空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

危険な情事

2012-07-18 19:55:58 | 日記
ジョー。本当の名前はジョージ。

おいらが今勤めている会社の元ジェネラルマネージャー
だった男。

今からさかのぼること7年前。当時南アフリカに本社が
あった。その本社が本社及び支店の夏の一斉大掃除が行われた。
簡単に言えば人事整理。

マネージャーと肩書きを持つ人達を徹底的に調べ上げ使えるのは
こっち、使えないのはあっち的に分けた。

その間、マネージャー達は気が気ではない。
まわりの連中は
「新しい仕事は見つかったか?」とか「テスコのパン屋がええん
 ちゃう?」とか好き勝手な事をマネージャー達に言っていた。

結果的にはうちの会社のマネージャー達は無事に会社に残る事に
なった。たった一人を除いて‥‥ジョー。
彼はどうやら本社では要らない人材となってしまった。

連絡を受けた次の日、掲示板に彼からのメッセージが書かれていた。
1ヵ月後には会社を去るという事だった。

その1週間後、掲示板にジョーからのメッセージがあった。
会社を去らずにすんだ。私は2週間後にはセールスとしてこの会社に
貢献することになった。
立ち上がったジョー。真っ白い灰にならずにすんだ。

そして新ジェネラルマネージャーが発表。
彼は元豆屋さん。そして、本社がイングランドになった時に
彼も会社の大掃除にあい、会社を去った。

そして、またまた新ジェネラルマネージャーが現れた。
はっきり言ってこの男困った事にトラブルメーカー。

やめりゃーええのに色んな事に割り込む。割り込んだ結果→
会社の経営悪化→リストラ続出。
5年の間に2回も経営不振。知らん間についこないだ辞めとった。

またまたまた、新ジェネラルマネージャーが現れた。
それも、知らぬ間に。

新ジェネラルマネージャーの名は‥‥ジョージ!!!
そう、彼はジェネラルセールスマネージャーから再度ジェネラル
マネージャーに戻ったのだった。

数年の間に彼なりに我慢していたのだろう。自分のやりたいことを
色々とやり始めた。
同じ建物のレーンにマネージャー達の事務所を移動させ従業員を
そのレーンに入れさせない様に今まで使っていた出入り口を
閉鎖。

そして、マネージャーとは直接話をさせず、スーパーバイザーを
通して話をすることになった。面倒な話や。
マネージャー達になるべく現場にも顔を出さないように
させているようだ。
やっぱり従業員には反感をかっている。
まっ、言ってみれば一番悪い例の会社の見本のようなもの。

マネージャーが現場に顔を出さない会社は砕け散るジンクスがある。

危険な情事‥‥なんでやねん!危険なジョージに変わってやつは
帰ってきた。