RACRS 45
27年ぶりに鈴鹿8耐を制したヨシムラ・スズキ。GSX-R1000
鈴鹿8耐では1980年の優勝以来、四半世紀以上の間、勝利から見放されていたヨシムラ
2007年に向けてチームは体制を一新し、
ある程度のリスクは覚悟の上で勝ちを狙いにいった。
結果加賀山・秋吉組が見事期待に応え、実に27年ぶりに8耐栄冠をヨシムラに引き戻した。
折しもこの頃は世界的にみてもプロダクションレースはGSX-Rの黄金期で、
ワールドスーパーバイクでは05年にトロイ・コーサーが初タイトルをもたらし、
05年06年の世界耐久選手権では北川圭一が2年連続で世界チャンピョンに輝き、
AMAのスーパーバイクでは03年から09年までスズキの天下が続く事になる。
と言う事で久々にスズキとヨシムラが輝いた時代です。
しかし鈴鹿八耐の優勝も当日朝のフリー走行で本番車のギアの不具合で、
結果いきなりスペア車ぶっつけ本番で乗り換えての優勝だったり、
監督もPOP吉村の孫の加藤監督のデビュー年で優勝と。
しかしレースガスはシェルやエルフでリッター1700円~1800円ですか。
レースガスの燃えが良いから、燃調を薄くしていってもエンジン特性が悪化しないと。
いや~高価ですな。しかし耐久で燃費は勝負を分ける要因ですから。
さてベースのGSX-Rが今年5年振りに新型になりましたので、
これから今年の八耐が気になります。
やはりレースはベース車両の性能が大きいですから。
近年のヤマハの好成績はR-1のモデルチェンジが効いてますし。
さてホンダもモデルチェンジした事ですし、
久々の大バトルになるんじゃないかと期待。
あとはライダーがどうなるかでしょう。