ばら in my がーでん  

ばらといつまでも

冷涼・少雨

2009-09-20 16:31:27 | ばら
 この秋は乾燥してさわやかで冷涼な日が多いのですが、当地は
雨が少なくて、水遣りが大変です。雑草が伸びないのはいいのですが
その分、ばらの伸長も遅いのだろうと思います。

 9月のはじめごろに剪定した芽が、適期に咲くのか心配になってきました。

    

 剪定したところから芽が伸びていますが、秋は春に比べてたくさん
は出ないので、原則芽欠きをしなくても大丈夫です。太い枝なら、
三つくらいの芽を伸ばして咲かせます。(これはHTの話)

 フロリバンダやオールドローズ系は関係ありません。

 
 下はフロリバンダの「一葉」です。前にも言ったかと思いますが、
この春、あまりにもうどん粉病まみれになったので、抜いてしまおうと
思っていた花です。
 

 しかし、この豪華な咲きざまを見ていると、もう抜けません。情が
移りますねぇ。道路からよく見える場所に植えてあるので、他のばらが
咲いていないこの時期、通る人の目を楽しませてくれる有難い
存在になりました。


 下はFLの「フレグラント アプリコット」、10号鉢に植えて三年目ですが
今秋、特に豪華に咲いてくれています。鉢ですから人目につくところに
移動、つまり見せびらかしています。

 
 フレグラントという名前ほど香りを感じない花ですが、私の感度が
鈍いのかもしれません。

久しぶりの雨

2009-09-13 22:17:45 | ばら


 昨日はほんとに久しぶりの雨でした。今朝「フレグラント・アプリコット」
が露を宿して輝いていました。

 今年の秋は剪定しないで咲かせ続けている株が割りと多いので、
最盛期にはどうなることか少し心配ですが、夏を順調に乗り越えた
しるしでもあるので、好きなように咲いてもらっています。

 黒点病のシーズンは終わったようです。新顔の「チャーリーブラウン」
「チャーリーアンバー」(どちらもミニ)は黒点に弱いらしく、毎日
何枚かの病葉を除去していましたが、もう収まりました。

 しかしこれからうどん粉病が取って代ろうとしています。
蕾に卵を産んで食い荒らす「オオタバコガ」幼虫はほんとに「要注意」
です。の定期消毒は欠かせません。

 

冷や汗2件

2009-09-07 18:16:46 | ばら
     
 これはこの2月に自分で接ぎ木をしたシュネヴィッチェンの
スタンダード仕立てです。

 なんといっても今年最大の自慢はこれなんです。木を育てるために
ずーっと蕾を摘んできましたが、彼女は早く咲きたくてたまらないみたい
なので、すこし、咲かせ始めました。

・・・・・ところが昨日ぐったりしているではありませんか。
     Why Why Why....
虫に入られたかと調べてみましたがその様子はなし。
今朝起きてみて見たらしゃんとしていました。その嬉しかったこと!

 きっと残暑が厳しすぎて体調を壊したのかもしれません。
もう鉢上げして植える場所まで決まっているのに、枯れてしまったら
泣くに泣けません。

    これが冷や汗1件目。


  2件目はこれ。
 
 友達に貰った枝を挿し木で増やした2本のうち1本が枯れてきました。

 原因は一回り大きい鉢に植え替えたとき、すこし深植えしすぎたためか、
虫の糞が出ているのに気がつかなかったもので、深植えはいけないといわれる
理由がよく分かりました。

 枝を伐ってみたら芯が青くて枯れてなかったので、株元をほじくって薬
(スミチオン)を綿に染ませて穴につっこんでおきましたので、もしか
したら回復するかもしれません。

     

 これはもう1本の元気の良いほうです。色といい香りといい
素晴らしい花なんです。名前はちょっとよく分からないHTです。

 勝手に友達の名前をつけましたが、世間様を混乱させてはいけないので
名称不詳にしておきます。

剪定は楽しく

2009-09-02 11:16:48 | ばら
 鋏を持つと伐りたくなるのが人情というもの、でも本に書いてある
通りにはいかない・・・・・どうすればいいのかと悩んでしまいます。

 
 エキスパートといわれる人たちも同じみたいです。
“ああでもない、こうでもない”と悩みながらやっていらっしゃる
ようですよ。

 まして私みたいないい加減なばら造りの言うことはあまり当てには
なりません。
 私は今の時期になにをするかをご参考までにと思って、今日撮った
写真をアップしながら自分が今日したことをお伝えしています。

 それから本に書いてあるのはHT(ハイブリッド・ティ)という種類の
ばらの剪定にについてであって、今主流のイングリッシュ系やオールド
ローズ系についてはほとんど書いてありません。

 
 (HT種の先端は現在こんな風にもじゃもじゃになっています。これは
どうしてももう少し下の良い芽のところに伐り戻し、そこから1本の
立派な花を咲かせなけれなりません。)

 一昔前はコンテストばらを栽培するのが主流で、一本の完璧な花容を追求
しましたが、今は「ガーデニング」の時代、たくさん賑やかにあふれるように
咲かすほうが楽しいと皆さん思っていらっしゃるのではないでしょうか。

 フロリバンダもそうですが、HTと同じ方法で剪定する必要はありません。
秋は整枝で十分だと思います。株の根元を覗き込んでみてください。
細い枝や絡みついたような枝、困った方向へ伸びようとしている枝などが
見つかります。それらを‘勿体ない’といわずにカットします。
風通しがよくなり、無駄な栄養の浪費がなくなり、きれいな花が咲くでしょう。

 

秋の剪定 少し早めに

2009-09-01 12:42:33 | ばら
 当地は台風の影響も全然無く、乾燥したすがすがしい初秋です。
今に残暑がぶり返すかと用心はしていますが、夕べなど窓を開けて
おくと寒いくらいの風が入ってきました。

 そこでばらの秋の剪定は少し早めにしたほうがいいかなと思い、
今朝、数株を剪定しました。(例年は9月3日から始めます。)
最も遅咲きの「ブルグンド81」「ブルームーン」などのHTです。

 どこでどれくらい伐るか、初めはなかなかわかりませんが、
だいたい株の高さの上1/3を目安に、五枚葉の付け根にある良い芽の
5ミリくらい上をカットします。


 フロリバンダやイングリッシュ系は整枝する程度にしておきます。

 
 マチルダです。こんなにたくさん蕾をつけています。このまま
咲かせます。込み合っている枝を整枝します。細い枝や古くて
もう花を咲かせない枝をカットします。

 
 真夏には真っ白になっていたマチルダの花ががほら、こんなにピンクに
染まり始めました。敏感ですね。




      

 これは「シュネヴィッチェン」(アイスバーグという別名を持っています)
フロリバンダですからこれも整枝程度。
この花の香りは素敵です。毎朝花に鼻をくっつけて「あぁ いい香り」
とリフレッシュのひと時。

 今の時期はスリップスはほとんど見当たりません。安心して香りをかげます。