いつものように洗い物をしていて、耐熱ティーポットを割ってしまった。
ほんのわずか、なんと言うこともない接触に思えたのに、いともかんたんに壊れた。
つい、何気なく存在し、何気なく長らえているものと気にも留めずに過ごしてきた、それらを当たり前と思って、なんと粗末に扱っていたことか。
今までにティーポットの類はいくつか破損し捨ててきたが、おかしなことに、その蓋のみが数個残っている。
それは、本体は壊れても、蓋は、役立つこともあろうかという貧乏性の現れなのだが。しかし、そんな思いを掛けられた蓋が、実際に役に立ったことはない。
それらは、そのポットにとってのみの、かけがえのない存在だったことを今頃になって思う。
goo blog お知らせ
プロフィール
ログイン
goo blog おすすめ
カレンダー
最新記事
カテゴリー
- 葛西スケッチブック(1042)
- おお(0)
- いとしき草花たち(1385)
- 花笑み日和(清川 妙先生のこと)(74)
- ルピナス♪ノート(347)
- 日常の小さな喜び&こころ便り(664)
- 99歳Umeさんの軽井沢物語(50)
- <軽井沢・野の花帖>(17)
- 千ヶ滝分校があった~♪(3)
最新コメント
- ルピナス/小さな双葉からーーー
- maria/小さな双葉からーーー
- ルピナス/小さな双葉からーーー
- Thりーど/小さな双葉からーーー
- ルピナス/小さな双葉からーーー
- 林 佐知子/小さな双葉からーーー
- ルピナス/アンリ・マルタン…モスローズ
- 林 佐知子/アンリ・マルタン…モスローズ
- ルピナス/タクシー 3題 (~2009-03-20の記事より~ )
- おばさん/タクシー 3題 (~2009-03-20の記事より~ )
バックナンバー
ブックマーク
- 別所沼だより
- 立原道造の夢&別所沼の四季
- きのうのこと (蛙さん)
- オコジョの散歩道―-小諸の片隅より
- yoyoyam
- mamikoNonaka
- あすなろ書房
- 『木を植えた男』児童図書。