蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

気象用語 (bon)

2012-02-22 | 日々雑感、散策、旅行
 ちょっと羊頭狗肉?の感じが否めませんが、まぁ~正面から取り上げたわけではありません。
 最近テレビを見る時間が多いせいか、気象情報をよく見る機会があって、その言
い回しの中に少し頭に残っているいくつかの言葉について触れてみたいと思ったにすぎません。
 気象用語をネットあたりで調べると、かなりたくさんあってきれいに整理されている。
至極当然であり、いまさらなんで取り上げたのか?理解できないかもしれませんが・・・
まあ~、あまり厳密に考えないで下さい。

 で、言い訳ばかりが先行していますが・・・頭に残っている用語を以下に列記してみます。

・今夜半から、明日の朝にかけて寄りの風がやや強く・・・
 ~かけて: 時間的にある連続する期間を言う場合とか、・・北陸から北日本に
 かけて・・など、地域的な連続する区域などにも用いられている。
 ~より: 北風ではなく、北よりの風とは、真北ではなく北西・北東の間から吹
 いてくる場合に用いられているようだ。

・日本海側沿岸部に沿って気圧の(気圧の尾根)があり、お天気が・・・
 ~気圧の谷:低気圧の細長い軸やかなりの長さにわたる気圧の極小域を気圧の谷、

 あるいはトラフとよばれている。気圧の尾根は、高気圧の細長い軸、気圧の極大域。

・ここしばらくは、ぐずついたお天気がつづく見込みです
 ~ぐづついた:おおむね曇り空で時折雨が降ったりする明確でないお天気のことで、
赤ちゃんがぐずる・・からきているようだ。
 ~見込み:未来形での言い方の一つで、~でしょう、~なりそうです などと同
じ言い回しのようですが、「見込み」は、単純な未来形よりはそこに意志が働いて
いる場合などの方がふさわしいのではないかと思ったりします。

前線が南下して・・・
 ~前線:密度の異なる2つの気団の接する境界には、転移層が形成され、その転移
層が厚さをもつため2つの境界面が存在するがそれを前面と呼び、暖気側に位置する
前面が地表面と交差するときできる線を前線と呼ぶ。・・難しいですね。
寒冷前線とか温暖前線とかがあったり、季節的には、桜前線、モミジ前線なも・・。

・山沿いでは、ところにより雪がちらつく・・・
 ~沿い:山沿い、海沿いなどがあり、山(海)に沿った部分。山間部は主に人が
住んでいる山の中、山岳部は平野部に対して山地をいう・・とある。
 ~ところにより:現象が地域的に散在し、複数の地域を指定して表現する。とこ
ろにより雷を伴うでしょう・・。

・明日は、寒さもゆるむでしょう・・。
 ~ゆるむ:締め具合がゆるくなるという意味から、たるむ・ゆるくなる・和む・・。

 まだまだ、きりがないのでこの辺りで止めますが、なかなか面白い表現だと思っています。


雪の白川郷(ネットより・・)






昔懐かしい天気予報




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2 コメント

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面白いテーマーですね。 (mak)
2012-03-04 10:43:23
天気予報用語をブログのテーマーに取り上げるとは思いもつかないことをやられましたね。
上手くまとまったエッセイです。ありがとう。
Youtubeで昔の天気予報を探してみましたが、ヤンマーの天気予報が最も古く、つい懐かしく思い張り付けさせてもらいました。
返信する
ヤン坊、マン坊・・。 (bon)
2012-03-05 18:53:48
かなり前に、この天気予報の曲を作曲した御仁と話したことがありました。短い曲ながら親しみを持たせる曲とすることに腐心したとか・・
そんなことを言っておられましたね。
返信する

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