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つれづれなるままに

野党のやっていることは議会制民主主義の否定

2015-09-17 07:57:12 | 政治
日本人の欠点は「のど元過ぎれば熱さを忘れ」てしまうことである。

一時的に熱狂しても、熱が冷めればその経緯を全て忘れてしまう。日本人特有の淡白さゆえか?

昨年末の衆院選では、集団的自衛権の行使等の是非を争点のひとつとして自民党は圧勝し、その結果を踏まえて今年の5月、安倍政権は安全保障関連法案を閣議決定した。

自民党と公明党は昨年の衆院選の公約で、はっきりと今大騒ぎになっている集団的自衛権の行使容認をうたっていた。つまり多くの日本国民は選挙で自民党のこの公約を認めたのである。もしも野党が主張するように自民党が国民を騙して選挙に勝ったというのなら、これほど日本人を愚弄する言葉はない。「馬鹿にするな」と言いたい。

民主国家においては選挙結果は尊重されねばならない。国会でこの法案をすんなりと通すのが議会の筋ではないだろうか。

いっぽうで野党は政府は国民への説明が足りない、だとか戦争法案、だとか強行採決だとかあーだこーだと難癖をつけるが、そのような理屈は選挙前にやってほしい。私は政府提出の安全保障法案は理にかなっているもの、どころか中国や北朝鮮の脅威に対する抑止力としてはこれでは不十分とさえ思うが、野党がもしだめだと思うのだとしたら、それこそこの法案がだめな理由が国民に浸透していないのではないか。

野党のいうように、この法案が成立すると戦争になるとか、徴兵制になる、などという主張はことごとく間違っている。間違っていないというのならそれこそ、話し合いで私を説得してほしいものだ。

報道によると、採決を行う理事会室の前で野党の女性議員が「女の壁」をつくって鴻池委員長らが入ろうとすると「セクハラだ」と大騒ぎして入室を阻止しているのだという。
http://news.livedoor.com/article/detail/10599699/

昔「牛歩戦術」なる馬鹿げたことが社会党を中心として行われたが、いったいこれがまともな大人のすることだろうか。将来を担う日本の子供たちに国会を軽侮する悪影響がないことを心から望む。

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