昨年の今日、 2009年 10月 9日 槍ヶ岳に登りました。
そこで衝撃的な出会い、 松本の 「山ちゃん」 と知り合いました。
あれから今日で丸一年になります。 その後今日までお互いいろいろな山に登りました。
あの出会った時のインパクトがあまりにも大きすぎ、 その後の単独山行でも
常に山ちゃんのことを思い出し、 連絡を取り合い、 励まし合ってきました。
そう、、 常念岳頂上から見た槍、 穂高連山、 ジャン・ロバ、 西穂高・・
ちょうどその時に彼は奥穂高からジャン・ロバをたった独りで西穂まで抜けていた瞬間。
お互いがお互いの無事を祈って雪を被った稜線を眺めていました。。
住んでいる所は違えど山を愛する心は同じ。 実に気持のいい青年と出会えました。
そんな、、 “2009 槍ヶ岳” を思い出してまた載せてみました。
(本編は完全に自己満足の世界です・・。 (^^; )
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2009年 10月 9日(金) 上高地 ~ 横尾 ~ 槍沢 ~ 槍ヶ岳への王道。
さあ、 行くで!!
槍沢ロッヂ着。 奥に山ちゃんの姿が・・ 僕と入れ替わりだったんだね。
(この時点では全然意識してなかった、 て言うか分からなかった)
草紅葉。 綺麗だね。
槍沢カールです。 ここから上までジグザグなきつい登りが続く。
もう一息!!
まだこの辺りでは一言二言、 言葉を交わす程度。 「きついですねー」 なんて。
そして今夜の宿、 槍ヶ岳山荘到着。
山小屋で少し休憩してから頂上を目指した。
「一緒に登ろう」 となった。
登り口に向かう山ちゃん。
トンガリ君制覇!! 万歳三唱!!!
無事下山。 お疲れさま~
富山湾に沈む夕日がスゴク綺麗だった・・。
ここにいた人数10人以下で絶景貸切!!
全員で、 「スゲー、 綺麗ぃー サイコー」 を連呼。
ここにいる者だけの特権。
感動の瞬間。 声にならず。。
その晩は談話室での山談義が延々と続き、 たまに極寒の外に出ては夜景色を堪能し、、
この時にスゴク仲間意識が芽生えたんだろう、 そしてその後の登山の礎となったのであった。。
2009年 10月 10日(土) 槍ヶ岳 ~ 上高地へ。 (昨日の往復)
日の出。 昨日西に沈んだ太陽が、 今日は真逆の東から昇る。 (大天井岳左)
(当たり前だけど、 素直に感動した)
この時に思った。 「今度は西鎌尾根から槍を目指し、そして東鎌尾根に抜けよう」 と。
ここに立つとそんな気持ちにさせられる東西南北鎌尾根の交差路に立つ槍ヶ岳。 君は素晴らしい。。
山って不思議です。 テッペンから見える四方の頂きに次から次へと登りたくなる。
嬉しい “宿題” がどんどん増えていきます。 ハハハ・・。
でもそこには少なからずの危険はあるわけで・・ 十分なトレーニングとリスクマネを持って
これからもずっと山をやっていきます。 と改めて思った瞬間でもありました。
朝陽が槍沢を照らす。 生命を吹き込む太陽の力ってスゴイ!
下山時の山ちゃん。
トンガリ君に別れの挨拶。 「また来るよ」
(で、 今年も登ってしまった・・ )
ババ平を過ぎ、、
槍沢ロッヂで休憩し、、
徳沢園を過ぎ、、 マッチ売りのおばさんがいました。 (笑)
いつかここでまったりキャンプしたいなー
梓川に 「また来るよ」 と別れを告げ・・
真面目な顔が全然似合わない山ちゃん。 (笑)
無事上高地BT着。
そんなスゴク楽しい、 山ちゃんとの山行でした。。。
またいつか一緒に登ろう! これからもよろしくネ!!
「2009 槍ヶ岳」 一周年記念 おめでとー (^^v
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雪よ 岩よ 我らが宿り 俺たちゃ街には住めないからに
テントの中でも 月見はできる 雨が降ったら濡れればいいさ
山よさよなら ご機嫌宜しゅう また来る時にも笑っておくれ
「山ちゃん」 一生の山友だぜい!!
お互い安全な山行を心がけましょう。
そしていつの日か、徳沢か涸沢辺りでキャンプしながら
美味しいお酒と食事に舌鼓、そして大いに語り合いましょう。
でも、、 山男にゃあ惚れるなよ。(笑)
私はこの夏、剣岳で小休憩をとっていた時に元気で明るい山ちゃんに会い、もう一度山の話を聞きたかったねと娘と話していたら、次の日、立山で道を譲ってくれたのが、なんと山ちゃんでした。嬉しくて思わず一緒に写真に入ってもらいました!!
それから、私が手術したとき励ましてもらったり、山の四季折々の写真をみせていただいています。
山は最高だけど人との出会いはもっと宝物ですね^^
これからも、安全に登る!を念頭に、そしてちょっとした自分なりの挑戦をしながら山に登りつづけたいです。山に行けないときはお二人の写真をみせてもらい、山に思いを馳せたいと思います。
いやあ、山ちゃんの話題で持ち切りですね。。
そうなんです、彼も安全に対する気持ちはスゴイものを持っています。
そのための日々のトレーニングは欠かせないようです。
“備えあれば憂いなし” ですものね。
なので私も山に行けない日などは、次に登る山のイメトレやコースの熟知、
危険個所の把握等に時間を費やしています。
あっ、勿論地元低山での過負荷トレも欠かせませんが・・。
なので、やっと天候が回復して登山実現した日などはもう嬉しくて嬉しくて。。 (笑)
“そんな時” を後日にとっておくのもいいかもしれませんね。
安全無事に帰る、 体力増進(山だけじゃなく日々の鍛錬にもなるので)、 判断力・・
山(バイクもそう)を始めてからというもの、本当は山ではなく
日々生活する上での基本的な事を学べている気がします。
何事にも日々切磋琢磨ですね。。 (^^v