ボヤキ嫁の日々の記録

“超”がつくほどの楽天家ダンナと文句が多いボヤキ嫁の日々の記録
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やっと直った

2010年03月10日 | 日々のこと 2010

だいぶ前から熱いお湯が蛇口から出なくなっていた。まったくでない訳ではなく、ぬるいお湯が出てくるだけ。手を洗ったり顔を洗ったりする分には十分な温度なのだが、身体にかけるとその後すぐに寒くてたまらない状況だった。

大家さんにそれを伝えるとすぐに修理屋さんを手配してくれた。
最初の修理屋は良く来てくれる“ハンディーマン”。この人は何度か来てくれて良い仕事をしてくれるで大家さんも我が家も安心して何でもお願いできる人なのだ。ボヤキ嫁の怪しい英語でも状況を理解し、問題点を見つけてくれた。問題は熱いお湯を作るタンクから出たパイプの分岐点だったのだ。
じゃあそれを直してと言う話にはならなかった。なぜなら彼は配管工の資格をもってないから。
大家さんに電話をして現状を伝え、自分で出来ないこともないがこの場所は資格を持った配管工に頼んだほうがいいと言った。大家さんはその日のうちに配管屋を手配してくれた。

次に来たのが配管屋Aさん。初めてた人なのだが、正直言ってボヤキ嫁は受け付けない感じの人だった。ボヤキ嫁の怪しい英語で『こいつは使えない』と思ったのか、結構上から目線で物を言う。
タンクに問題があると聞いているのだがと説明するも「ほら、ここ見て。君が温度設定を低くしていたからお湯が出なかったんだよ。右に回したらhotter(より熱い)って書いてあるでしょ。」とオレ様の話を聞けという感じで話をする配管屋Aさん。
あのー、左に回したらより熱くなるって書いてあるんだけど・・・。
それを説明するも「ほら見て、矢印が書いてあるでしょ。」と配管屋Aさん。えぇ、左向きの矢印でHotterと書いてあります。最終的に『あ、オレ様間違っていた』と気が付いて「あ、君があっていたよ。」で終わった。おーい、あなたプロでしょう!
お湯のみの栓を開けば丁度良い温度のお湯がでるのは分かっているのだ。洗面所と台所はお湯と水の栓が別々なので“お湯の詮”のみを開けば暖かいお湯が出てくる。が、この配管屋Aさんはまったく信用ならず、「ここ(洗面所と台所)はお湯が出ているのに、シャワーは出ない。だからシャワーの蛇口がおかしいんだよ。」と決め付けた。
洗面所と台所はお湯の栓を開いているのだから暖かいのは当たり前。だが、オレ様配管屋Aさんは「シャワーの蛇口を取り替えよう。ここを取り替える費用は$485ね」と即答した。
あまりに吹っかけた値段に『$485の根拠って何?詳細見せろー。』と怒りすら感じたよ。
大家さんはその場に居なかったが電話を通して話をした時、適当さを感じたらしく「ちょっと考えさせてね。」と修理依頼を即答しなかった。そんな配管屋Aさんはボヤキ嫁から見たらかなり適当な仕事をしたのに、出張料として$79も請求してきたのだ!それもすぐ払えっていうのよね。
それないだろうと思ったが、オレ様配管屋だったし大家さんが後で払うから立て替えておいてというので素直に払ったけどね。

そして本日配管屋Bが朝8時から来てくれた。(早いよ・・・)でも見るからに仕事が出来そうな初老のおじいさん。見た目で判断しちゃダメとは思うが、彼の手に仕事ぶりが現れていて一目で信用出来ると思ったボヤキ嫁。
ボヤキ嫁のつたない英語でも理解してくれ、問題点は最初のハンディーマンと同じ場所だと言う。問題の配管の繋ぎ目にあるボルトの替えまで持ってきており、黙々と仕事をし取り外して再度利用するボルトやナットは綺麗に磨きグロスを付ける仕事ぶりを見て、この配管屋Bさんすばらしすぎるとボヤキ嫁は一人で感激してました。

この配管屋Bさんのおかげで我が家の問題は解決いたしました。よかった。

すぐに大家さんに連絡し、配管屋Bさんと話をしてもらいいくら支払えばいいのかを聞いたところ「自分が会社に連絡して会社が見積もりを作ったら連絡するので、その時お支払いしてください。」とのこと。このこともボヤキ嫁の信用度を上げてくれました。

配管屋Bさんが帰った後再び大家さんに電話をし、いかに彼が良い仕事をしてくれたかを説明。そして配管屋Aがひどかったこともついでに伝えておいた。大家さんも配管屋Aには良い印象を持っていなかったらしく、「間違った問題点を指摘してお金を取って文句を言ってやるー」と言ってました。それにはボヤキ嫁も大賛成。先日置いていった名刺に書いてあった連絡先と名前、本社の連絡先を伝えておきました。

アメリカって適当な仕事をしてお金を取る人が多いことに辟易しているが、今日のようにいい仕事をしてくれる人に出会うと「ありがたいー」と感激してしまう。日本だったら当たり前のことなのにな。