多摩川河口でシジミが採れるんですね!
本来は当たり前のことかもしれないけれど・・・、
汚れてしまった川の(最近はきれいになったというが)
シジミを食すというのは、やはり勇気?がいるかも。
そのブログの写真には、
”~リラックスするしじみの皆さん”
が登場している! アハハハ、確かにーー。
明日は食べられる身であるが、
今を生きてる! しじみの皆さん。
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夜中に目をさました。
ゆうべ買ったシジミたちが 台所のすみで 口をあけて生きていた。
「夜が明けたら ドレモコレモ ミンナクッテヤル」
鬼ババの笑いを 私は笑った。
それから先は うっすら口をあけて 寝るよりほかに私の夜はなかった。
(「シジミ」 石垣りん)
子どもの頃見た、小諸の坂道に沿った小さな流れの印象。
川底の砂から、かたまってクチを開けていたあの小さな黒い貝は、
シジミだったのではないか。
なんだかシジミのみなさんを明日あたり買いたくなった。
夜中に「シジミ釣り」なんかして、けっして遊びませんってば。