空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

風邪とカエル

2012-02-27 17:27:06 | 日記
嫁とは、英国で知り合った。

今では、子供も2人。おいらも一端にオトンの仲間入り。

それは、嫁が妊娠中(長男をみごもった時)に起こった。

おいらが風邪をひいた。咳がなかなか止まらない。
朝晩、苦しい。特に、イギリスの医者はあまり、いや
ほぼ、役に立たない。

ロンドンに行けば、日本人の医者がいるが、おいらの
住んでる所にゃ、おりゃーせん。

ある晩、ベッドで寝ていると、また、あの苦しい咳が
始まった。めっちゃ苦しいでやんの!

そして、隣で寝ていた嫁の強烈な一言。
「その咳、嫌!」
彼女は思いっきり寝ていたので、多分、寝言だと思うが
その一言で、おいらはソファーで一夜を過ごした。

しゃーない。彼女が悪いんじゃない。この咳が悪いんだ。

しかし、また、事件は起こった!

ある晩、ぐっすり寝ていると、妊娠中の嫁が”グルリ”と
寝返りをうった。いや、撃ったと言葉を変えよう。

腹も大きくなってきた嫁。寝返りをうつ時、回転反動と共に
おいらの腰に”キック”をぶちかました!

おいらは、その勢いある、強烈な一発で、目が覚めた!
しかも、空中を舞っている。あー、僕は鳥だーー!
その瞬間、”ドサッ”と大きな音と、ともにベッドの下に
おっこちた。

嫁もおいらにキックをした時、目が覚め、落ちる瞬間を
見逃さなかった。

そして、大爆笑しながら、こう言った。
「蛙が飛び跳ねたみたい」

おいらは鳥だといった、嫁はカエルという、しかし、おいらは
鳥だという。でも、お前がそう言うなら、かまわない!
俺はそういう人間だ!

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