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ウェールズ出身のシンガー・ソングライター「メリー・ホプキン」は本日で還暦を迎えます。

2010年05月03日 | 音楽
ウェールズ出身のシンガー・ソングライター「メリー・ホプキン」(Mary Hopkin)は本日で60歳になります。(1950年5月3日生)


幼少より地元で音楽を勉強し、地元でフォークソングのグループ「The Selby Set and Mary」を結成し活動します。

ビートルズが設立したアップルレコード社と契約する前に地元のレコード会社からウェールズ語のEP盤をリリースしました。

モデルのツゥイッギー(Twiggy)がテレヴィのタレントショーで賞を取ったメリー・ホプキンを観てポール・マッカートニーに推薦しました。
これがきっかけで1968年
アップルレコードから最初のシンガーがデビューしました。
ポールマッカトニーがプロデュースしました。
悲しき天使 (Those Were the Days)は全英で1位全米でも2位のセールスを記録しました。


ファーストアルバムはドノヴァンやジョージ・マーティン、ハリー・ニルソンの曲を取り上げています。
Post Card

Toshiba EMI

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第2弾シングルはこれもポールの作品
”Goodbye”です。



”Goodbye”はビートルズもレコーディングしましたがリリースはされませんでした。

続いて
「夢みる港」 (Temma Harbour)
「しあわせの扉 」(Knock Knock Who's There)
とシングルをリリースしました。
トップ10にチャートインしたのはここまででした。

1971年には2枚目のアルバムをリリースします。
Earth Song, Ocean Song

Toshiba EMI

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このアルバムのプロデューサー「トニー・ヴィスコンティー」(Tony Visconti)と1971年結婚します。

その後トニー・ヴィスコンティーのサポートでロックフェスティヴァルに出演したり、デヴィッド・ボウイのアルバムやシンリジーのアルバムに参加します。

1980年代にはエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)のマイクデアルバカーキ(Mike de Albuquerqu)やヴァンゲリス(Vangelis )作曲のブレードランナー(Blade Runner)のサウンドトラックなどに参加しました。
1981年にはトニー・ヴィスコンティーとは離婚しました。


1990年代にはチーフタンス(Chieftains)と共にチャリティーコンサートに参加します。チーフタンスとの交流が始まります。
90年代はオリジナルアルバムのリリースはありませんでした。
コンピレーションのアルバム”Y Caneuon Cynnar”(The Early Recordings)をリリースしました。


2000年代もコンサートやコンピレーションアルバムの製作で活躍しています。
2006年にはダウンロードのみのクリスマスアルバム。
2007年には57歳の誕生日を記念してアルバムをリリースしました。
Valentine

Mary Hopkin Music

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昨年(2009年)はスミソニアンFolkways Recordingsによってレコーディングされたウェールズの歌のアルバムに参加しました。
Blodeugerdd Song of the Flowers

Smithsonian/Folkways

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日本ではアイドルのイメージが強い過去の歌手ですが、ミュージシャンとして現役で活躍しています。










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