この豊かな自然の中で

定正院方面へお散歩



久々の秋晴れの中を、心の趣くままにのんびりとお散歩しました。

この景色を見つけた時には、

子どもの頃に戻ったような懐かしさいっぱいになり、

それ以来どうしても訪れたくなる場所です。



私が子どもの頃、のんびりと何時間でもこんな場所で遊んだ、

自然に見守られながら遊んだ感覚を

子ども達にも味わってほしいと思っています。



子ども達は不思議と石が好きですが、

私もずいぶん大きくなるまでお気に入りの石を拾ったものです。

すごく宝物感がするのですよね。

ひきつけられる何かがあるんでしょうね。



ねぎ畑の匂い、案外くもの巣が畑にも多いことや、

バッタが、近寄って行っても案外逃げなかったり、

瞬間瞬間の楽しさが、田舎道のお散歩にはあります。

とても豊かな気持ちになります。



去年見つけたオンボロ車が気になって見に行きました。

さらにオンボロになっていて、

車のライトの部分が目のように見え、

ちょっと寂しい車に出会いました。

1年の時間を感じます。

でも、来年は朽ち果てた車の上に花が咲いているような

そんなイメージも浮かんで来ましたよ。



この豊かな自然の中で、

子ども達は何を感じたのでしょう。

それは記憶の奥深くに刻まれて、

いつの日か、ふと懐かしさとして浮かび上がってくるのでしょうか。

世界って、あったかくて面白いものや色んなものがあり、

包んでもくれるんだよ、っていう感覚を

子ども達が感じてくれたら嬉しいなぁと。