
【祝、復活!魔乃巣@松戸、足の怪我から2度目の魂の再起復活劇】
2016年始めに足を怪我されて一旦休業、その後夏前に一度復活しましたが、また一度痛めた足が悪くなり、昨年夏からずっと休業中だった「魔乃巣(まのす)」が今年2017年1月10日に復活しました。地元の常連さんからの情報で私も行くことが出来ました。
魔乃巣の創業は、2007年頃で店主の木下重明さんは元バーテンダー。
現在の場所からもう少し離れた松戸エリアに、純然たるバーとして営業。その後2009年頃から独学でラーメンをメニューとして出したところ、人気になり、2011年1月に現在の場所に移転。
今度はラーメンがメインのバー風のラーメン店に業態変更して船出して現在に至ります。
松戸駅西口から徒歩5分の場所、ちょうど県道5号線、立ち食いそば「ゆで太郎」の通りを挟んだ向かい側の路地で、「みょんどん」というお店の正面にお店があります。何度かシャッター姿を拝んだ外観が、今回はシャッターが開いて、黒っぽい外観に、「魔乃巣」という文字が私の心にはフレッシュ、この感慨はお店に振られたことがある方なら良くわかってもらえるはず。店内からスパイシーな食欲をそそる香りが店外に漂ってきます。
う〜たまらん、さて〜では店内へ。
店内は奥に縦長、カウンター席が6席、左サイドに厨房、奥突き当たりにテーブル席が壁際に配置されて、入り口に背を向ける形で2名ほど座ることが出来て、右サイドにはテーブル席の残りの椅子が3脚ほどあり、ここが混雑時は待ち席のようです。
入ってすぐのカウンターにセルフのお冷があります。
世界貿易センターがあった頃にNYマンハッタンに行ったことがある私には、ちょうどあの時みた景色と同じ大きな写真が店内の壁伝いに飾られているのが懐かしいです。
きっと店主のイメージはNYの摩天楼の酒場なのかも。
さてメニューは、らー麺(750円)、カレーヌードルズ(800円)、つけ麺(750円)、カレーつけ麺(850円)、辛さ増しのホットカレーつけ麺(900円)の5種類。
トッピングは味玉、チャーシュー増し、麺量の大盛り、サイドはライス、チャーシューご飯に、ハートランドのビール。
営業時間は午後6時から午前2時までと、以前よりも短め。定休日は以前と同じ月曜日と木曜日。飲兵衛は飲んだ締めに寄る感じでしょう。
独学でラーメン作りを極めたご主人、スープは豚骨に魚介、根菜類の野菜を加えたもので、油は鴨油、マー油を使用。麺は三河屋製麺。
私は店主にご挨拶して「ラーメンウォーカー千葉2017」で魔乃巣の休業情報を書かせていただいた旨をお断りして、人気ナンバーワンの「カレーつけ麺」をオーダーしました。
店主は店内で怪我をされた足を若干ひきづりながら、ラーメン作りやお会計をこなされていました。
テボで麺を茹でて、茹で麺を冷水で締めて提供。その際の店内に響くサウンドがまた痺れますね。カッコ良いです。
出来上がりがまた秀逸。スープにスパイスを溶かしこんだつけダレには、提供直前にバーナーで炙った〜四分の一にカットされたブロック体の肉厚煮豚チャーシューが入り、冷水で締めたもちもちした中太麺の上には、燻製された鴨肉が鎮座。真っ赤なスパイスが散りばめられて彩りも鮮やか。
まず麺だけで頂きます。もちもち感がハンパないですね。噛めば噛むほど、弾力があります。そして今度はカレーのつけだれにくぐらせて頂きます。
さらっとしたスパイシーなつけだれ。辛さはそれ程感じずにビターさと、野菜の甘さをほんのりと感じる大人のつけ麺。
あっという間に麺を完食、残ったつけダレにご飯を投入する輩の気持ちが良くわかる美味しさでした。ご馳走様。今度はホットカレーつけ麺にチャレンジしてみます!
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