(3)アンチスライド
ウィル・ストライボス考案のパズルで、1994年匹見パズルコンペの準優勝作品である。キャラメルのような長方体のピースを動かないように、3×3×3のキューブの中に組み込むものだ。16個のピースを使うと隙間なく満杯になるが、15個しか入っていない。15個、14個、13個、12個、それぞれを振っても動かない(スライドしない)ように組み込む。それぞれ21通り,14通り,1通り,3通りの解がある。その内、13個の場合が最も難しい。
闇雲にやってもなかなか出来ない。順次底から上へと3段の図面をノートに描いて、可能な配置を順序良くやっていくと、答えが見つかる。全通りの解を試してみては、達成感が味わえる。
嬉しいことに類似のものが、明治製菓ミルクキャラメルのパッケージで、(株)ハナヤマ(
http://www.hanayamatoys.co.jp)から発売されている。