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俺のランニング生活

大学で長距離走をやっていました。練習日誌や普段思っていること、自分の陸上競技論を書きます!

告白

2006-07-28 00:34:11 | 日誌(練習日誌)


6月上旬から私が部長を務めるアスリートクラブに起きていた問題のことで今日決着がつきました。











アスリートクラブは解散します。




















そして私は駅伝部入部へのチャンスを頂きました。






















~6月上旬~


私は後輩から監督が自分に用があるという旨を聞き、練習が始まる前に監督の部屋を訪ねました。そこで聞いた驚きの内容・・・・


アスリートクラブが駅伝部と合併!?


大学の側で我アスリートクラブをなくして駅伝部のみで長距離を一本化したいとの意向でした。そこで我クラブの監督と駅伝部のゼネラルマネージャーの会談を行ったとのことでした。

なぜアスリートクラブが無くならなければならないのか私にはよくわかりませんでした。
私の大学は駅伝を大々的に宣伝につかっています。それに影響され毎年、箱根駅伝を夢見て入学してくる人がいます。しかし力のない人は駅伝部に入れないという現実が待っています。
その人達と走ることの好きな人達が集まってできたのがアスリートクラブです。そのアスリートクラブが●●大学ACという名前を背負って試合に出ることが、他から見た時に 同好会の存在=駅伝部に入れない ということになり入学者が減るのを懸念してのことなのでしょうか?
また、誰でもやる意志をもっている人は駅伝部が受け入れる体制にしようとしているのでしょうか?


私はこの大学には駅伝部で走りたいがために入学しました。しかし私の高校時代の5000mのベストは15分56秒。当然駅伝部には入れない状態でした。14分台を出したら駅伝部に入れてもらえるという駅伝部の監督の言葉を糧に、今日までアスリートクラブで努力してきました。
そんな私にとってこの話は駅伝部に入れる願ってもないチャンスでした。

しかし、私にとってはいい話かもしれませんが、アスリートクラブはみんなが駅伝部を目指してやっているわけではありません。陸上競技を楽しんでやっている人、箱根駅伝が目標でない人もいます。当然、長距離は箱根駅伝が全てではないのでいろいろなやり方があっていいはずです。もしこの話が現実になってアスリートクラブがなくなった場合、陸上競技を楽しんでやっている人の活動の権利を奪いかねません。

この話は当時まだ確定したものでなかったので、先に述べたような理由から、部の中で混乱が起きる可能性があるということで、部員には秘密にしておくようにと監督から指示を受けました。











~6月下旬~

私はスポーツ科学の授業の時間に駅伝部の監督とこのことについて話し会いをしました。
私はこの授業が4月から始まって以来、自分の駅伝部への思いを少しずつ駅伝部の監督に伝えていました。それなので駅伝部と監督はそれを知っており、その話の中で、合併の件はまだどうなるか分からないが、私が本気でやりたいのなら受け入れてくれると言ってくださいました。ただその時はアスリートクラブの部長をやっていることもあり、急にはその返事をだすことが出来ませんでした。





その後私は駅伝部の監督に入部をお願いしに行こうかずっと悩みました。私は駅伝部に行きたいと言ってはいるが、その覚悟が本当にできているのか?アスリートクラブの部長を途中でやめて駅伝部に行っていいものか?
合併の話がある中でその流れにのるべきではないのか?様々な不安がありました。













~7月中旬~

そんな中アスリートクラブの一部の友達の一緒に食事をする機会がありました。それまで合併の話は秘密にしておいたのですが、その時に全てをそこにいた人達に話をしてしまいました。いっしょに私の悩みをそこでみんなに打ち明けたのですが、みんなは

「そこまで駅伝部の監督が言ってくださっているのだから、すぐにでもお願いに行くべきだ」

「アスリートクラブのことは気にしなくていい」

と言ってくれました。

この時私は友達みんなに感謝したいと思った同時に駅伝部の監督に入部のお願いに行くことを決意しました。








その後、私はアスリートクラブの監督に了解を得て、駅伝部の監督に入部のお願いに行きました。

駅伝部の監督は前向きにそれをとらえてくださり、近日中にその結論をだすとの返答をいただきました。





その結論を私は待っていたのですが、それが出る前の昨日、合併の話が急展開してそれがほぼ決定することになってしまいました。



そこで私が駅伝部の監督に指示されたのは、アスリートクラブの中の駅伝部入部希望者は8月7日から2週間の合宿に参加し、その練習の出来具合で入部を認めるという手順をとるので、至急その旨を部員に連絡して次の日にミーティングを開いてほしいということでした。

まだ合併の話を何も知らないという人も大勢いるなかで、何と説明しようか本当に戸惑いました。しかも合宿費が10万円かかるということで駅伝部に入部したくてもお金を用意できない場合はどうすればよいのかという不安がありました。


昨夜は今日のミーティングの為に部員一人ひとりに私が先輩と協力し電話をして事情を説明し、召集をかけました。





そして今日のミーティングが行われました。その中で駅伝部の監督は部員ひとりひとりの意思を聞いてくださいました。その結果部員約20人中自分を含む5人が駅伝部入部に挑戦し、1人がもう少し考える猶予をいただくということになりました。







このような経緯で私は駅伝部へ入部するチャンスをいただきました。チャンスを頂けたのは本当にうれしいのですが、今まで一緒に練習してきた仲間との別れ、アスリートクラブが無くなってしまうことを思うと寂しい気もします。


アスリートクラブが誕生して2年3ヶ月。短いようでしたが、この同好会でひたすら駅伝部目指して努力した経験は一生の財産となるはずです。



これから私は最後の自分の可能性にかけて残り1年半の大学生活を送ろうと思っています。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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自分は… (てづか)
2006-07-28 02:12:03
正直最初はACなんて遊びだろ…って思ってたんですが①人①人が意識を高く持ち駅伝部という目標に向かって頑張っているので自分もやらなきゃって気持ちにいつもさせられます(*^∀^*)

だからACがなくなるのはツラいです(T_T)

ホントACが大好きです!!

例えACがなくてもみんなの心は①つ☆

いつも通り3:20にあの場所にいったらみんなが雑談していままでと何も変わらないっていうのが理想です(゜▽゜)♪

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やってみせます (すがはら)
2006-07-28 07:21:20
失うものはなにもありません。



不安はあります。



しかし俺はやってみせます。



夢への挑戦=限界への挑戦
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Unknown (シゲル)
2006-07-28 13:53:58
菅原も手塚も今回の決断はそうとうな覚悟があってのことだと思います。

自分の夢の実現に向けて、まずは合宿!俺たち5人で必死にくらいつきましょう!
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