再開発のために次々と更地化している新宿の西北地区の特集。
現在では、この一帯は北新宿1丁目・2丁目や西新宿7丁目・8丁目と、
無味乾燥な地名で区画されているが、
街のなかを歩いてみると、至る所に柏木○丁目といった表札をつけたアパートを見かける。
昭和年間の地図をみると、確かにこの辺は今とは違う町名がついていたようだ。
新宿区内には今でも百人町や余丁町といった、
○丁目で分割されず、町名だけで枝番のみという街の名称が今も沢山残っているが、
この地区も、一昔前はそういった枝番なしの町名区分の街だったのだろう。
北新宿第二種市街地再開発計画と銘うった都の再開発が完成すれば、
これらの旧町名は完全に消滅し、
北新宿の後に○○丁目だけで区画される無機的な番地が似合う街になりそうな完成図が、
道端の掲示板に図説されているが、
どっちにしても、画像の背景に写る高層ビルとは一線を画した、
<新しい><現代的な>ビルが建ち並ぶんだろう。

▲
このツタに覆われた電機屋さんも、(ちなみにこれは廃墟ではありません)

▲
このツタに覆われた木造モルタルのアパートも、(因みに、これも廃墟ではありません)

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このツタに覆われた1軒屋も、(これはどうやら廃墟のようです)
総て、いずれは取り壊されて、<新スィー>建物に生まれ変わって行くんでしょうね。
まあ、伝統もなにも、な~~~~んもないから、新しくしたいんだろうけどね!。
◆ 消滅する街~新宿ノーザンウエスト~ ◆
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先人が遺した基礎(伝統)に立脚してこそ
よき未来を積み上げることができるわけで、
軽々しい頭脳知で乱立したモノには魅力も
ありませんし、未来へとつなげるバトンの役目も
果たせるのか、怪しいです。
そこには「時代の流れ」ごときでコロコロと変わる
事のない普遍の「真理」は、存在しません。
さて、私は今日まで長崎へ行っていました。
中ノ島へも行きましたよ!
しかし、公園へは草木の繁殖がすさまじく、
行くことはできませんでした。
詳細は後日、私のサイトにでもアップしたいと
思います。
▼鉢田押蔵さんへ
おひさしぶりです!
書き込みありがとうございます。
この西北新宿の再開発地域をみて、
そろそろ日本も時間をかけてじっくり作っていく事を考える時期なんじゃないかと思ったりしました。
中ノ島へ行かれたそうですね!
やはり公園は厳しかったですか。
きっと沢山の発見をされたことと思います。
サイトにアップされるの、楽しみにしています。
なんと言ってもネット上では中ノ島はなかなかみられませんからね。
中ノ島は単独上陸(釣り客もなし)でしたので、
その心細さといったらかなりのものです。
無人の中ノ島から端島を眺めていると、
非日常な感覚が湧き上がってきます。
ある意味、単独で上陸できたことは
幸運かもしれません。
足場の悪さや草木の繁殖の凄まじさ
に阻まれ、満足な調査はできませんでしたが、
それはそれで一つの成果です。
サイトは現状では管理がしにくくなったので、
丸ごと作りかえを考えています。
しかし、一年くらいは手がつけられないかも
しれません。
研究成果は必ず、公表できるようにしますので、
ご期待ください。
単独上陸は心細かったですか!
私も当初は単独上陸の予定だったのですが、
たまたま知り合いの長崎行きと重なったので、2人上陸になりました。
確かにあの島は一人だと心細いかもしれませんね。
あの海岸線の少なさが、心細さをあおりますよね。
ところでこのblogでアップした中ノ島に残る海岸線沿いの遺構ですが、
どうやら総て火葬関係の施設のようです。
つまり炭鉱時代の遺構はなにひとつ残っていないみたいです。
詳細がわかりしだい、blogの情報を更新しようと思っています。
とか、「落石があるんじゃないか?」とか、
心配の種は尽きませんでした。
新しいペットボトルがレンガの遺構と岩の間に
挟まれて、潰れていましたし・・・。
でも、陸の喧騒や現役の人工物から離れて
一人っきりになる機会はなかなか無いので、
貴重な経験でした。
あの海岸沿いの遺構が火葬場関係だったとは・・。
それは「80へぇ」くらいです!(笑
てっきり炭鉱の残骸かと思っていました。
そうすると、「こんにゃくレンガ」の遺構も
火葬場関連なのでしょうか。
火葬場は結構大きな施設だったのですね。
詳細楽しみにしています。
そうそう
「満潮になったら取り残されるんじゃないか?」
っていう感じがあるんですよね。
それから火葬施設の件ですが、
私も「蒟蒻煉瓦」の遺構が火葬施設というところには、
大きな疑問が残るところなんですが、
大規模な火葬施設というより、
点々と点在する煉瓦や石組み遺構は、時代の変遷と共に徐々に作られ、
そのつど新しい施設が火葬場として使われて行ったということらしいです。
次回訪崎の際には、是非なんらかの正確な答えを見つけて
返りたいと思ってます。
「木賃アパート」という言葉が懐かしいですね。
複雑なお気持ちになられるということが、
どういうことなのかはわかりませんが、
めまぐるしく変化を遂げる東京の中で、
過去の記憶をリアルに思い出させてくれる光景なので、
それはそれで好きな光景です。