ボヤキ嫁の日々の記録

“超”がつくほどの楽天家ダンナと文句が多いボヤキ嫁の日々の記録
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忙しい

2013年12月22日 | 旅行 - ビルマ

忙しい一日だったわ。

どうにかSEA GAMESの閉会式チケットが手に入り、閉会式を見に行ってきた。

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3日目:
東南アジア競技大会の閉会式に行くのだと張り切っていた楽天家ダンナ。知り合いに頼みチケットを頂ける事となったが、その時点で私達はバガンにいたのよね。開会式が始まる前までにチケットを貰いに行かなくてはならず、「10時にはネピド(首都)へと到着する!」と、前日楽天家ダンナがまたもや無謀な計画を立てていた。

バガンからネピドまで車で3時間強。前日の夜、今日は朝6時過ぎに出れば余裕で間に合うと思ったのか、「エーヤワディー川の対岸にあるお寺で朝日が昇るのを見てから出発だ。」とうきうき計画を始めたため、4時起床で朝日を見に行くこととなった。

対岸へ渡るのはこのお寺の脇にある船着場から船に乗る必要があった。

外国人と分かると外国人価格をふっかけられるので言葉を一切発しないようにと言われ、楽天家ダンナを含むビルマ人男性3人と船へと乗り込んだ。暗がりを進むこと約5-10分、対岸へ着き、そこからタクシーで山頂まで連れて行ってもらう。これがまたジェットコースター並みに坂を上ったと思ったら急に下ったり、くねくねとカーブを曲がったりと悪路だった。

山頂に着いてみたものの廻りはまだ真っ暗。でもパゴダだけは煌々と光り輝いていた。

ここで珍しく楽天家ダンナが異変に気が付いた。もうすぐ夜明けで日の出が見えるはずなのに暗すぎると。お寺で寄付をした際、「今日の日のでは何時ですか?」と聞いたそうだ。すると、7時20分頃かなとの返答。ここに連れてきてくれた人が、「日の出は6時!」と言い切っていたそうなのだが、それは夏至辺りの日の出であって、冬至近くはもっと遅く7時台だという。
ははは、やっぱりなともうこういうハプニングは慣れっこになった。

折角川を越えて日の出を見に来たが、日の出まで待っていたら首都に到着するのが遅れてしまうとのことで、滞在時間30分弱でまたもや山を下りることとなった。(この辺もいつものことだけどね)

 

山頂で光っている場所が、日の出を見ようと出かけた寺院。また次回!


船に乗り対岸に戻ったらさっきよりも人が増えていた。これからあの山頂の寺院へお参りに行く人たちらしい。

ここでもち米と揚げ物を朝食として摂る事にした。

この揚げ物も食べた分だけ清算するシステムだったらしく、もう終わり~と声をかけたらおばちゃんがやってきて残りの揚げ物の数を素手で数えて、私達が何個食べたか確認していた。この揚げ物、次のお客さんへと回されるのか?

朝食後、高速をぐんぐん走り一路首都・ネピドへ。この高速、恐ろしいことに人は通過する、牛は歩いている、挙句の果てにはバイクが逆走したりしているという恐ろしい状況なのだ。高速だったら運転できるかもと、国際免許を取って持ってきてみたものの、この状態を見て後ろで大人しく寝てますと宣言。

首都に着くまで3時間と聞いていたけど、バガンを出発して2時間経ってやっと休憩所に到着。運転されていた人は少し休んだほうが良いだろうと、ここで一度休憩を挟んだ。

首都に入る道には検問があったが、「やぁ」「じゃあね」的なやりとりで終わっていたのよね。うーん、検問は廃止しても良いんじゃないのか?首都はさすがに『首都』だけあって綺麗だったわ。


(写真:タイに本社があるガソリンスタンド)


(写真:百貨店になるのかな?)

楽天家ダンナに25日に結婚式に参列するよと言われていたが、着ていくロンジーがなかったボヤキ嫁。ここだったら見つかるかもと早速ロンジーを探しに行った。

ずらっと並べられたロンジー用の布。このコーナーはスカート用で、色んな模様があるが、結婚式などのお祝い事には写真左側青やピンクに描かれている連続した波模様のようなパターンを着るらしい。派手なら何でもいいと思っていて、「これは?」「あれは?」と見当違いのものばかり選んでいたので店員さんが教えてくれた・・・。
ここで二着お祝い用ロンジーを購入。だけど、これは布状態なので、お直ししてくれるお店へもって行かねば着ることができない。このお店でどこかお直しをしてくれる場所はないか聞き、すぐさまそのお店へ駆け込み、お祝い用ロンジー二着を「明日までに直してー」と無理なお願いをしてみた。するとあっさり出来るよと言われたので、以前頂いたロンジーでサイズが合わず着れずにいたもの、楽天家ダンナが購入してくれたが丈が長すぎるものなどもお願いできるか聞いてみると、明日までに出来ると言う。合計上下合わせて12点持ち込み、これで今回の旅行でやりたかったことの一つが出来たわとほっとした。


ロンジーを預けた後、ホテルにチェックインし、「女性は皆ロンジーを着てくるから、これを着てね。」と楽天家ダンナお勧めロンジーを渡された。それを着て、閉会式会場へ。


(写真:セパタクロー決勝戦が終わった直後なので多くの人が会場から出てきていた)


(写真:閉会式に参加したボランティアさん達用のバスとして使われたと思われるトラック)

閉会式で民族衣装を着て踊った人たちと写真を撮ってみた。誰にも日本人とは思われないボヤキ嫁でした。

 


(写真:閉会式会場のスタジアム)


(写真:赤い絨毯が引いてある辺りは主賓席)


(写真:それぞれの席にお土産鞄があり、お菓子と水が入っていた)


(写真:ミスユニバースミャンマー2013と一緒に写真を撮らせてもらった)

ミス・ユニバース ミャンマー2013のモー・セ・ワインさん。彼女、とーっても細くて背が高くて美人さん。



(写真:なぜかこの着ぐるみの登場時が一番盛り上がっていた)


(写真:SWATが仕事をしていない)

上記写真の出口前に黒塗りの車がずらーっと並べられていて、一台だけ金のマークがついた車が止まっていたのだ。『これ、絶対に大統領用車だ!』と思ったのだけど、写真に収められなかった。でも、目の前を普通に通過できちゃうって警備大丈夫なの?と思ったよ。

大統領などお偉い様方は『VVIP』なんだそうだ。あまりにもVIPが多すぎて、本当のVIPの方々は一ランク上の『VVIP』となったそうだ。うん、ミャンマーらしいです。
 

貴重な閉会式を見ることが出来て良かったわ。みなさん、きびきび動いていて、閉会式を盛り上げていたボランティアさんたちはとてもすばらしかったと思う。でも、残念なことは色々と。帰りに暗くなった道をゲートへ向かって歩いていると、足にぶつかるものが沢山ある。ナンだ?と思って路面を見ると沢山のゴミ。無料で配られていたジュースのカップやその他ゴミが散乱していた。 

 


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