ソーシャルスキル

以前、このブログで、学校で学ぶ一番大切な能力は勉強ではなく、ソーシャルスキルだと書いたことがあります。


特に、りさは一人っ子で、家の中で兄弟でケンカをしたり、ガマンをするということがありません。


「ソーシャルスキル」とは　対人関係や集団行動を上手に営んでいくための技能のことをいいます。


人は生まれてから多くの人たちと関わりながら知識を身につけ成長していきます。

ほとんどの子どもはわざわざトレーニングをしなくても、親や周りの人の行動を見聞きしたり、
「挨拶しなさい」
など言葉で習ったりして、自然に社会生活に必要な行動を習得し、小さな成功体験を積み重ねていくことで自己肯定感も育っていくのです。

しかし、発達面にアンバランスさのある子どもは、それらのスキルの習得に何らかの困難さを抱えています。

そのため、適切な対人関係を築くために、トレーニングが必要になってきます。


私は、学校での集団生活の中で、それらを習得出来る機会はたくさんあると思います。

もちろん、先生方のご理解とご協力が必要にはなりますが…


りさが、社会生活をおくる上で必要な、「ソーシャルスキル」を身に付け、よりよい対人関係を築けることが、自立する上でなにより大切なことだと思います