杵屋六郎ブログ

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小説家を見つけたら

2017-10-09 00:30:45 | 日記


題名だけでレンタルビデオを借りたので、詳しい内容は知らなった。話は冒頭のシーンからは予想がつかない劇的な展開になる。使われている音楽も素晴らしい。何回も見たくなることは確実なのでアマゾンでDVDを購入することにした。ションコネリーの役者としての素晴らしさを感じずにはいられない。007とはまったく違う役柄だが小説家を見事に演じている。

Amazonレビュー
ガス・ヴァン・サント監督、ショーン・コネリー主演による、心を閉ざした老小説家と小説家志望の少年が織りなす世代と人種を越えた感動作。当作を支えるのはマイルス・デイヴィス、オーネット・コールマン、ビル・フリゼールなどをコンパイルした強力なサウンドトラックだ。
ジャズ、ファンク、ソウルが交錯する大人の贅沢だ。名作中の名作、イズラエル・カマカヴィヴォオレ<8>のウクレレが心地よく耳に届く『素晴らしき世界』では、思わずため息。映画のエンターテイメント性に音楽の力が見事に溶け込んでいる。(青木まう)

ウイキペディアによれば
ストーリー
ニューヨークの下町ブロンクス。文学の才能を持つ16歳の黒人少年ジャマールは友人たちにそそのかされ、忍び込んだアパートの部屋にリュックを忘れてきてしまう。後日、戻ってきたリュックの中にあった創作ノートには赤字で批評がされていた。

部屋の持ち主の老人は、フォレスターという小説家だった。処女小説でピュリツァー賞を受賞し、次回作を期待されながら姿を消した謎の人物だ。ジャマールは彼に興味を持ち、作文を持ち込んで強引に添削を頼み込んだ。

成績のいいジャマールは、有名私立高校へ学費免除で転校したが、教師のクロフォードはジャマールを嫌い、急速に上達していく文章力を疑っていた。学校の作文コンテスト用にフォレスターの部屋で書いた文章を提出するジャマール。だが、その文章は練習用で、タイトルと冒頭部分が、フォレスターの古いエッセイの写しだったのだ。それに気づいたクロフォードは盗作と決め付け、ジャマールは退学の危機に追い込まれた。

作文コンテストの当日、学校に現れるフォレスター。ジャマールを友と呼んでその危機を救ったフォレスターは、故郷のスコットランドに旅立つと宣言した。やがてジャマールの卒業が近づいたある日、弁護士がフォレスターの訃報と遺品を持って現れた。フォレスターは新作の小説を書き残したのだった。

稽古している瞬間が最も楽しい

2017-10-09 00:12:28 | 日記
20代や30代の頃は舞台の幕が開く瞬間が大好きであったが、今では課題曲を稽古している時間が大好きになった。大きな変化だと言える。この変化の原因は稽古の中に工夫するという楽しみを見つけることが出来たからだ。稽古している期間は理想なら1年くらい欲しいところだ。短い期間では色々な角度から稽古を見直すことが出来ない。あまり多くの曲を課題に持つと神経が分散して、集中しにくい面もある。それに多くの参考資料を聴いて比較することの大切さに気付いたからだ。じっくりと聞く時間があって、工夫する時間にも余裕が持てると自然に自信が付くまで稽古を繰り返すことが出来る。頭で考える必要はなく、筋肉にしみ込ませるだけを実行すれば良い。判で押したように出来ることが大切だ。それが出来たら、一度、全部壊して、最初から言葉や節を見直し工夫をプラスする。作っては壊ししていくうちに自然と自分の求めている理想のカタチを発見できるようになる。人間は年を取るが、進歩は日々少しずつあると確信している。それを信じて稽古を続けることが大切だ。
氷山の一角だけを見ていてはいけない。海中にあって、見えないところに大きな土台があることに気が付くべきだ。