うまさいと

お馬さんは好きですか?

しんがぽーる2。

2005-05-14 16:01:38 | 競馬
ということで前回の続き。

前回のエントリ

くろうまさんが頑張ってらっしゃるので、私も何かやらなきゃとちょっと頑張った。シンガポールの方も皆さんが興味を持っていただけるといいのですが。


Raul:Hideyoshi×Whisper to Me(Beau Sovereign), 8
31戦7勝。ローカルG1での1勝は確認。
04 Singapore Gold Cup(SIN Gd1 T2200m)
2004年のシンガポールの年度代表馬の最終選考馬の一頭。直系の祖父はDevils Bag。母系の4代父は名前からして何となくわかるようにGrey Sovereign。

Light Of Success:Military Plume×Scentessa(Scenic), 14-e
?戦?勝。多分G1は勝ってない。
05 Queen Elizabeth II C.(SIN Gd2 T2000m)
豪州産のセン馬。前哨戦を勝ってきた今一番勢いのありそうなお馬さん。その勢いを買ってみる。父系の祖父は豪州の大種牡馬Sir Tristram。

Mount Street:Kilimanjaro×Real Trier(Turf Ruler), 8-j
?戦?勝。
ニュージーランド産のセン馬。父系の祖父はShirley Heights。母系はBold Ruler系。前哨戦で2着。

Terfel:Lion Cavern×Montserrat(Aragon), 1-p
29戦6勝。G1は勝ってなさそう。
英国産のセン馬。03年の秋~04年の冬までの間の出走履歴が無いので、この間にシンガポールに移籍した模様。前哨戦は6着。その前走はドバイでExcaliburと走ってやっぱり6着(Excaliburは4着)。もう一つ言うと、このお馬さんの3戦目は1着Right Approach(デビュー戦)、2着Mamool(デビュー戦)、3着Terfelという豪華メンバーだったりする。

Alexander Goldrun:Gold Away×Renashaan(Darshaan), 22-d
16戦7勝。G1は2勝、2着2回。
04 Hong Kong C.(HK G1 T2000m)
04 Prix de l'Opera(FR G1 T2000m)
暮れの香港でアッと言わせたお馬さん。Irish 1000 Guineas(IRE G1 T8f:愛1000ギニー), Pretty Polly S.(IRE G1 T10f:プリティポリーS)での2着などもある。年明け初戦のDubai Duty Freeでは6着だったが、香港のQueen Elizabeth II C.を回避してここに備えていました。どうでもいいですが、Pedigree OnlineではなぜかPrix de Diane Hermes(FR G1 T2100m:仏オークス)で3着になってますな。本当は4着なんですが、はて。

Samando:Hernando×Samshu(Nashwan), 19-c
15戦5勝。G1では昨秋のE P Taylor S.(CAN G1 T2000m)での4着が最高。
05 Prix Exbury(FR G3 T2000m)
04 Prix de Royallieu(FR G2 T2500m)
フランスから参戦する牝馬。基本的にに大崩は無く大舞台にはほとんど出ていないが、コツコツと重賞戦線で稼いでいる。シーズンの開幕を飾るPrix Exburyを制覇。前走Prix d'Harcourt(FR G2 T2000m)では3着。

Shaggadelic:Lode×Blue Chip(Mountdrago), 1-d
9戦1勝。G1は2着1回。
2nd 04 Gran Premio Jockey Club(ARG G1 T2000m)
昨年のGran Premio Jokey Clubで2着。競走中に怪我をしていた模様で、今回はアルゼンチンからシンガポールへ移籍しそれ以来の競馬。全兄にGran Premio San Isidro(ARG G1 T1600m:サンイシドロ大賞)を制覇したBig Boardを持つ。父系の祖父はMr. Prospector、母系は4代目にTourbillonが見える。


※ Raul, Shaggadelicの通算成績はRacing Blog 2005さんを、Shaggadelicの情報については異端血統最前線さんを勝手に参考にさせていただきました。



ということで参考までに、今年のシンガポール勢のぶつかりっぷりをひとつ。

2/11 EW Barker Trophy(SIN Gd2 T1400m)←ハンデ
Mayo's Music 4
Raul 10

3/13 Committee's Prize(SIN Gd3 T1600m)←ハンデ
Raul 9
Mayo's Music 13
Light Og Success 15

4/3 Chairman's Trophy(SIN Gd3 T1800m)←馬齢重量
Mayo's Music 1
Light Of Success 4
Raul 5

4/24 Queen Elizabeth II C.(SIN Gd2 T2000m)←馬齢重量(前哨戦)
Light Of Success 1
Mount Street 2
Raul 3
Terfel 6
Mayo's Music 9

こんな感じ。少しは参考になったでしょうか。

しんがぽーる1。

2005-05-14 01:57:41 | 競馬
何だか世間(といっても日本のマスコミ)はコスモバルク(海外ではSilent WitnessとAttractionしか興味無いみたいですが)の出走するChampions Mile(HK G1 T1600m:チャンピオンズマイル)で盛り上がっていますねぇ。ということで、案外盲点になっているSingapore Airlines International C.(SIN G1 T2000m:シンガポール航空国際C)をお伝えすることにするかと。


Epalo:Lando×Evenig Kiss(Kris), 23
23戦9勝。G1は1勝、2着は2回。
04 Singapore Airlines International C.(SIN G1 T2000m)
昨年の覇者にして、World Series Racing Championshipの王者。このレースを制して一気にブレイク。Arlington Million(USA G1 T10f:アーリントンミリオン)で3着、Man O' War S.(USA G1 T11f:マンノウォーS)でも2着している。今年はGrosser Preis Wirtschaft(GER G3 T2100m:ブレーメン経済大賞)を5馬身差で楽勝するも、前走Queen Elizabeth II C.(HK G1 T2000m:QEIIC)では7着に敗退。

Mummify:Jeune×Cleopatra's Girl(At Talaq), 3-e
22戦5勝(?)。G1は4勝、2着3回。
03 SA Derby(AUS G1 T2500m)
03 Underwood S.(AUS G1 T1800m)
03 Caulfield C.(AUS G1 T2400m)
04 Yalumba S.(AUS G1 T2000m)
豪州の古豪。Yalumba S.を制した後は不調が続いていたが、前走のQueen Elizabeth S.(AUS G1 T2000m)ではGrand Armee, Delzaoに次ぐ3着。徐々にではあるが、復調の兆しが伺える。制したG1の内の2つは"Malaysia Airlines" SA Derbyだったり、"Emirates Airline" Underwood S.だったりと、なぜか航空企業がスポンサーになっているレースを勝っていたりする。直系の3代父はKalamounでトニービンと同系。母父父はRobertoですよ。

Phoenix Reach:Alhaarth×Carroll's Canyon(Hatim), 14-c
12戦5勝。G1は3勝、2着0回。
03 Canadian International S.(CAN G1 T12f)
04 Hong Kong Vase(HK G1 T2400m)
05 Dubai Sheema Classic(UAE G1 T2400m)
誰が呼んだか欧州代表遠征部長。人気が落ちた頃にガツンとかます英国の一発屋。香港、ドバイと連勝後に舞い戻った香港では負けてしまいましたが、忘れた頃に勝っているのはこのお馬さんの常。本当はそこそこ時計のかかる2400mが適距離なんでしょうが、欧州の一線級が抜ける路線では侮れないですよ。

Right Approach:Machiavellian×Abbey Strand(Shadeed), 2-f
14戦4勝。G1は1勝、2着1回。
03 Dubai Duty Free(UAE G1 T1777m)
知る人ぞ知る、英国女王の持ち馬。英国で成績が伸びなやんで南アフリカにトレードされた後、M de Cock師の手腕により華麗に復活。見事ドバイで華を咲かせてみせた。王室に関係の深いHighclereに遡る2-f族は個人的にお気に入り。約1年振りの復帰となったJebel Hatta(UAE G2 T1777m)で2着、連覇を狙ったDubai Duty Freeでも3着と大崩れしない辺りも魅力か。

Star Over The Bay:Cozzene×Lituya Bay(Empery), 1-k
42戦10勝。G1は1勝、2着0回。
04 Clement L. Hirsh Memorial Turf Championship(USA G1 T10f)
米国西海岸の芝重賞の常連となっている芦毛のターフランナー。Breeders' Cup Turf(USA G1 T12f)は最下位の8着に敗れたが、年明けのSunshine Millions Turf S.(USA nonG T9f)を快勝した。前走のSan Luis Rey H.(USA G2 T12f)は5着。ただ一頭米国から乗り込んできた意欲を買いたい。血統表にそっと佇む母父のEmperyが泣かせる。

Excalibur:Danehill×Sharaniya(Alleged), 22-d
4戦2勝。重賞には出走していない。
こちらはA O'Brien師の下からM de Cock師に移籍したお馬さん。デビュー戦を15馬身差、2戦目を6馬身差で勝ちあがるも、その後の2戦は勝ち切れず。前走はドバイでの芝2000mのハンデ戦で4着。実は昨年AscotでのGold C.(GB G1 T20f)に出走直前までいってたという経緯を持つ。もうちょい距離があった方がいいのでは?というか、この実績で出走できること自体が驚きなわけだが、案外怖いと感じている一頭。

Mayo's Music:Procol Harum×Mayo Million(Royal Troubador), 8-i
?戦?勝。ローカルG1での1勝は確認。
04 Ruffles C.(SIN Gd1 T1800m)
04 Kranji Mile(SIN Gd2 T1600m)
05 Chairman's Trophy(SIN Gd3 T1800m)
04 2nd Singapore Gold C.(SIN Gd1 T2200m)
2004年度のシンガポール年度代表馬。豪州産のセン馬です。昨年は1年間で7回の2着があったらしいが、詳しいことはわからない。父Procol HarmはCaulfield Guineas(AUS G1 T1600m)の勝ち馬。前走である前哨戦のQueen Elizabeth II C.(SIN Gd2 T2000m)では1番人気ながら9着に敗れた。Mayo's Musicの直系の3代父はNijinskyで、母系はBold Ruler系である。


とりあえず疲れてるので今日はこの位で。明日は残りをやります。しかしまぁ、以前に書いた自分のエントリがこんなところで役に立つとは。