漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

反省と進化 3年山口

2019-11-30 19:34:02 | 長めの日記
 最近は寒くなってきたことによりポケモントレーナー活動を休止しております3年の山口です。
 
 今年度もあっという間に月日が経ち気付けばシーズンが終わってしまいました。シーズンが終わったことにより今年も辛い辛い冬練がやってきました。しかし、この冬練が来シーズンの明暗を分けるので自分が来シーズンの大会で勝っている姿を想像しながらこの辛い冬練を頑張っていこうと思います。

 また、今年は冬練と同時にもうひとつ大きなイベントがやってきました。「就活」です。
シーズン中はなかなか行けなかった説明会やインターンなどにも参加し、本格的に自身の将来と向き合う時期になりました。
 
 正直、就活というものはまだ当分来ないだろうとか時期が来たらなんだかんだいけるだろうと就活を軽視していた自分がいました。
 
 しかし、先日、とある企業さんで自己分析のセミナーを開催しており、そこに参加した際にモチベーショングラフというものを作成しました。モチベーショングラフとは自身の今までの人生を振り返り、自身のモチベーションが上がったとき、下がったときをグラフで書き記し、自身が頑張ってきたことや嬉しかったこと、壁に当たったことや辛かったことなどを振り返りまた、そこでの出来事を更に深掘りして自己分析していこうというものです。
自身のモチベーショングラフを見返してみたところ小学校から大学までビックリするくらい部活動のことしか書いていませんでした。まぁ、部活のことが書いてあること自体は全然悪いことではなくむしろキツいことを12年もやってきているのでプラスになるはずなのです。しかし、そのあとにグループで自己分析した結果で自身が今までで一生懸命取り組んだことを発表するというワークがあり、周りの人たちはみんなバイトやサークルでの経験を語っていました。正直、体育会だし、就活はそれだけで強いんだろうなぁとか思っていましたが、他のサークルやバイトで頑張ってきた人たちの話は何を努力したか、その結果としてどういうことが起きたのかなどしっかりと深掘りされていてまた、他人との差別化もされていました。その一方で僕は部活の練習頑張りました。その結果大会で勝てましたなどと、結果だけ聞けばそこそこスゴいのかも知れませんが内容を見ればまぁ、体育会で練習頑張りました。勝ちました。みたいなものはごく普通のことで、他の体育会の人たちとの特異点などもない普通の内容になってしまい。サークルの人たちスゴいじゃん、自分はこのままだと大したことないな、サークルの皆さん嘗めててごめんなさいという気持ちと同時にこのままだと本当に就活終わるぞという気持ちになりました。
 
 では、どうすればいいのか、私は今までまぁ、結果を出すことが出来ればいい、勝つことが出来ればいい、そう考えていました。もちろん、勝ちに拘ることが悪いわけではありません。しかし、競技を続ける上で何を学べたか自分は今どういう目的持って行動しているのか、また合宿所での共同生活という他の大学生にはあまりないケースの生活をしているので、その中でもひとつひとつの行動に意味を見出だすように心がけ、自信を見つめ直し、競技者としては勝ちという結果に拘り、それに加えて人として成長するために自身が社会に出る際に強みになるものを確立させ、就活も頑張っていこうと思います。
 
 就活を通じて自身の反省すべき点も見つかったので、これからはひとつひとつの行動に意味を見つけ自身のプラスになるようにし、選手として人として成長していきます。日記に書いてしまったため、もう逃げることが出来なくなってしまいました。
 
 現在、怪我をしてしまい思うように練習が出来ず、治るイメージもなかなか湧かず、腐りそうになっていましたが、この日記を書いて吹っ切れました。この怪我でさえもブラスになるように考え、意味のあるものとし、復活したときに怪我をする前の自分よりも進化した状態で復活します。来シーズンは色々な面で進化した山口恭平となっておりますのでぜひ、よろしくお願い致します。

だらだらと長い日記になってしまい申し訳ございません。
  
次回は横浜……若浜くんです。