楽譜に頼っていると、音符順番を並べるということに神経の約9割を使ってしまうので、自分の出している音さえ聞くことが出来ない。次の手順を追うことで自分では三味線が弾けていると錯覚することが多い。譜面なしで弾けない人は口三味線の重要性を知らないことが多い。
口三味線を言う時の注意点を以下に示す。
①先ずは簡単な開放絃のドン・トン・テンから言えるようにしよう。
②口三味線は音程を正確に取りながら言えることが大切だ。
③次第に糸違いの口三味線も言えるようにすると正しい糸で弾けるようになる。
④間のところ口三味線は重要だ。1拍ならイヤ、ハ、へ2泊ならヨーイ、ヘッヤと正しい間で言えるようにしよう。
⑤唄を稽古する時も口三味線で音程を取ることが出来ていると上達が早い。
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