杵屋六郎ブログ

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基本のき㊺五感の訓練

2018-03-12 21:03:05 | 日記
稽古は五感を研ぎ澄ますことで大きな進歩につながる。日常の中に見過ごしていることを五感を研ぎ澄ますことで発見することが出来る。味覚と音感は一致することが多い。
①音楽と五感がどのように結びつくかを考えると大きなヒントが掴める。
②音と絵のつながりを良く考えると色で表現することにつながる。イメージで理解しやすくなる。替手、上調子で役立つ。
③演奏者の微細な表現を聴き分けることで耳が訓練されるので超一流の演奏を聞こう。
④皮膚に触れる糸を細かく感じ取れると演奏技術が格段に進歩する。触覚を訓練しよう。
⑤匂いと香りでは大きさがある。音楽とのつながりで匂いは必要ない、微かな香りにとどめておきたい。

世界大百科事典 第2版の解説
古くアリストテレスの時代から,外界のいろいろな刺激によって生ずる感覚として視覚,聴覚,味覚,嗅(きゆう)覚,触覚の五つが区別されてきた。これを五感という。この五つの感覚は今日でいう感覚の種に相当するものであるが,感覚の種はこの五つに限られたものではなく,とくに触覚で代表されている皮膚感覚は,触・圧覚,温覚,冷覚,振動感覚などが区別されており,そのほか位置および運動感覚,平衡感覚などが感覚の種とみなされている。