読破５４６冊目

武曲
藤沢周
羽田融はヒップホップに夢中な高校生
矢田部研吾はアルコール依存症で失職、
今は警備員をしながら剣道部のコーチを務める。
剣道部員とのいざこざで道場に引っ張られ、
渋々竹刀を握った融の姿に、
研吾は殺人刀の使い手と言われた父と同じ天性の剣士を見た。
と言う事でこの人の本は今迄読んだ事が無かったけど、
思っていた以上に面白かったです。
剣士は見ていて損は無いでしょう。
作者が剣道有段者なので、
なる程こういう描写が出来るんだと納得。
これは今時の剣豪小説ですね。
見た事は無いですが映画化されてます。
続編が文庫で出たら読みます。