「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

仙丈ケ岳

2012年08月05日 14時04分49秒 | 山歩き

「仙丈ケ岳」

私の好みで、日本アルプスで好きな山は北では鹿島槍、南では仙丈である。何よりその姿がよい。
単純なピラミッドでもなければ鈍重な容量でもない。その姿に軽薄や遅鈍のないところが好きなのである。
スッキリして品がある。
                                                  
                                 深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。 

 ----------------------------------


 8/4(土)   仙丈ケ岳に登ってきました。

 今回はパートナーと2人で登りました。 このパートナーは旧職場の同僚で、南アルプスの良さを教えて
 くれた友人です。 甲斐駒ケ岳、 鳳凰三山を一緒に上り今回で3回目の南アルプス登山です。
 (3回共キャンプ登山)

 金曜会社より帰宅後準備を済ませ埼玉県へ同僚を迎えに行く。そして中央高速で南アの玄関口である
 芦安駐車場へ。 車内でビール、八海山で前夜祭後2時過ぎ就寝、 4時起床。

 土日で登山者多いことを想定(実際そうだった)し準備を済ませタクシー乗り場に直行。全部で9台くらいの
 タクシーは満員。 (バスで膝の上にザック乗せての広河原BTまで1時間コースより、同じくらいの料金で
 ゆったり行ける(しかも早い)タクシーの方が断然お得!)

 広河原BT→北沢峠行きのバスに乗り換え7時過ぎ北沢峠着。
 駒仙小屋キャンプ場でテント設営後仙丈ケ岳登山開始。

 (当初は明日登る予定だったが、今日中に登って下りて来られる時間軸および、明日登山後の帰りの大渋滞を
  懸念し本日中に登りあとはテン場でゆっくりし、 明日は帰るだけに切り替えた次第)

 というわけで  仙丈ケ岳、 別名、  “女王”  登山日記です。

 北沢峠
 

 駒仙小屋キャンプ場へ向かいます。      (元職場の同僚M氏。 (以降M氏))
 

    ※今年の駒仙小屋は小屋建て替えのため宿泊不可、 テント泊と若干の売店のみ営業。

 テント設営完了!    一休みし登山開始。     バックは甲斐駒。
 

 
 駒仙小屋仮店舗。   (甲斐駒ケ岳、 仙丈ケ岳のBCとして使える小屋)
 

 登山口。
 

 二合目。
 

 樹林体の急登で大汗吹き出してくる。  それでも心地良い風が抜ける尾根道だった。

 木々の切れ間から北岳を望む。
 

 やっと樹林帯の急登と終え気持のいい稜線歩きとなる。     しかし急激な強い日差しで暑い。
 
  (小仙丈をバックに)

 北アもマッパ。   今のところ360度バッチリ見渡せる時間帯。
 

 とんがりクン、 穂高クン、   先週に続き今週もよろしくです!     (ばっちり見えた)

 こちら後立山連峰。  鹿島槍、 五竜、 唐松岳。   先週はあの山々の向こうから鹿島槍を見てたんだよなー
 

 でこちらは・・    白鳳三山。
 

 オベリスク。    あの稜線も数年前に縦走したっけ。。   
 

 小仙丈へ向かうM氏。
 

 空、 真っ青です。。

 でこちら、、  北岳。
 

 の向こうに・・。      いつの日か絶対に登る!!
 

 

 白根三山。    北岳、 間ノ岳、 農鳥岳。    あそこもズーッと縦走しました。  懐かしい。。
 

 小仙丈着。  頂上でしばし休憩。
 

 仙丈岳カール。
 
 
 行きますか!      バックは八ヶ岳、 甲斐駒ケ岳。       景色サイコ-でした!!
 

 どうしても見てしまう。   アナタはスゴイ!      孤高の山、  美しい山。
 

 あと少しかな。
 

 

 仙丈ケ岳制覇!!
 

 頂上で写真数枚撮り皆さんの邪魔にならない少し離れた場所へ移動し昼食&コーヒータイム。

 ウチで作ってきた特大おにぎり♪     仙丈より高くしてみました。
 

 綺麗な花
 

 そしてコーヒータイム。   単独行と違って2人登山はゆったりとコーヒーなど飲みながら・・。

 テッペンで飲むおいしいコーヒーは格別でした。
 

 休憩後 下山前に三角点ターッチ!
 

 仙丈ケ岳ありがとうございました。    この後急激に天候不順(ガスガス)になり景色イマイチ。
 

 OKです!    稜線は気持いいですねー
 

 前を行く集団が立ち止まって何かを見つけていた。   何だろう??

 あっ!     今日もまたお会いすることができました。
 

 

 下ります。
 

 Mさん、何かに夢中です。
 

 ・・・ そういうことだったのね。    僕たちのテントは一番右下のオレンジ色のテント。
 

 ここまでが森林限界、 この先が樹林帯の境目。    回りの山を瞼に焼き付けます。
 

 綺麗な花が咲いていた。
 

 おいしい魔法の水が待っているためガシガシ下ります。
 

 無事到着。
 

 お疲れ様でした!     M氏、 大変いい笑顔です。   (^^v
 

 おいしい魔法の水を準備中。  (笑)
 

 テント脇の川に冷やしておいたビールを水から出し、 代わりにこの日本酒を川へ・・。 

 一次会開始!!  川で冷やしておいた家から持参のキュウリ、トマト。  そしてM氏差し入れのおつまみ類。
 

 登山よりこっちの方が大事?   もう山の記憶よりこっちの記憶の方が鮮明になりつつあります。 (爆)

 そして、、、   景虎登場!!      (大虎にならぬようにネ)
 

 本日中の登山完了、 そして宴会、 明日は帰るだけ。   そんなお気楽な気持もあってか楽しい宴となりました。

 沢山のテント。   この土日が一番の人出かもしれませんね。
 

 三次会?  もう完全に酔っ払いのオッサンです。   かれこれ4時間飲みっぱなしです。   だはー。。
 

 昨夜から2時間しか寝ていない体で仙丈往復、 そして楽しい宴会、  ちゅーわけで この後撃沈。 (笑)

 夜半過ぎ寒くて目が覚めた。 多分気温は5℃を下回っていたと思う。
 それと、、  何かが僕の顔の上を移動していった。  (朝テントを片付けた時にゲジゲジがつぶれたいた。それか?

 8/5(日)  今日もいい天気です。

 3時前、回りのテントが騒がしくなって目が覚めた。 ここから5時までウトウトしながら夜が明けた。
 顔を洗い 湯を沸かし飲んで体を温めた。  (この時間寒くて仕方なかった、  下界じゃ考えられないね)

 テントを撤収しバス乗り場へ移動。 

 甲斐駒ケ岳頂上を撮るM氏。
 

 新築工事中の駒仙小屋。     頑丈に作っています。
 

 

 7:25分発のバスで帰ります。
 

 この後バスで 北沢峠 ⇒ 広河原BTからタクシー ⇒ 芦安P ⇒ 甲府昭和IC ⇒ 中央道 ⇒ 
 首都高 ⇒ 東北道で帰って来ました。   

 12時30分無事帰着。

 同僚Mさま、 二日間お疲れさまでした、 ありがとうございました。    また来年? どこかの山へ・・。

 以上です!


 -----------------------------------

 【後記】
 
 昨日のうちに仙丈ケ岳登れてよかった。 下山後はゆったり気分で食事し早めの就寝。 (撃沈とも言う)
 そして本日早めの移動で渋滞無しで安全無事帰宅。 当初予定の本日登山、 午後移動のバス待ちは確実に
 1時間は待っていただろう。 そして大渋滞の中央道、 そして首都高。 考えただけでも大変さが手に
 取るようだ。

 全行程空いていたので心にも余裕が生まれ焦ることなく行動ができた。 今回の山行は天候にも恵まれ、 
 且つ 元職場の同僚M氏と一緒に登ることができ、 とても良い結果となりました。

 「景虎」    ウマかったです!!     


 PS: 気温5℃の避暑地から 37度の激暑地へ戻ってきますた。   気温差32℃。   なんやねん。    

コメント (2)