空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

ドラゴン

2015-06-08 12:24:45 | 日記
嫁の誕生日。

「どこか行きますか?」と聞くと
「キャッスルコッホにドラゴンを見に行こう!」
???あんな所にドラゴンあったけ?


事の発端は嫁が知り合いのスーザンと話を
した時だ。

スーザンの子供達がドラゴンの彫刻と一緒に
写真をとった。

スーザンはそれを嫁に見せると
「キャッスルコッホの駐車場から入ってすぐの所に
 あるわよ。」と言われた。

へー、ここに何年も住んでるけどキャッスルコッホへ
行った時に彫刻なんて見たことない。というより
見る気がなかっただけなのかもしれない・・・。

ということで家族で行きました。5人家族になってからは
初めて行ったコッホ。そして初めて5人でコッホの中を
見ました。

おいらが始めてコッホにきたのはまだドイツにいた時に
ウェールズに出張に来た時に入ったかな。
1997年ぐらいだったと思います。

子供達には迷路のようで面白かったらしい。
各部屋へ行き驚き、壁の隙間を見ては大声を出し
日本だったらおもいっきり迷惑三昧。
「うっ!ウルセーーーー!ッ」と怒鳴る気持ちを
押さえつつ、コッホの外に出て、さー目的のドラゴン探し。

写真は嫁にしか分からなず、その記憶を頼りに
山の中にある歩道を探っていった。

駐車場の近く。我々探検隊にはその情報しかなかった。
上がる坂道を登っていく。次女2歳児はもうコッホに
入った時点で怖くなり歩く気全くなし。

おいらが抱っこして坂道を登った。辛かった・・・。

8歳児と4歳児の兄妹は元気よく登っていく。
あれ?嫁はんは?

あっ、後ろでビデオ撮影。

探検隊はただひたすらに道を歩く。駐車場の近くか・・・・。
もうかれこれ30分は歩いてる気がするんだが。まだか?

道が十字路に分かれた。さー、どこへ行く?
後ろからは犬の散歩に来ていたおっちゃん。
そして、右手側からも犬の散歩していた老夫婦。

我々はどちらへ?とその時!
嫁が「あのー、竜の銅像ってどこだか分かりますか?」と
老夫婦に聞いた。

夫婦「彫り物の事?」
我々「はい」
夫婦「私たちと同じ通りを行けば色んな彫り物に出会える  
   けど。」
そしてその話を聞いていたおっちゃんが
「このまままっすぐ行けばデカイのが見れるぞ。」
と教えてくれた。

まっすぐ歩くこと20分位。右手側になにか森林に入り口的なのが
立っていたのでインフォメーションをみる。嫁の目が
輝き始めた。インフォメーションにある写真にはスーザンが
見せてくれたという写真と同じ物があったらしい。

その森林へと入っていく。まさに猿人バーゴンの世界。
8歳と4歳の兄妹「バーゴンどこですか?バ~ァゴォ~ン!」
ヤカマシッ!

そして歩くこと15分右手側に何やら木が倒れている。

まっ!まさか!!ドラゴ~~~ン!出会えたぜーーー!

牙のある反対側の顔を(口元)見ると・・
足、食わえてるやんけ・・。人食っとるんかい!

ふー、正直達成感はあった。が腑に落ちない点が。
駐車場からかなり歩くよね・・・。

森林を抜け、駐車場に戻り、無事帰宅。
家に戻ると嫁が「首どうしたの?」とおいらに聞いてきた。
おいら「あ~、実はjにkじょjんfh」
嫁「ムヒつけなきゃダメじゃん!」ムヒをおいらの首に塗った。
「なにすんねん!髪の毛切って産毛剃った時に荒れたんじゃ!」
嫁(爆笑)「あー虫に刺されたって聞こえたよ。」

おいらは「あー剃刀負けしたのかな」っていったんじゃーーー!
”あー”の部分しか同じ所ないやんけ!
ヒリヒリ痛いわ!


嫁はん、お誕生日おめでとうございます。