蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

母校120周年記念祝賀会など  (bon)

2022-11-08 | 同窓会

 11月5日(土)のお昼前、関東よりずいぶん気温が高く感じた新大阪駅は、多く
の人で賑わっていました。 コロナ以来あまり外出していなかったので、えッ、
こんなに人混みなの? と驚きました。
 コロナで一年遅れた母校(高校)120周年記念祝賀会会場に直行しました。 

 シェラトン都ホテル大阪 4階の大宴会場「浪速の間」には、数々のテーブルが
並び華やかな雰囲気が流れて、すでに人々の姿がありました。 受付を済ませて、
ロビーで同期生らとの久しぶりの懐かしい会話が弾むのでした。

       祝賀会 会場風景 
                             

 指定されたテーブルには、ずっしりと手に伝わる120周年記念誌がおかれていま
したが、それは後にして同期生や他回生の知人などとの会話が忙しく、すでに い
つもの同窓会のるつぼの中の一員になっていました。

 開会の時刻になり、厳かな雰囲気の中にも親しく温かい空気に包まれて、会は
始まりました。同窓会長の挨拶に続いて今年4月に着任された校長先生のご挨拶、
PTA会長のご挨拶などがあり、ご来賓の方々の紹介そして最後に今年新会員(卒業
生)の紹介などがありようやく乾杯となりました。 今年の新会員の皆さんは、
高74回生で・・ということは、私らが卒業して64年も経っているということを改
めて認識させたのでした。

 途中、この120年を振り返る映像の上映があったりしましたが、私達の回生の有志
で検討を重ねてきた「母校をもっと魅力ある学校にするプロジェクト」の要旨を、
新校長にお送りしていたこともあり、校長先生、同窓会長ともにご挨拶を兼ねて
ひと言その旨確認をとったりすることも忘れず役目を果たしました。 この件に
ついては、今回の記念祝賀会の終了後に精力的に取り組んで進めることなどの言葉
を交わすことが出来ホッとしたのでした。
               

  校長先生との会話             同窓会長も一緒に記念撮影

 

 最後に本科時代の校歌、そして高校の校歌を合唱してお開きとなりました。

                

 私達の回生は、この祝賀会に30名が出席し、引きつづき近くのホテルで開催する
同期の歓談会には50名の出席で、同期仲間だけの自由で楽しい会に引き継がれて
行きました。 コロナで開催が延期されているうちに、体調が悪化したりで参加
できなくなった人もおられましたが、少々無理を押して参加された方もおられ、
時間の許す限り楽しい語らいが繰り広げられたのでした。

 同期だけの歓談会          風景
 

 先の「高校をもっと魅力アップ・・」の下りの説明なども織り交ぜて情報の共
有化を図り、それらの話題が元になり昔の想い出がより鮮明になったり、皆さん
一気に当時にタイムスリップしたような若い雰囲気の中、疲れを知らない若者の
ようになっていたのでした。

          母校の魅力アッププロジェクト説明
               

 

 宴たけなわも時間の限りが近ずき、誰言うこともなく校歌を歌おうということ
になり、ここでも皆で合唱したのでした。 もう日もとっぷりと落ちて、散会に
なりましたが、このホテルで宿泊する人たち13名は、同ホテル内で2次会へと流れ
て行くのでした。

 今日のそれぞれの思いを交換したり、当時の思い出話にも花が咲き、学校時代
にはほとんど名前くらいしか知らず言葉を交わしたこともない人同士も、そんな
壁は全く感じさせない時の流れがあり、わずか3年を過ごしただけの同窓がこれほ
どの絆を産んでいることにむしろ不思議を感じるほどでした。

 若いころとは違い、アルコールもそれほど量が進まず、幹事が用意した食べ物
もあまり手が付けられないまま楽しい会話を思う存分身体に吸収したのでした。

               ホテル内での2次会
            

 翌日は、ゆっくりと朝を済ませて、大阪城近くの大阪歴史博物館(2001年開館)
とすぐ前にある「舎密局(せいみきょく)跡」の碑を確認しました。
 この舎密局が明治2年に日本初の理化学専門学校として開校したことが、後に
(大正15年に)わが母校で「全国高等学校理科教育」を推進するべく学会(初代
会長、嘉納治五郎氏)がその総会を開催し、当時の文部省に答申を果たし今日の
学校における理科教育の基礎が構築されたという因縁にあるのです。

         舎密(せいみ)局 跡見学
 

 

 歴史博物館からすぐに大阪城を見下ろし、遠く山々も良く見張らせて、親しい
生駒山を始め二上山、金剛山まで一望でき晴れ渡っていました。

        歴史博物館見学
        

 

 一行は、天満橋のレストランで昼食のひとときも談笑が途切れるところを知らず、
この度だけは、コロナの世界から解き放たれた状況を呈していました

       レストラン文蔵にて
        

 思えばこの後、このような機会が開催できるかどうか、とても約束はできない
までも、またその季が来れば有志だけでも集まろう・・と名残り尽きない時をお
開きへと導き、期待を膨らませて今回の一連の楽しい催しに無事幕が下りました。
 皆さんありがとうございました。幹事の方々には準備から実施まで大変ご苦労
をお掛けし心から感謝申し上げます。
        (写真は、O氏の協力を得ました。)

 

 

久しぶりのオートスライドです。
       (2分弱です。画面右下をクリックして大画面でご覧ください。)

母校120周年記念祝賀会と10期生歓談会

 

 

 

 


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3 コメント

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オートスライドの背景音楽 (bon)
2022-11-08 08:31:58
トスティ―作、可愛い口もと をアルバムから拝借しました。
返信する
楽しいひと時でした。 (pooky)
2022-11-09 23:59:44
久し振りに皆さんが集まり楽しい時間を過ごすことができました。幹事の皆さんが楽しい企画を立てて頂いたお蔭です。感謝感謝です。
Bonさん久しぶりの動画ありがとうございました。
素晴らしい編集です。
返信する
よかったdすね! (bon)
2022-11-10 08:03:07
pookyさん、久しぶりに大勢が集まる機会があって楽しかったですね。
コロナがまたまた、拡大基調になってきましたが、落ち着きましたら、また集まりたいですね。
返信する

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