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ミドリガメの雪国日記

ポッキーの後継者ヒョードル、後輩ガメのかめっぱち、カメのいる暮らしは楽しいよ!

「ミドリガメの雪国日記」へようこそ

◇ ごあいさつ ◇

共に2008年生まれのアカミミガメ、ヒョードル(オス)、かめっぱち(メス)との日々をつづっています。

  


◇ お 礼 ◇

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届け皇帝ヒョードルとかめっぱちの祈り

2011-03-17 | ろーたすは考える

みなさん、ご心配をおかけしました。
いろいろ不自由なことはありますが、家族全員が無事、自宅で眠れて温かい食事もできる。これ以上何が望めるでしょうか。

東京電力管内においては、非常に多くの方が計画停電にご協力くださっていることに、東北に住む者として感謝の気持ちでいっぱいです。
東北電力の計画停電は、今のところすべて直前で回避されています。これは、予想よりも多い発電ができていることと、利用者の節電が功を奏していることが原因だそうです。

今回の地震でほぼ無傷だった秋田県に住む者としてできること、募金と節電を始めています。
被災された方々に、『国民全員が力になりたいと思っている』『決してひとりではない』ということをどうか感じてほしいからです。

我が家の場合、カメを飼っているためにどうしても電気を使います。ふだんから電気料金を抑えるために節電は心がけてきましたが、今回はさらに一歩踏み込んで工夫しています。
・暖房は朝晩の数時間だけにする。(それ以外の時間帯は厚着と毛布でしのぎます)
・TVとPCの利用時間を減らす。
・照明は必要最低限にする。
・待機電力は徹底的にカット。
そして、カメたちにも協力してもらい、水温を1℃下げて保温球も2個から1個に減らしました。

職場でも、暖房は朝の2時間のみ、照明は一切使わない、車は極力使用しない、など、とても大がかりな取組をしています。

生活物資やガソリンの不足で、多くの地域で流通が混乱しています。
少しでも被災地へまわしましょう。ひとりひとりが少しずつ我慢をすれば、そのぶん助かる人がいます。

そもそも『必要最低限』というラインを、地震前と同じ位置に設定しようと固執するから買いだめ(買い占め)の衝動に駆られるのであって、頭を冷やして考えてみれば、健康な大人なら、2、3日お米のご飯が食べられなくても大丈夫。1週間玉子がなくても大丈夫。1か月牛乳が飲めなくても、大丈夫なのです。

都会と違い、公共交通機関が整備されていない地方では、お年寄りの多くはガソリンがなくては買い物や病院へ行けません。このあたりでも、最寄りのバス停まで3キロ、1日3本のバスは未だ運行が安定しない、などという高齢者世帯がたくさんあります。
被災地や高齢者のために、歩ける人は歩きましょう。雪のない地方なら自転車も。

同僚のお義母様が大槌町で安否不明になっています。
私自身いろいろ考えることが多く、ブログに手をつけられない数日間でした。こうして思いのたけを書くことに、どんな意味があるのだろうかと思わないわけでもありません。
でもきっと、書かずにいることは私にとって「良いこと」ではないとも思います。
読み手の方々の心情にまで気が回らず、不愉快な物言いになりはしないかという心配もありますが、書くことは続けていきたいと思います。

カメたちは元気です。

 

 

 

 

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付録:ろーたすの館  



R嬢のお母さんがオーストラリアからこんな内容のメールを送ってきたそうです。

「日本人はすばらしい。
避難所の映像を見ると、給水や炊き出しにきちんと並んでマナーを守っている。これが欧米だったら大混乱になるのが普通。思いやりと秩序のある国民に、敬意を表したいと思う」