、スミチオン等の殺虫剤をちょっと薄めたものを注入し、
綿花などを詰めておきます。

 

 今回は一回で成功したらしくその後糞の排出はみられませんでした。
でも今年はとてもカミキリムシのご訪問が多かったので、これからも
用心しなければなりません。大きな穴を株元に作られて無残なことに
なります。