東京都式根無番地磯巾着 曽根新五郎
毎日朝イチで見ている
詩人・清水哲男さんの「増殖する俳句歳時記」を、
いつもより遅く開けてみて、思わずクスリと笑ってしまった
人気のない式根島の海辺に居をかまえた(?)磯巾着。
手紙を出したら届きそうな・・・すべて漢字の、
住居表示のような俳句も、なんだか、可笑しい。
それに、”無番地”も、れっきとした番地なんですって。
磯巾着は、春の季語というが、
今日、”夏至”の日に出会ったのも、ピタッと来た。
「増殖する俳句歳時記」、カウントダウンで、あと9日。お名残惜しい。
* 23日、朝日の夕刊に、清水哲男さんの詩「夏は来ぬ」が載っています。