この20日から5月4日までは、二十四節気の「穀雨」なんですね。 ネットを見ます
と『初夏直前の豊かな春』とあります。 丁度ゴールデンウイークと呼ばれるこの時期、
一年の中でも最高のシーズンで大型連休があります。 郊外に出れば、あちらこちらに
鯉のぼりが明るい空に泳いでいることでしょう。
都心の真ん中、日比谷公園の今頃は、一面チューリップの色とりどりが優しい春風に
揺らいでいますが、今年のyoutube画像では、一面のネモフィラとのコラボした晴れ
やかな海を演出しています。
今年の日比谷公園(4/15)
(同youtubeより)
60年ほど前のこの時期、入社してまだ学生気分が抜け切れていない、そんな若者に、
公園の花の鮮やかな姿は 沸き立つエネルギーを与えているようにすら感じたもの
です。
ネモフィラといえば、これも随分以前の話ですが、園芸友の会のバスツアーで
「国立ひたち海浜公園」を訪れた折、広い丘一面に植えられたネモフィラの素晴らしい
景観が想い出されます。今年の同公園の動画から拝借しました。
ひたち海浜公園ネモフィラの丘(4/20のyoutube)
(ANNニュースより)
「穀雨」は、「春雨が降って百穀(ひゃっこく)を潤す」と言われ、いろいろな穀物、
更には植物全般にとって潤いの雨に生育が促進される季節を表しているのですね。
穀雨の次の節気は「立夏」ですから、もうすぐ夏が近づいている‥そんな時期ですが、
昨今の春は短く、すでに「夏日」が顔を出してきています。
花でいえば、藤の花が咲き始めています。 藤といえば、あしかがフラワーパークの
大藤が有名ですが、樹齢160年ともいわれ、600畳敷の藤棚一面に紫色の藤が垂れ下がる
姿はそれは見事ですね。いつだったか、訪れた時もそうでしたが、今年も多くの 人々を
呼んでいるようです。 私たちが行った時の帰りにシャクナゲの丘のようなところにも
寄りましたね。
藤の花
(ウエザーニュースより)
この藤は、日本固有種だそうですから、日本を代表する花と言える・・とあります。
そして、春から夏へとふたつの季節にまたがって咲くので、「二季草(ふたきぐさ)」と
いう異名もあるそうです。
このあたりの記事は、ウエザーニュースのページから拝借していますが、もう一つ
「お茶」が取り上げられています。
♬夏もち~かづく 八~十八夜・・ で、立春から数えて88日目は、5月1日なん
ですね。お茶の木の若葉がキラキラとお日様に輝く丘の緑は、生気に溢れるパノラマ
を呈しています。
お茶の木
(ウエザーニュースより)
例年より長く楽しめた今年のさくらも、いよいよ若葉に取り替わり、緑の季節へと
舞台が変わる頃、このところ関東も良いお天気で、戸外で動いていると汗ばむ気温と
なっています。あの猛暑が来るまでの短い期間のお楽しみです。
花たちは、このほかツツジ、ボタン、ヤマブキ、シバザクラ・・と盛りを迎えて
います。
我が家(集合住宅)は、2/10から大規模種修繕工事期間で、来週あたりからよう
やく足場の解体が始まるようで、長く感じたジャングルのような薄暗いトンネンル
からもうすぐ抜け出せるようです。 植木たちも、しばらく我慢していました。
もうあと10日ほどで・・。
茶摘 懐かしい歌 唱歌
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