「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

充電

2012年08月19日 20時23分39秒 | 徒然

 この週末は山の天気も悪いことから久しぶりに自宅で過ごしました。

 両日とも昼間は太陽が出て暑かったです。  

 がそれでも真夏の太陽、 激暑とは違い朝夕など涼しい風が吹いています。

 少しずつ秋へと変わっていくのを肌で感じました。 

 「夏の終わりの夕暮れ、 蝉の鳴き声、 部屋を抜ける風」    いいもんです。。


 昨日久しぶりに行ってみた場所。   (幼いころはもっと下流で流していたのだが・・ )
 

 この後お約束の大雨と雷のため早々に引き上げてきました。  (チャリンコだった)
 

 そんな静かな二日間でした。。   

 ということで充電完了です!!    今週末からまたまた怒涛の山行開始です!?

 (オイオイ・・ )


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朝日岳

2012年08月19日 15時35分26秒 | 山歩き

 「朝日岳」   

 その中で朝日が一番原始的な面影を残している。私が初めて朝日連峰を縦走したのは
 大正十五年(1926年)の昔だが、その頃はもちろん山小屋などなく、道さえ定かでない箇所もあった。
 朝日登山の話をしても、そんな山はどこにあるのかという顔をされたものである。

                             深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。

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 8/11(土)    朝日岳に登ってきました。

 昨日の月山を終え一路今宵の宿、  “朝日鉱泉ナチュラリストの家” を目指した。
 月山ICから県道27号線(昔オフバイクセローで抜けた林道)に入り、 その後 地蔵峠、
 ブナ峠を越えて県道289号を右折、 ドン突きにあるのがナチュラリストの家だ。

 昨夜は寝不足月山の疲れもあり19時過ぎ早々に寝てしまった、 即爆睡です。
 (と言うか夜は周り真っ暗静かですることもなく寝るしかなかった)

 で、 今朝3時30分起床。  当然辺り真っ暗暗すけです。 でもお陰で睡眠バッチリ!! 

 本日のコースはロングため当初は4時スタート予定であったが、 あまりにも
 暗すぎ(淋し過ぎ)のため明るくなりかけた4時半スタートに切り替えた次第。

 というわけで意を決して4時半スタート。   でも行く先は真っ暗なんですけど・・。
 
 正面最奥に朝日岳の雄姿が・・     わかりますか?? 

 北アや南アと違い人の気配ゼロ、代わりと言っちゃなんだが動物の気配プンプンでやんす。
 ヘッデン点けて奥深い山の中へと分け入りました。

 いきなり吊り橋です。  真っ暗でよく見えず高く危なくチョー怖かったっス。。
 

 しばらく森の中を行くとわき水がありました。  汲みます。
 

 真っ暗でわかりませんねえ、 フラッシュを点けてもう1枚。
 
 有名なわき水です。

 空は段々白み始めたが森が深いため足元はまだまだ暗い、 危険なため慎重に歩きました。

 ほどなくしてまた吊り橋です。
 

 この後も数カ所吊り橋に遭遇。  渡る時には左右に無造作に置かれた鉄板の間が空いていて
 股の間から下を流れる川が丸見え。  下を見るでも無し、 見ないでもなし、、  しかし確実に
 見えてしまいます。   しかも両手で持っているワイヤーはグラグラ、 足元ゆらゆら。。

 もうサイコーな吊り橋群でした。  (泣)

 この辺りは見事なブナの森でした。
 

 最後の吊り橋です。  冬は板を外すそうです。
 
 これはまだ低い方でした。

 前後(周囲数キロ)に人の気配無しなので各橋共慎重に渡りました。

 出合着です。  
 
 
 ここまで順調に歩いてきました。   
 4キロを1.5時間だったため残4キロは多く見積もっても2時間とみて歩き出しました。
 (ここから本格的な急登が続くため多めの2時間と予測)

 えっ??   マジっすか。     ウソやろ。。
 

 気を取り直して先に進みました。  ここからは本当にきつかったです。
 両手両足で登る斜面や木の根っこに掴まりながら登ったりしました。

 実は、昨夜主の主人に言われたことは、、
 「日帰りの場合は時間が短く往復できる中ツル尾根往復にしなさい、その方がいい」 と。
 その中ツル尾根でさえ宿の説明ボードには往復13時間と書いてあったのだ。
 先ほどの案内(大朝日岳まで4時間)はあながち間違いではなさそうだ。

 先は長いので着実に一歩づつ登っていくことにした。

 

 森林が切れた場所。   やっと山頂が見えた。
 

 周りの山々です。    山深いです、人の気配はありません、これが東北の山です。
 

 行動食と水分を効率良く摂取し淡々と登ります。
 

 やっとここまできました。
 

 頂上ロックオン!!
 

 左手の尾根が下山路で中央が小朝日岳。 あれを登り返した後、下まで延々と続く尾根道を下る。
 
 下山は小朝日岳 ~ 鳥原山 ~ 金山沢 ~ 宿への道を計画していたのです。
  (ヘッデンあるので焦らず安全に16時宿着目途でいいと思って・・ )

 あと少し!   ここまで時折ガスっていたがここに来たら晴れました。  (^^v
 

 大朝日岳制覇!!   (おおあさひだけ)
 

 頂上にいた方(朝日連峰に詳しい方)、おもむろに自分の腕時計見るなりいきなり言われた。
 「早いですねー 4時間くらいで登ってきたでしょう」   と。 

 何でわかったのだろう。
 
 別に飛ばしてきたわけじゃない。  
 自分のスタイルはほぼ無休憩(各箇所数分間休憩)で淡々と登るスタイル。 
 歩くのは遅いのにトータルとして結果早い?、 そういうことになるようです。
 (ケースバイケースで早歩きの場合もある)

 大休止です。    腰を下ろし昨日買ったパン、 おにぎりを腹に入れ力を回復させる。

 頂上はこんな感じ。    反対側から登って来た方たち。 やっと人に会えました。
 

 ガスが巻いてきて寒いし行く先の尾根上に雲がかかり始めてきたので下山開始です。

 大朝日岳避難小屋。
 

 夏季のみ管理人駐在で一泊1,500円の協力金が必要。 (登山道の維持管理に使うそう)
 

 キレイです。   
 


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 閑話休題。 
 
 若い頃オフロードバイクでこれより西にある朝日スーパー林道を走った時に見た朝日連峰、
 今僕はその山塊の真っただ中にいる。 あの時はタキタロウ公園でキャンプも考えたが
 そのまま走り続けた。 そんな良き思い出がある。
 結局林道は上部で通行止めだったため月山まで引き返し会津野YHに逃げ込み泊。 (^^; 

 日本全国バイクツーで走った時には思いもよらなかったが、 こうして再訪してみると
 あの時の情景や道等全部が思い出される。  ああ、やっぱりバイクに乗って正解だったなあと。

  なーんてつまらない話ですんまそん。。

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 下山方向です。  気持のいいコースですねえ。
 
 
 でもこちらからの道はロングコースです。 絶対怪我のないよう慎重に安全に、
 しかし少しは時間短縮の気持も込めてテンポ良く歩きました。

 銀玉水。(ぎんぎょくすい)    実はこれも目的の一つでした。   冷たくておいしかったー。
 

 当然頭から水をかぶり、 上半身もタオルで拭き拭きしました。  気持良かったです♪

 小朝日岳への登りです。 (こあさひだけ)
 
 ここにきてのあの登りはツライです。    カベに見えましたもの。

 黒部五郎からの帰り道、 石々の急登と同じような道だった。  えっちらおっちら登りました。

 小朝日岳頂上。    頭上は黒い雲が低く垂れ込めてきた。    雷鳴るなよー
 

 振り返れば奥に大朝日岳。
 

 ここから森林地帯に入った。  新潟の平ケ岳の登山道に似ていた。  長く感じる道。

 そして鳥原山(とりはらやま)着。   
 

 2本ある標柱に小石を乗せた。    豪雪に耐え、 来春まで乗ってますように。。

 頂上では人と会ったが途中の道では誰とも会わない。 
 歩くコースも数か所あるので違う道を歩いているのかな。

 湿原に出ました。
 

 この先にある鳥原小屋でやっと人の気配がしてホッとしました。  
 (小屋はコースより少し離れているので寄らずだった)

 立派なブナでした。
 

 半分過ぎてもう少しです。   ここまで同じような森林中なので長く感じる。
 

 で、 やっと今朝歩いた分岐まで戻ってきました。    1周しましたー
 

 今朝真っ暗だった分岐。
 

 こんな道だったんだねー
 

 ハイ、 帰りのクルマ中用にと汲みましたよ!   明るいからちゃんと口が見える。
 

 1本目の吊り橋です。   ビミョーな高さなため足がすくむんだよねー
 

 
 明るく周りが見えたため 中間地点で撮ってみました。

 かー!  そば食いてーー!!
 

 長かった。。
 

 無事帰着しました。   後ろ奥に大朝日岳。
 

 大朝日岳。  

 東北の山は奥深く長いですね。  さすが東北って感じです。   大好きな東北、 とても楽しめました。

 以上です!

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 ベランダで干しモノをしていた宿の主人に言われた。 
 「中ツル尾根往復にしちゃ早いね、 もう下ってきたのかい」  と。 

 帰りは小朝日岳から鳥原山経由で下ってきました、  と答えました。

 4時間ちょっとで下山完了(標準コースタイム6時間)、 1周9時間弱でした。
 (明るいうちに無事帰着を目的に時には少々早歩きもトレーニングの一環として・・ )

 クルマの影で裸になり頭から水をかぶり着替えてさっぱりした体で宿に入り
 冷たくおいしい手打ちそばを食したのは言うまでもありません。

 ※百名山東北編、 残すところ後一座になりました。  
  その山はじっくり歩いてみたい山なのです。  最後にとっておきました。
  
  この辺りから終わってしまう寂しさと早く終わらせたい気持ちが入り混じってきました。
  あとで思うと今の時期が一番楽しいのかもしれません。 なのでじっくり楽しみたいと思います!!


月山

2012年08月19日 11時56分00秒 | 山歩き

 「月山」

 優しく、それが月山である。北の鳥海の鋭い金字塔と対照するように、それは優しい。
 田山花袋の『山水小記』は、北海道をのぞいて日本の北から南までの印象的旅行記で、
 その旅情にあふれた文章を私は愛しているが、一番初めに月山が出てくる。

                                深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。 

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 8/10(金)    月山に登ってきました。

 この週末はどの山を登ろうか数日前から天気予報と睨めっこが続いた。
 当初予定していた長野地方は天気悪くなってきた、木曜の夕方までギリギリ検討した結果東北の山に決定。

 木曜会社退社後帰宅、準備後一路月山に向け出発。 東北の道は通い慣れた道、 好きな道。
 2時前、 真っ暗な林道を上がり月山スキー場P着、 仮眠、 4時起床準備後5時出発。

 スタート
 

 舗装路を5分ほど歩けば姥沢小屋に着く。
 

 小屋の裏手から登山道が延びている。 この時間僕が最初なので熊避け鈴鳴らし。  ハハハ。。

 しばらくは樹林帯の道を行く。

 やっと開けてきた。   が 月山は雲の中。
 

 ニッコウキスゲがいっぱい咲いていた。     夜露に濡れてキレイでしたよー
 

 こちらズボンも夜露に濡れてビショビショ。 (泣)

 月山スキー場リフト下り場との分岐。   (登ってきた方向を見下ろす)
 

 眺めいいです。
 

 頂上方面、 やはり雲の中。   
 しかし早いスピードでガスが流れているので頂上に着くころは晴れを期待。
 
 

 一カ所雪渓を渡ります。
 

 おお!  ガスが晴れてきた!!
 

 頂上稜線直下の急登です。
 

 乗っ越した先に・・
 

 頂上が。
 

 頂上へはこの鳥居をくぐり御祓いを受けなければ行けません。
 

 せっかくなので500円払い御祓いを受けました。  中は撮影禁止でした。
 しかし・・   祠があるだけで、 頂上や三角点を示すモノは見当たりませんでした。

 サイトで見て確認した三角点はこの奥だと思って奥社に入ったのに全然無かった。

 

 一人の女性登山者がウロウロしていた。 きっと三角点を探しているに違いないと思い声をかけてみた。
 ( って、 実は、、  地図片手に私はいかにも三角点を探していまーす、 状態だったので一目瞭然だったのだ)

 その方と一緒に祠の裏手の高みを目指し茂みを掻き分け登りやっと見つけることができました。

 月山三角点。
 
 (後ろの丘が月山頂上の祠)

 この方と三角点を見つけた。   
  

 この後帰り道湯殿山分岐までご一緒しませんかとのお誘い。  
 本日の行程は下って移動して宿に行って休むだけ、時間もたっぷりあるので快諾した。

 下りながらの会話でびっくりしました。  
 この方なんと山の雑誌に数多く自分の山行を投稿しその記事や写真が多く載っているそう。
 そしてもっと驚いたのは、、  昔はアルプスで鳴らしたそうで、 僕が行った裏銀座表銀座はもとより、
 読売新道、 下の廊下、 雲切り新道ができる前の道等、 いやはや僕なんてヒヨッコでした。

 “一期一会”   今回も素敵な方と出会うことができました。

 (僕が撮ってあげた写真がいつの日か山の雑誌に載ることを期待して・・ )

 で、  こちらのお父さん、  ワイルドだぜい♪  
 

 話を聞いたら 「遭難してもすぐに見つけてもらえるよう少しだけ派手目なズボンを履いている」  だって。

 少しだけ派手目なズボンって、 あーた・・    御歳きっと70歳前後だと思う。
 前出の女性といい、  このお父さんといい、、   オレなんかまだまだ子供でした。

 「このお二人に負けないようこれからもガンガン登り オレももっとワイルドになりたいぜい」    

 と誓った月山ですた。。

 さて下りますか。
 
 (明日登る予定の山は雲の中!?)

 気を付けて!  良い山行を!!    と伝え握手を交わしお別れしました。
 
 (湯殿山に下りバスで鶴岡まで出てJR乗り継ぎ新幹線で東京~家まで帰るそう)

 小ワイルドだぜい♪     (撮ってもらいました)
 

 さっきの雪渓で何やら動めく団体が・・
 

 けっぱれ若人よ!!
 

 ポールの練習です。  さすが月山です。    SL、GS、ダウンヒル、 目指せ五輪!!
 

 今はタイム縮めるため皆逆手です。  
 僕の基礎スキー時代は順手でポールに入ってました。 (逆手も練習したがイマイチ変だった)
 逆手でポールに入った後の倒れたポールの音がなんとも言えずいいもんなんですよねー
 (あの倒れた音と次のストックを突くタイミング、体の動きがバッチリ合うとタイムが上がる)

 花を愛でながらゆっくり下りました。
 

 で無事下山。
 

 お疲れさまでした。
 

 以上です!

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 以降、 明日登る山に向け林道を走り久しぶりに宿に泊り真っ昼間から鋭気を養い、
 (ビール飲んで体を休めた、 とも言う)
 明日に備えました。

 明日も晴れますように。。






 

 

復活

2012年08月19日 06時08分36秒 | 徒然

 先週8/9(木)に自宅PCが突然壊れ(HD動かず)ました。

 その日は東北行脚だったためそのまま外出。 そして帰宅後会社のPCから
 メーカーサイトの故障診断フローへ。 私の予想どおりの原因が表示された。

 “マザーボードの故障”   ああ、 やっぱりな、  と。   

 まだ保障期間内だったので8/13(月)に休みを取り販売店へ持ち込み。
 お盆ため修理完了は8月下旬くらいだろうと説明受け。  ま仕方ない。。

 で、 昨夜突然販売店から修理完了の電話がありました!  早かったです。

 今朝立ち上げ完了。    パソコン復活しました!!
 今はネット社会なのだとPCが壊れてつくづく感じました。

 先週行った東北山紀行、 別途UPしていきます。

 ※マザーボード故障。
  個人的にメーカーに修理依頼した場合は約5万ほどの修理代金だが、
  今回は販売店の保障期間内ということで無料だった、助かりました。
  (マザーの価格自体は高くて3万円ほど、あとの2万は人件費&利益ということか)


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 返信です。

 いしさんへ
 私(も)待つわ~♪  例の居心地のいい宿で100杯飲りやしょう!!
 今年の開所Pへ行けなく残念でした、 次回は2月ですかね。

 しんさんへ
 ひなびた駅舎、駅長、林道、東屋、温泉、そしておいしい昼食。 
 いつのひかまた行けますよ! その時は例の宿に100泊しまようね!!(爆)

 ぴろさんへ
 北海道清里斜里の宿で出会ってそんなに経つのですね、その後千葉で再会し
 幾度となく続いた飲み会は楽しかったです。 また津田沼の焼肉屋でガンガン飲みますか!
 その時は 焼肉3点盛り100皿オーダーしましょうね!! 

 柏原新道のMさん
 私もこの休みは自宅待機にしました。 (毎週続いていた山行は途切れたが何安全第一を最優先)
 各地で落雷事故、槍でも落雷事故があったようです。季節の変わり目は必ずこういう天候が続きますね。
 (夏から秋へと一歩づつ変化している証拠、 お盆過ぎる頃は毎年天候不順です)
 Mさんの言うとおり山は逃げません。 安全第一で天気良い時に行きましょう。
 そうそう、 Mさんと出会って1年が経ちました。  秋山登山と称し(笑)
 どこかにBC張っておいしい食べ物と旨い飲み物(こればっか)で山談義しますか!
 (山に登らなくてもいいです、 って、二日○いでたぶn登れない?(爆))