集合住宅の芝生広場には、なぜか、ネジバナが大当たりです。可憐なピンク色をよじらせてたくさんの花が咲きのぼっています。
ネジバナといえば、モジズリ。モジズリといえば・・・・ 陸奥の しのぶもぢづり~~「百人一首」の河原左大臣の歌を思い出すかたもいるでしょう。
花の捩れの向きは、右とも左とも、決まっている訳ではありません。花によって異なるそうです。
思い思いに捩れて、らせんを描く可憐な花。 ラン科の多年草です。
ねじればな もじばな
文字摺草 もじずり
いちばん目にするのは、淡紅色ですが、
白花や緑色がかった花もあり、それぞれ、
シロモジズリ
アオモジズリ
と呼ばれています。
捩花はねぢれて咲いて素直なり 青柳志解樹
おっ、捩れています、ねじれています。 数年まえには、瀕死状態の芝生広場でしたので、今、小さな花穂が林立しているのを見るのは、なによりうれしいのです。
あまり目立たないで造形が素敵素敵です。
そして、爽やかな色も・・・
こちらもそろそろ季節ですね。
でも、今日はツツジを見に行きます。
先日、芹ヶ沢あたりを散歩しました。
西区も追分方面に別荘がどんどん広がっていて
過ごくて、軽井沢の自然はどうなるのか、
心配になりました。
セゾンの辺りは、どんどん切り開かれていますね。そこに限らず、自然を切り売りして、破壊しています。
いつぞやは、谷と小山と入り組んだ、いかにも山の麓ところを、見通しよくすべて木を切り倒して売り出していました。山崩れなど災害にむすびつきそうで、本当に心配になりました。この間の地震の被害を見るにつけ。人間の傲慢さを感じます。